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友達と自宅学習、オンラインの個別指導塾、コロナ禍で進化する中高生の自宅学習トレンド

2022.03.07

コロナ第6波を受け、一時は休校になる学校も出た。文部科学省が2022年2月4日付けで発表した調査では、1月26日時点で公立の幼稚園及び学校のうち、特定の学年・学級の臨時休業は4,727校(13.3%)、学校全体の臨時休業は1,114校(3.1%)となった。

そうした中、中高生たちの自宅学習にもさまざまな工夫や進化が見られる。今回は、中高生たちの新しい自宅学習方法のトレンドを見ていこう。

休校中に友達と「つながる」自宅学習がトレンド

「今から数学の宿題やるよ」「10時まで集中しよ」――。LINEやZoom、スマートフォン搭載のビデオ通話機能等を使ってクラスメイトとつなぎながら勉強する。そんなトレンドが中高生の間で広がっている。

ベネッセが先日、2022年1月28日から2月7日、中学1年生から高校3年生6,170名に対して実施した「オンライン自習サービスに関する調査」の結果を発表した。オンライン自習とは、主にスマートフォンアプリを使って、友達と一緒に勉強する学習スタイルを指す。

調査の結果、中高生全体におけるオンライン自習サービスの利用率は、コロナ前の2020年2月には20.3%だったところ、コロナ後の2022年2月には51.9%と約2.5倍に増加した。高校生に限定すると、33.3%から68.3%と約2倍の増加となった。

中高生の「オンライン自習サービス」利用率

ベネッセが提供するオンライン自習サービス「StudyCast(以下、スタディキャスト)」は友達 2-4 人でスマホアプリ上に「勉強部屋」を作成し、リアルタイムで一緒に勉強することができる無料のサービスだ。コロナ禍で利用者数を伸ばし、直近のオミクロン株感染拡大で急増する休校や学級閉鎖の支援策として、クラス単位など大人数で利用できる「オープンルーム機能」を搭載した。

4人でのスタディキャスト利用イメージ

スタディキャスト利用者からは「勉強会がしたいとき、今はコロナでどこにも集まれないし、集まるのに時間がかかってしまいます。だからこのアプリで一緒に勉強しています」「コロナによる自粛、休校によって友達と会えないことがストレスになるときもあるため、友達とのオンライン自習は勉強のやる気も上がり、友達の顔も見られるため、とてもいいと思う」などの声がある。

スタディキャスト責任者である、新規事業開発室室長の永田祐太郎氏は、他のビデオ通話ツールがある中で、StudyCastの特徴について次のことを挙げる

「一つ目は、つながりながら学習した勉強時間を自動で記録してくれるところです。教科別、期間別、参考書別にも記録してくれるので、『数学はどれくらい勉強しているのだろう』『今週の勉強時間は何時間だろう』『最近買った参考書の勉強は捗っているかな』などが視覚的に分かります。

二つ目は、だらだらと勉強しないように『15分×3セット』のような集中するメソッドがあることです

三つ目は、リアルの友だち以外とも勉強できるように『ビデオ通話』以外のつながり方があることです。オンライン上の安全性を担保した『オープンルーム』というルームに入り、同じ学年や同じ志望校の仲間と一緒に勉強する機能があります」

「オープンルーム」機能は特に人気の機能だという。

「今まで、誰かと勉強するときは、学校の友だちや塾の友達などリアルの友達とするのが主流でしたが、オープンルーム機能は、ビデオ・音声の通話はなしで、スタンプのみが使える専用チャットを通して励まし合えるという安全性を意識したルーム内で、同じ学年や同じ志望校の仲間と一緒に勉強することができる機能です。

もちろん、学習記録も自動でしてくれますし、時々、中高生に人気のインフルエンサーがルームを作って、そこに大勢で集まって勉強するイベントもあります」

利用者からの声では、「勉強が続けられる」「集中できる」などの声がある。その背景にはどんなことにあるのか。

「勉強のモチベーションを上げるためのきっかけとなる『誰かと一緒に勉強する』が、いつでも可能であることです。コロナ禍もあって、リアルの場で友だちと勉強するのはなかなか難しいですし、友だちもいつも都合よく予定が空いているわけでもありません。そんなときに、スタディキャストは、アプリを開けばいつも全国の勉強仲間がいるので、モチベーションを上げることができます。

また、学習記録が自動で積み上がるため、達成感を毎日得られることや毎日、学習時間ランキングが更新され、毎日頑張っている仲間の存在を知ることができるという点もあると思われます」

