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パーソナライズ型シャワー、スピーカー内蔵シャワーヘッド、スマホ連動、バスルームはここまで進化した!

2022.03.01

コロナ禍のステイホーム需要やスマートホームの流れもあり、「スマートバスルーム」市場が活性化している。機能性だけでなくリラックスできる空間としても今後、需要が高まるといわれる。今回は、スマートバスルームのトレンドと共に、最新製品や日本製品を紹介する。

コロナ禍で変化するバスルームへのニーズ

コロナ禍で消費者のバスルームへのニーズはどのように変化したのか。

先日、新製品を発表した米国キッチン&バスルーム製品大手コーラーカンパニーの、アジアパシフィック キッチン&バス事業部の浜野祐子氏は次のように話す。

「コロナ禍において、バスルームは貴重なプライベート空間となっています。すべてのものから解放されてリラックスできるよう、使い方やデザインにおいて、よりシンプルなものが求められています。コロナ禍のバスルームのキーワードは「非日常」「リラックス」。いやなことがあってもバスルームでホッと一息つけるよう、プライベートのリラックスタイムをサポートできればと考えています」(浜野氏)

また、日本を代表するバス・トイレなど水まわり住宅総合機器メーカーTOTOの広報 浅妻令子氏は、次のように述べる。

「在宅時間の増加により、家事の負担が増えたことから、入浴後のお掃除は、自動洗浄に任せて、自分の時間にあてたいという考える方が多くなっています。また、お風呂でリラックス・リフレッシュしたいという要望が増え、浴槽に身をゆだねながらリラックスし、浴室の照明もその時の気分に合わせて調節できる機能にご興味を持たれる方が多くなっています」(浅妻氏)

スマートバスルーム市場がコロナで活性化!

KOHLERのスマートバスルーム製品イメージ

近年、スマートフォンなどから操作できる自動化された「スマートバスルーム」が注目を集めていたが、コロナ禍でさらに活性化したようだ。

2022年1月にREPORTOCEANが発行した新レポートによると、世界のスマートバスルーム市場は、2019年に約469億9,000万米ドルと評価され、予測期間2020-2027年には19.60%以上の健全な成長率で成長すると予想されている。

スマートバスルームには、省エネ、制御性の向上、環境への配慮など、さまざまなメリットがあることから、スマートホームの普及と住宅改修プロジェクトの増加が、予測期間中のスマートバスルームの採用を牽引しているという。

世界のスマートバスルームのトレンドについて、コーラーカンパニー浜野氏は次のように述べる。

「スマートバスルーム用品につきましては、ひと昔前は多機能なものが好まれる傾向がありました。しかし、近年は雑多な能性よりも“直感的に使える”というポイントが重視されています。当社の製品も操作ボタンやの数や文字表現を最小限にして、いろんな方が直感的に使える工夫を凝らしています。

海外のスマートバスルームのデザインにつきましては、シャワールームと日常空間がシームレスにつながるような一体感がトレンドとなっています。室内のインテリアとの相性を踏まえて、水栓金具の色や、形までこだわるお客様も多くいらっしゃいます。クールでシャープなミニマリズムから脱却し、代わりに滑らかなラインで心地よく温かみのあるデザインが好評です」(浜野氏)

KOHLERの最新スマートバス製品2つ

先日、コーラーカンパニーが日本で2022年下半期に発売すると発表した「ステートメント&アンセムシャワーコレクション」と2022年4月中旬に発売すると発表した「Moxie ハンドシャワー+ ワイヤレススピーカー」についてチェックしておこう。

(1)「ステートメント&アンセムシャワーコレクション」

「ステートメント&アンセムシャワーコレクション」は、2022年下半期以降、ホテル向けに展開予定の製品。ツイストジェットからミストまで7種のシャワー体験でセルフケアができる。頭は冷たくマッサージできるツイストシャワー、体は温かく包み込むミストシャワーなど、その人に合った温度とシャワー機能の組み合わせをパーソナライズで設定できる次世代型シャワーとなっている。

