
スマートフォンやIoTプラットフォームを核とするコンシューマ電子機器を展開するXiaomi(シャオミ)から、同社フラッグシップモデルとなる最新ワイヤレスイヤホン「Xiaomi Buds 3T Pro」が、3月18日(金)12時より発売される。価格はオープン価格。市場想定価格は23,800円。
最大40dBのアダプティブANCと3+1ANCモード
「Xiaomi Buds 3T Pro」は強力な独立型ANCプロセッサを搭載し、最大40dB のハイブリッドノイズキャンセリングを実現。
そのANCは以下の4つのモードが装備されている。まず公園でのリラックスに最適なライトモード、そしてオフィスでの使用に最適なバランスモード、騒がしい地下鉄での通勤に最適なディープモ ードの3つのモードに加え、周囲の騒音レベルをインテリジェントに検出し、最も適したノイズキャンセリングレベルに調整するアダプティブモードも搭載されている。
外部音取り込みモード
外部音取り込みモードでは、イヤホンを装着したまま、外部の音を聞くことができる。また、音声の周波数をクリアに保つボイスエンハンスメントにも対応。騒がしい環境でも会話がしやすくなった。
高級なダイナミックドライバーの採用と LHDC4.0 コーデック対応
DLC でコーティングされた10mmデュアルマグネット・ダイナミックドライバーを採用。スタジオレベルの音質を実現した。また、コーデックは LHDC4.0 対応で、 HiFi レベルのストリーミングにも対応し、高音質を追求している。
サラウンドオーディオと頭の位置に合わせた空間的なオーディオ
次世代の空間的なオーディオ機能が搭載されており、パーソナルシアターやライブコン サートにいるような、360度のサウンドスケープを作り出す。さらに、頭の位置を追跡することで、より没入感のあるリアルなサウンド配置を実行するという。
防塵・耐水性能など便利で多彩な機能も備える
まず同時に2台の機器と接続することが可能なデュアルデバイス接続を実現。スマートフォンとPCなどのスマート機器を 接続することで、動画を視聴しながら即座に電話にも対応できるなど、柔軟にイヤホン を使用することができる。
そして厳密な設計のもと、本体はIP55 の防塵・耐水性能を取得。雨の中やジムで汗をかきながらでも安心して聴くことが可能だ。
充電に関しては、一回の充電で最大6時間、ケースのバッテリーと合わせて最大24時間の再生に対応。さらにQi認証のワイヤレス充電器も使うことができる。
一方、本体はイヤホンは片耳あたり約 4.9g という軽量設計。さら に、耳の形に合わせたイヤホン設計により、快適で安全な装着感が得られると同社では説明している。耳の気圧を調整する大型のベントによって、長時間の使用でも疲れにくい設計となっているという。
構成/清水眞希