
言わずと知れた日本一の山・富士山。日本人なら人生に一度は登りたいと考える人は多そうだが、実際のところ、どれくらいの人が富士登山に挑戦した経験があるのだろうか?
そんな「富士山」に関する実態調査がこのほど、スマートフォン専用のリサーチプラットフォーム「LINEリサーチ」により、日本全国の男女を対象にして実施された。
全体で2割弱の人は山歩きをする!男性のほうがやや割合が高め
はじめに、ふだん、登山、トレッキング/ハイキングなど、山歩きをすることがあるか聞いた。なお、山歩きを目的としないウォーキング/散策などは除いて答えてもらっている。
全体では、山歩きを「まったくしない」という人は48%で、もっとも割合が高くなっている。次に「ほとんどしない」が34%、「たまにする」が16%と続く。「よくする」「たまにする」を合わせた、「山歩きをする」という人は全体で18%だった。山歩きをする人は少数派ということがわかった。
男女別にみると、「山歩きをする」という人は、男性が22%、女性が14%となっている。また、全体でもっとも割合が高い「まったくしない」では、女性が5割超と、男性と比べて高くなっている。
年代別では大きな差はみられなかったものの、山歩きを「まったくしない」という人の割合は、30~40代でやや高い傾向にあった。
「富士山」に登ったことがある人は2割弱
次にこれまでに「富士山」に登ったことがある、もしくは見たことがあるか(写真や映像などは除く)を聞いた。
全体では、「登ったことがある」という人は2割弱。もっとも割合が高いのは、「登ったことはないが、見たことはある」という人で7割弱となっている。
年代が上がるほど「登ったことがある」という人の割合が高くなっており、女性よりも男性の割合がやや高くなっていた。特に男性30代以上では2割超となっている。
また、「登ったことはないが、見たことはある」という人の割合も、年代が上がるほど増加傾向で、50代でもっとも高く7割超となっている。
一方で、富士山を「登ったことも見たこともない」という人は全体で1割超だが、10代では2割超と、他の年代と比べて高い割合だった。
男女別にみると、「登ったことはないが、見たことはある」という人、また「登ったことも見たこともない」という人は、女性のほうが高い割合となっていた。
<調査概要>
LINEユーザーを対象にしたスマートフォンWeb調査
調査対象:日本全国の15歳~59歳の男女
実施時期:2022年1月7日~2022年1月11日
有効回収数:5252サンプル
※性別年代構成比を市場にあわせてウェイトバック
※表/グラフ中の数字は小数第一位または第二位を四捨五入しているため、合計しても100%にならなかったり、同じパーセンテージでも見え方が異なったりする場合がある。
構成/こじへい