
プロジェクトマネージャー(PM)とプロダクトマネージャー(PdM)は、具体的にどんな仕事を行ない、また、どれほどの年収を得ているのだろうか?
Lboseはこのほど、PM・PdMとして働く方を対象にした「PM・PdMの働き方調査」の結果を発表した。
65%がエンジニアからPM・PdMに転身
「PM・PdMの業務内容」を尋ねたところ、もっとも多かったのは「プロジェクトの進捗管理」(65.4%)だった。以下、「各フェーズの工数やスケジュールの策定」(57.6%)、「開発中のプロジェクト管理」(57.6%)、「システム開発の目的や目標の設定」(57.0%)と続いた。
「PM・PdM業務で携わっている領域」について聞くと、「受託開発が多い」「どちらかといえば受託開発が多い」が合わせて50.4%となり、「自社プロダクト開発が多い」「どちらかといえば自社プロダクト開発が多い」(合計49.6%)よりわずかに上回った。
「PM・PdMとしての働き方」を尋ねると、「正社員として所属する企業でのみ働いている」との回答が78.5%と大半を占めた。
「PM・PdMになるまでのキャリア」を聞くと、「エンジニア」が65.7%と、ダントツで最多だった。以下、「他職種から未経験で採用された」(17.2%)、「デザイナー」(6.5%)と続いた。
「PM・PdM以外に並行して行っている業務」を尋ねたところ、ダントツで「エンジニア」(59.8%)が多かった。以下、「セールス業務」(33.3%)、「PM・PdM以外の業務を行うことはない」(13.3%)、「デザイン業務」(11.5%)となった。
年収について聞いたところ、「500万円台」(17.2%)が最も多かった。以下、「1000万円以上」(16.1%)、「700万円台」(13.9%)、「600万円台」(12.6%)と続く。35%が年収800万円以上と回答していることがわかった。
「PM・PdM業務を進めていく上で重視しているスキル」では、「ヒアリングスキル」が58.5%で1位となった。以降、2位「進捗管理スキル」(49.1%)、「提案スキル」(47.2%)、「案件定義スキル」(44.8%)となった。
<調査概要>
・インターネットリサーチ
・回収期間:2022年2月17日 ~ 2022年2月18日
・対象者:事前調査で、ご自身の職種をPM・PdMと回答された方
・回答数:460
出典元:株式会社Lbose
構成/こじへい