
「トイレが脂まみれ」「宿便」「痩せ菌」「腸内の脂肪が出る」など。昨今、サプリメントなどの商品で消費者トラブルが増えていることから、規制が強化されている。消費者からも次のような表現を使った動画や画像が「誇大広告ではないか」「気持ち悪い」などの声がネット上ではあがっている。
そこで薬事法マーケティングの教科書は、規制強化や自主規制の要請など、様々な会社に影響が波及しているサプリメント広告についてアンケート調査を行った。
サプリメント広告で不快に感じた人や購入した人の割合は?
どの媒体でサプリメントの広告をよく見ますか?(複数選択可)
Youtubeで見た人が一番多い結果となった。それだけ普段からYoutubeを見ている人が多いということでもある。また、動画で訴求しやすいという側面もあるかもしれない。
次に、検索エンジンによる検索結果やWebサイトで見た人が多い結果となった。検索結果に出てくるリスティング広告やWebサイトに表示されるアフィリエイト広告、アドネットワーク広告などが考えられる。
サプリメントのインターネット広告で不快に感じたことはありますか?
約6割の人が不快に感じているという結果となった。一方で同じような広告でも特に不快に思わない人も相当数いることが分かった。
サプリメントのインターネット広告を見て購入したことはありますか?
サプリメントをインターネットで購入したことがある方は約2割いた。
購入した決め手としては、「効くと思った」「何となく良さそうだった」を選んだ人が多かった。販売ページでは様々な訴求がされているが、それらが効果的に働いていると言えそうだ。
調査概要
調査時期:2021年12月28日~2022年1月3日
調査方法:インターネット調査
調査対象:20~67歳の男女325人
https://yakujihou-marketing.net/archives/3511
https://yakujihou-marketing.net/
構成/ino.