
1万円を切る価格ながら動画作成・音声録音などにも対応する音質を実現
新型コロナウイルスによるパンデミックは、日常生活だけではなく、テレワークやリモート会議、ウェビナーなど、オンラインを中心としたビジネススタイルにも大きな変化をもたらした。
これに伴い、最近では映像に加え、音声デバイスにも関心が高まっている。自分の話す内容が相手に正確に伝わらなかったり、また相手の言葉が不明瞭であれば、ビジネス上の致命傷ともなりかねないからだ。
そのような背景の中で登場してきたのが、今回紹介するCCアーキテクトのコンデンサーマイク「マイクロフォン VF10」。
これは同社が展開する、VOPTECHブランド初の単一指向性コンデンサーマイクで、同社によれば、企業コミュニケーションをスムーズに行なうために開発されたという。
しかも、従来は3~5万円の価格帯で販売されていたレベルの製品を1万円を切る価格で提供できるようになった、と同社では説明している。
その特徴を以下に挙げてみたので、早速チェックしていこう。
ビジネスで必要とされる音声品質を高いコストパフォーマンスで改善
周囲の雑音に強い単一指向性マイク
指向性マイクは、単一方向の明瞭に音を拾うため、周囲に影響されにくく、またハウリングにも強い構造のため、よりクリアな音声を必要とするシーンに活躍が期待できる。
具体的には明瞭な音声が求められるウェビナー、レコーディング、動画やライブ配信など、幅広い使用シーンが想定される。
ワンタッチミュート&わかりやすいインジケーター付き
タッチセンサー式のミュートボタンで手軽に操作が可能。また赤ライトが点灯するとミュート状態、緑ライト点灯は録音可能状態と、わかりやすいインジケーター表示により操作ミスを低減できる。
3.5mmヘッドホンジャックも搭載しており、ヘッドホンによるリアルタイムのモニターも可能だ。
コンパクトサイズ&角度は水平方向360°に調整可能
付属品の三脚スタンドでマイクを固定できるほか、本体はコンパクトなサイズで日常業務にも使いやすい。
マイク下部のリングを締めることで、マイクの角度を水平方向360°に調整可能。さらにマウントをネジで締めることで垂直方向にも最大180°まで調整できる。
「マイクロフォン VF10」の主な仕様
電源:5V
周波数応答:50hz~18Khz
感度:-40dB±3dB(1kHzの場合)
ノイズレベル:-80Dba (A-wt)
最大音圧レベル:110dB(1kHzの場合≤1% T.H.D)
SN比:70dB @1KHz 94dB SPL(A-weighted)
電流:110mA
対応可能な端末:パソコン(Windows、Mac)、スマホ
材質:アルミニウム合金
接続方法:USB-A/C分岐ケーブル
ケーブル長さ:2m
関連情報
https://store.cc-arc.com/product/mic_vf10/
構成/清水眞希