
自宅を快適なオフィスに。サブスクサービス有効利用のススメ
新型コロナ第6波の襲来によって、再びリモートワーク推奨の空気となってきている。一部にはすぐに第7波がやってくるのではという意見もあり、自宅にこもっての仕事の機運はなかなかおさまりそうにない。
自宅で仕事するようになると、会社のオフィスがいかに働くために最適化された環境であったかに気づく。会社側が用意してくれていた環境を、在宅ワークでは自分で整えていかなければならない。
コロナ禍の少し前から、いろいろな分野でサブスクサービス(月ごとに一定額を払って使うサービス。もとは「月額購読」の意味)が広がってきている。自宅の環境を快適なオフィスのように整えるのにおすすめなサブスクサービスを紹介したい。
コーヒーやお菓子のサブスクサービス
コーヒーやお菓子といった、オフィスだとどこかからわいてくるかのように感じられる休憩時のもろもろも、家だと自分で用意しなくてはならない。どんなサブスクサービスがあるのだろうか。
たとえば、ポストに自分向けにセレクトしたコーヒーが定期的に届くPostCofee。
https://postcoffee.co/
契約するとネスレのドリップマシン「バリスタ」が無料で使える、ネスレ定期お届け便。
https://shop.nestle.jp/front/contents/machine/
「おやつ診断」で自分向けに厳選したお菓子が届くスナックミー。
https://lp.snaq.me/
安定した品質の森永のお菓子が届く、天使のお菓子箱。
https://www.morinaga.co.jp/direct-store/products/list.php?category_id=173
家でもちょっといいものをちょこっと飲んだりつまんだりできると、仕事のモチベーションも上がるというものだ。
この他、厳密にはサブスクではないが、Amazonの「定期おトク便」でお茶などを定期購入するのもありだ。
ちょっと気合を入れたいとき、作業を終えてリラックスしたいとき。飲み物やお菓子などをうまく使って、仕事に集中できる心身を保っていこう。
サブスク音楽配信サービス
家庭のゴタゴタから離れて仕事に集中するために、あるいは休憩時やオンオフ切り替え時の気分転換のために、音楽サービスも有効利用したい。
サブスク音楽配信サービスの分野では、Apple、Amazonなどをはじめとした多くの会社がしのぎを削っている。多くは月額1000円程度で、膨大な数の曲を聴くことができる。
筆者はかなり長いこと迷った挙句、Apple Musicを契約してみたが、自分の人生上で大きな音楽体験の変化を感じたので、ぜひ勧めておきたい。
https://www.apple.com/jp/apple-music/
Apple Musicでまず楽、かつ刺激的なのが、最初に聴く曲なりアルバムなりプレイリストなりを選んでおくと、似た感じの曲を、それも適度な変化の幅を持たせながら1日中でも流し続けてくれることだ。こうすることでApple Musicは、少しずつ自分の音楽体験を広げてくれる。
流れてきた曲でおっと思った曲はお気に入りに登録したりライブラリに追加したりしておくと見失わないし、それをAIが分析してさらに音楽の世界を深めてくれる。
懐かしい曲や、流行っていたけど聴けずに過ごしてしまった曲など、いくら聴いても月額分しかとられないのもとても楽しい。
適度に幅を持たせてちょっと違った曲をサジェストしてくれるところは、昔ながらのレコード屋の音楽好きの店員のようでもある。しかし、何千万曲というレベルの膨大な曲を無制限に、まるで「音楽の源泉かけ流し」のように聴かせてくれるところは、デジタル時代ならではの音楽のありかただろう。
「音楽の源泉かけ流し」のような状況に身を置きながら日々生活しているうちに、自分が本当に好きなジャンルや音の質がどういったものなのかについての洞察も深まる。どんな作業をするときにどんな曲がぴったりなのかも、だんだんと見つけられるようになってくるだろう。
筆者が魅力を感じたサジェスト機能や膨大な曲数については基本的にどのサブスクサービスでも用意されているので、ぜひ比較しながら自分に合ったものを選んでみてほしい。
自宅をオリジナルな快適オフィスに
自宅だと通勤しないでいいから楽ではあるが、普段の生活空間で仕事することになるので、気分転換が難しかったり、生産性を欠いたりする傾向があるのも事実だ。在宅ワークのその欠点をうまく乗り越えさせてくれる、強力な助っ人のひとつがサブスクサービスだ。
サブスクサービスをうまく利用して、自分だけの快適な在宅オフィスを追求してみよう。
文/ヒルダ
自身の豆腐メンタルを克服しようと情報を集めまくっているうちにやたらとメンタルヘルスに詳しくなってしまったライター。