スタディキャストは、勉強だけでないメリットも期待できるという。

「スタディキャストはスマホ専用アプリですので、スタディキャストを開いて学習時間を記録しているということは、結果的に『スマホいじり』を防止することにつながります。

昨今、中高生のスマホ依存が課題視されていますが、スマホでゲームや動画閲覧する時間を減らしたい場合は、勉強に限らず、何かの作業をする際になどにスタディキャストでその時間を記録することで、スマホいじりが防止され、作業に集中できます」

中高生たちは、コロナ禍で繰り返される休校や自粛による自宅学習の成果を上げるために工夫をこらしているようだ。この先、使えるツールが増えるとさらに効率が上がるだろう。

今ドキはオンライン個別指導でモチベーションも成績もアップ!

「そら塾」イメージ

自宅学習は、塾による支援も活用できる。最近では通塾だけでなく、オンライン学習塾も増えており、自宅で学校の勉強と並行してそれらを利用する方法もある。

オンライン個別指導塾「そら塾」は、自宅に居ながら隣に先生がいるかのように、先生1人に対して生徒2人までの個別指導をオンラインで受けられるサービスだ。専用のテキストに連動した解説動画は、いつでも自由に視聴できるため、テスト前・入試前に繰り返し学習するのに役立つ。中高生の休校中にも利用されているという。

オンライン塾は校舎がなく、設備費や維持費を大きくカットできるため、授業料が抑えられる。授業はオンラインでどこでもできるため、通塾やオフラインでの人との接触がないのも安心要素だ。

中高生向けそら塾で勉強が続けられる背景にはどんなことがあるのか。事業責任者のそら塾塾長伊藤壮介氏は次の2つを挙げる。

「一つは、一人一人に合わせた徹底サポートとコミュニケーションにあります。講師は、指導方法はもちろん、コミュニケーションにも踏み込んだ特別な研修を受けた首都圏の有名大学在籍の学生が中心で、毎回決まって同じ講師が担当するため、生徒に深く寄り添った指導をします。対面と同じように双方向でコミュニケーションを取りながら指導し『できたらほめる』を徹底して行うため、学習に対するモチベーションが上がりやすくなっています。

もう一つは、成績が上がること。そら塾の産みの親でもある『森塾』は、日本で初めて学校のテストで+20点の成績保障をした、学校成績を上げることを強みとした個別指導塾です。そら塾の指導システムも森塾のノウハウやメソッドを取り入れたものになっており、定期テスト対策や学校成績を上げることはそら塾が最も得意とする分野です。

実際に学校の成績が上がることでモチベーションが上がり、勉強が楽しくなり、勉強が続けられるという循環ができています」

「そら塾」画面イメージ

そら塾には、「オンライン自習室」があり、他のそら塾生と一緒にオンラインで自習することができる機能もある。伊藤氏は、オンライン自習室の特徴について次のように話す。

「一人だと、ついつい気が散って勉強できないというお子様でも、誰かに見られていると集中して勉強してくれるので非常に助かる、と保護者さまからお声をいただくことが増えています。そら塾のオンライン自習室は、自習室担当の先生を常時配置しています。わからないところがあればいつでも質問することもできますし、自習開始時に『今日は何をやる?』と目標を決めたり、質問がない生徒には『何か困っていることない?』と声かけしたりと、フォロー体制を整えています」

そら塾の、勉強だけではないメリットにはどんなことがあるだろうか。

「そら塾の講師は、生徒の表情を見ながら、積極的にコミュニケーションを取ることを心がけています。結果として、普段は緊張して発言や質問をすることが苦手な生徒さんも、先生にリードされる形で徐々に発言する回数が増えていく傾向があり、お子様の“伝える力”の向上に寄与しています。オンラインでも『伝わる』コミュニケーションスキルを中高生のうちから身につけることは、社会人になっても役立つ、大きなメリットです」

休校や自粛中の心配要素として、生徒や先生とのコミュニケーションが不足することが挙げられる。そら塾のようなオンライン指導は、コミュニケーションという観点からも有用であるようだ。

中高生たちは、コロナ禍にもめげず、今しかできない勉強に対して、懸命に取り組んでいる。親の立場としては、ただ「勉強しなさい」などの呼びかけだけでなく、こうした中高生たちの工夫を知らせるのも良いのではないだろうか。

【参考】
ベネッセ「StudyCast」
そら塾
文部科学省「新型コロナウイルス感染症の影響による臨時休業状況調査の結果について」令和4年2月4日

取材・文/石原亜香利

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