
買い物カゴ約5.1個分の収納力&7段式構成など機能性も追求
新型コロナウイルス感染拡大による在宅時間が増加する一方、外食機会の減少などにより、食材のまとめ買いや長期保存を目的とした冷凍保存の需要が高まりを見せていると言われている。
特に年明けからはオミクロン株により新規感染者が急増。これに伴い、濃厚接触者となれば、短縮されたとはいえ7日間の自宅待機が求められる。
そこで家電メーカーのハイアールでは、予てから食材の確保と備蓄のために家庭用冷凍冷蔵庫とは別に、単体の冷凍庫「セカンド冷凍庫」の導入を提案しているが、上述したような昨今の情勢を踏まえ、新たに冷凍と解凍を同時にできるセカンド冷凍庫JF-NUF168Aを開発。
3月1日より全国の家電量販店、ホームセンター、GMS、WEB通販などで順次発売を開始すると発表した。
では、この〝冷凍と解凍を同時にできる〟とは、どういうことなのか。詳しく見ていきたい。
JF-NUF168A
2室独立構造により各室の個別温度設定が可能になった
今回発売される168L前開き式冷凍庫(JF-NUF168A)は、食材の種類や大きさ、冷凍や冷蔵の目的などに合わせて、上下各室で個別に温度を設定できる独自の機能を搭載。
モード設定は通常の「冷凍モード(-18℃)」(上下室とも)に加え、解凍不要で凍ったまま調理ができる「ソフト冷凍モード(-8℃)」(上室のみ)、肉や魚などを新鮮なまま保存できる「急冷凍モード」(下室のみ)、「4℃冷蔵モード」(上下室とも)を搭載している。
各室の温度設定は、上室では8℃・4℃・-8℃、-16℃、-18℃、-20℃の6つの温度から、下室では-16℃〜-24℃の温度から1℃単位で設定が可能だ。
例えば、上室を「ソフト冷凍モード(-8℃)」や「4℃(冷蔵)」の解凍専用に、下室を「冷凍(-18℃)」に設定して利用することで、冷凍と解凍を同時に行うこともできるわけだ。
以上のような設定は、本体前面の操作パネルで簡単に実行できる。
各室の温度設定の概要
買い物カゴ約5.1個分の収納力を備えた使いやすい7段式
幅49.7cmのスリムボディながら、買い物カゴ約5.1個分の収納が可能。省スペースを実現しながら、まとめ買いや大きめの食材を購入する家庭にも安心して利用できる。
また、庫内は食材の分け入れに便利な7段式を採用。フレキシブルに使えるガラス棚スペース2段と引き出し式クリアバスケット5段の構成で、大量の食材もキレイに収納でき、見やすさ・探しやすさ・取り出しやすさにもした。
キッチンはもちろん、ダイニングやリビングなどに置いても空間に溶け込む、スリムかつシンプルなデザインもチェックしておきたい。
JF-NUF168Aの主な仕様
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構成/清水眞希