
世の中のデジタル化が進むと、その反動か、古きアナログなモノが良く見えてきます。
1901年に最初のモーターサイクルを製造したロイヤルエンフィールドは、現在も生産を続けている世界最古のモーターサイクルブランドです。
同ブランドがリリースした最新バイク、「Classic(クラシック) 350」は、現代の技術と由緒正しい懐古趣味を融合。旧車の良さを気軽に味わえるバイクなのです。
魅惑のクラシックデザイン
直立したエンジンをほぼ前後センターに置き、ティアドロップ型のタンク、大型の前後フェンダーを装着。前後のサスペンションもトラディショナルなスタイルとなり、マフラーも直線基調。ロイヤルエンフィールドならではのビンテージ感が詰まったデザインテイストは、最新の「クラシック 350」にも健在です。
液晶パネルを採用したデジタル/アナログ式のインストルメントクラスターは、伝統の中に現代的要素を加えます。
また、ハンドルバーの下にUSB充電ポートを装備。スマートフォンが手放せない暮らしの中、外出先での充電にも対応します。
とはいえ、キルスイッチは昔ながらのデザイン。この古臭さがたまりません。
新型「クラシック 350」は、ソフトフォームのクッションパッドを備えた幅広のシートを採用しています。
また新たなハンドルバーを採用し、ライディングポジションを細かく調整。
「クラシック」シリーズ伝統のフィーリングを維持しながら、快適性もアップしています。
磨き上げられたエンジン/メカニズム
新型「クラシック 350」には、349cc空冷単気筒エンジンを搭載しています。
最高出力は20.2bhp/6150rpm、最大トルクは27Nm/4000rpmを発生。低音域の力強いサウンドが魅力です。
また、一次バランサーシャフトを採用したことで、スムーズかつ快適な操作性を実現。力強い加速とゆったりした走りが楽しめます。
そして、現代のバイクにふさわしく、デュアルチャンネルABSと前後ディスクブレーキを搭載。確かなストッピングパワーを得ています。
新型「クラシック 350」は4つのエディションと計9種類のカラーを用意
新型「クラシック 350」は価格57万7500円からと比較的購入しやすい価格設定を行っています。さらに、4つのエディションと計9種類のカラーバリエーションがラインアップし、選ぶ楽しみも豊富です。
Classic Chrome(クラシッククローム)販売価格60万3900円
1950年代の英国製モーターサイクルの雰囲気を色濃く残したプレミアムなエディション。
Chrome Red(クロームレッド)とChrome Bronze(クロームブロンズ)の2色がラインアップし、デュアルカラータンクや1950年代にロイヤルエンフィールドが付けていたタンクバッジを忠実に再現しています。
Classic Dark(クラシックダーク)価格60万600円
新型「クラシック 350」を都会的にカスタムしたモデル。アロイ ホイールとチューブレスタイヤを装着します。
Stealth Black(ステルスブラック)とGunmetal Grey(ガンメタルグレー)の2色を用意しています。
Classic Signals(クラシックシグナルズ)価格58万3000円
ロイヤルエンフィールドと軍の歴史を記念して作られたモデル。バッジやグラフィックを施し、タンクには固有のナンバーを刻印します。
Marsh Grey(マーシュグレー)とDesert Sand(デザートサンド)の2色展開となります。
Halcyon(ハルシオン)価格57万7500円
ハルシオンの名の通り、「クラシック」の伝統を讃え、美しいレトロクラシックな外観が魅力のエディション。
Green(グリーン)、Grey(グレー)、Black(ブラック)の3色が用意されます。
取材・文/中馬幹弘
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