(2)「Moxie ハンドシャワー+ ワイヤレススピーカー」

Moxieは、ミニマルなデザインが特徴のシャワーヘッドに、ポータブルワイヤレススピーカーを装着したシャワーヘッド。「ハーマン カードン」のスピーカーは環境に合わせて自動的に音がチューニングされる仕様で「浴室で聴く」サウンドが好評。スピーカーはマグネットによる着脱式で取り外しができる。防水機能つき。2022年4月に日本の販売代理店のECサイトで販売開始予定。

これらの製品は、消費者のどのようなニーズから生まれたものなのか。浜野氏は次のように話す。

「近年のバスルームに求められているのは『ウェルビーイング』『リラックス』です。さらに、コロナ禍により『非日常』という要素が加わっています。

『ステートメント&アンセムシャワーコレクション』は、ボディシャワーを通じて快適なリラックスタイムを提供します。直感的に使えるデザインでありながら、シャワーの種類、温度、強さなどをパーソナライズで設定可能です。五つ星のラグジュアリーホテル・大手外資系ホテルなどに展開予定で、一般消費者向けの販売は今後検討して参ります。

『Moxieハンドシャワー+ ワイヤレススピーカー』は、一般消費者に向けて販売する予定で、バスルームに非日常やリラックスをもたらす、新感覚のスマートシャワーです。2021年11月アジア地域では中国で先行発売しましたが、あっという間に完売しました。特に人気があったのは、20~30代の若年層です。購入者からは好評の声をいただいております」

実際に「Moxie」を利用したコーラーの社員は「音楽がシャワーの中にあるだけで、ものすごく気分があがります。浴室で映画を見ることもありますが、非日常を味わえます」と感想を述べているという。

ステイホームの時間が増えて日常空間に退屈したときには、ひとときの休息タイムに浴室で音楽や映画にひたるのもよさそうだ。

TOTOのスマホから操作できる「つながる快適セット」

日本でも、スマートバスルーム製品の開発が進んでいる。TOTOでは、お風呂の準備や清掃がスマートフォンの専用アプリから操作できる「つながる快適セット」を2020年9月に発売した。

浴槽掃除・暖房・お湯はりなどの入浴準備を、スマートフォンの専用アプリから、場所問わず、どこからでも操作できるのが特徴だ。

「シンラ」コーディネート例

入浴前後には浴槽の自動洗浄ができ、家事の負担を軽減できる。さらに入浴前に、事前に遠隔操作で浴室をあたためることができるため、寒暖差が少ない快適空間を実現する。近年、注意喚起されているヒートショック対策にもなる。

2021年8月に発売された戸建て向けシステムバスルーム/マンションリモデルバスルーム

「SYNLA(シンラ)」では、新たに「床ワイパー洗浄(きれい除菌水)」の遠隔操作とスマートスピーカーによる音声操作機能を追加。掃除の手間のさらなる削減と共に、よりスマートなライフスタイルを促進する。

「床ワイパー洗浄(きれい除菌水)」

「シンラ」

浴室空間での体験のみならず、掃除負担を軽くしてくれるなど、生活に根差した配慮がきいているスマートバスルームといえる。

TOTOの浅妻氏は「今後も『リラックス・リフレッシュ』『清掃性』を重視し、お客様に喜ばれる商品を開発してまいります」と述べた。

外部の世界が足遠くなる今、浴室が特別な空間となり得る。スマートバスルームがさらにその特別空間をリラックスはもちろん、時にエキサイティング、ときにリフレッシュの空間に進化させてくれそうだ。

【出典】
REPORTOCEAN「スマートバスルームの世界市場は2027年まで年平均成長率19.60%で成長する見込み」

【参考】
KOHLER 日本正規代理店のブランド公式サイト
JPK
日鉄物産マテックス

TOTO「つながる快適セット」

取材・文/石原亜香利

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