
不要なホタテ殻をアップサイクルした非常用トイレ『エコな非常用簡易トイレ』
北海道の水産林務部水産局水産振興課の調査によると、2020年度では約13万トンのホタテ殻が廃棄されている。
大量に廃棄されている貝殻を有効活用するため、今回サンコーが新発売する『エコな非常用簡易トイレ』には、便座部分を従来のプラスチックではなく、ホタテ殻を51%配合したバイオマスプラスチックを採用。
動植物由来の持続可能な資源を使用することで、プラスチックの使用量や産業廃棄物の削減に配慮しつつ、災害時にも備えられる商品を開発した。
エコな非常用簡易トイレ
便座にホタテ殻を使用することでプラスチックの量を減らし、環境に配慮した商品(同社比)。本体を開いて、補強パーツを差し込み、便座をのせるだけで組み立て簡単。
折りたためて持ち運びに便利で約120kgの体重まで支えられる。室内でポータブルトイレとしても使用が可能。凝固剤と汚物袋は5回分がセットになっている。
構成/ino.