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美術への扉を開く!美術館をもっと楽しみたい人のための新感覚アートガイド「妄想美術館」

2022.02.20

「妄想美術館」絵画鑑賞への入門書

新しく付き合い始めた彼女から、美術館デートに誘われて困っている。絵には詳しくないし、どこをどう見れば楽しめるのか、自分にはさっぱりわからない。彼女の方は絵を描くし、絵画鑑賞の楽しみ方を知っているのに。

ここは正直に打ち明けておいた方が良いと判断して、彼女に打ち明けた。「絵画鑑賞って、よくわからないから、一緒に美術館に行く前に、何か絵に関する本を貸してくれない?」と頼んだところ、渡されたのが、妄想美術館(原田マハ、ヤマザキマリ共著、SBクリエイティブ、定価990円)だった。

妄想美術館って何?

最初はタイトルの「妄想」という言葉にドキッとしたけど、自分の理想の美術館について、妄想する対談だった!

名画にまつわる裏話やお気に入りの美術館案内、絵画鑑賞の秘訣などは、美術初心者の自分にとって、ものすごく参考になった。何より話題にしている絵や美術館の写真が載っているし、画家についての解説もていねいで、絵を知らない自分でも内容についていける。

全く興味のなかった絵が、どんどん自分に近づいてきているような気がしたし、これまで無関心だったことが「もったいない」と感じている。人物より服のボタンを描く方に注力した画家がいたなんて、面白くてたまらない。絵ってこんなに自由で、楽しいものだったなんて!

もっと気軽に美術館愛を語れるように

そう感じさせられたのは著者の二人の語り口にもある。すぐには無理だけれど、自分も彼女と、こんな風に絵についておしゃべりできたらいいな、と思う。いつか自分もダ・ヴィンチじゃなくてレオナルド、なんて言っちゃう日がくるのかもしれない。

今回は美術初心者の自分に、原田マハ先生とヤマザキマリ先生の二人から、美術への扉を開くためのエールとコメントをいただくことができたので、紹介したい。

©️ZIGEN

©️ZIGEN

美術初心者へのメッセージ

原田マハ先生

アートは友だち、美術館は友だちの家。 画家の醸し出す雰囲気や空気感に、リスペクトを忘れずに、 子どものような純粋な心のままで、作品と向き合うと、 新しいアートの世界を受け入れられるかもしれません。

ヤマザキマリ先生

初心者の方にまずお伝えしたいことは、展示されているものをわからなきゃいけないという義務感を一切、払拭してほしいということ。ただ美術館をふらふらと歩いているだけでも、目に留まるものがありますし、この場所は居心地がいいなと感じられる空間がある。なにかいいなあと感じられるものがあったら、立ち止まってじっくり鑑賞してみればいい。

絵描きの立場の私からすると、描き手の解釈や価値観と必ずしも一致する必要なんてなくて、ただ絵を観て癒されたと感じていただけるのが一番だと思います。

著者紹介

著者・原田マハ

小説家。1962年東京生まれ。関西学院大学文学部日本文学科および早稲田大学第二文学部美術史科卒業。馬里邑美術館、伊藤忠商事を経て、森ビル森美術館設立準備室在籍時、ニューヨーク近代美術館に派遣され同館にて勤務。2005年『カフーを待ちわびて』で日本ラブストーリー大賞を受賞しデビュー。2012年『楽園のカンヴァス』で山本周五郎賞、R-40本屋さん大賞などを受賞、ベストセラーに。2016年『暗幕のゲルニカ』がR-40本屋さん大賞、2017年『リーチ先生』が新田次郎文学賞を受賞。その他の作品に『本日は、お日柄もよく』『ジヴェルニーの食卓』『デトロイト美術館の奇跡』『たゆたえども沈まず』『常設展示室』『風神雷神』など多数。

著者・ヤマザキマリ

東京造形大学客員教授。1967年東京生まれ。84年にイタリアに渡り、フィレンツェの国立アカデミア美術学院で美術史・油絵を専攻。2010年『テルマエ・ロマエ』でマンガ大賞 受賞、手塚治虫文化賞短編賞受賞。2015年度芸術選奨文部科学大臣賞受賞。著書に『プリニウス』(新潮社、とり・みきと共著)、『オリンピア・キュクロス』(集英社)、『国境のない生き方』(小学館新書)、『ヴィオラ母さん』(文藝春秋)など。

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/柿川鮎子

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