
睡眠時の悩みは「いびき」、男性50代は半数が悩む
「睡眠」は、疲労回復だけでなくストレス解消や肥満防止にも関係があるといわれている。
「質の良い睡眠」も話題になる中、クロス・マーケティングは睡眠の状態や悩み、睡眠時間の過不足、質の良い睡眠や睡眠改善のため直近1か月で行っていることなどを聴取し、分析した。
睡眠の状態や悩み
現在の睡眠状態について詳細を聴取したところ「寝るタイミングは規則的」「寝つきがよい」「寝起きがよい」人が6割を超える。一方、「日中眠くなる」は57%を占めた。<図1>
睡眠に関する悩みは、全体で「いびき」「手足・身体の冷え/手足のしびれ」「歯ぎしり」「少しの物音や光ですぐに目が覚める」「寝相が悪い」がTOP5。男性の悩みの1位は「いびき」で34%、特に男性50~60代は4割以上と極めて高い。女性は「手足・身体の冷え/手足のしびれ」の20%であった。<図2>
睡眠時間と睡眠の質
平日と休日を合わせた”睡眠時間”の過不足は、「十分+ほぼ足りている」が52%、「少し+全く足りない」が48%と拮抗している。”睡眠の質”をよくしたいかと聴取した結果は「よくしたいと思う計」83%と多数である。<図3、4>
質の良い睡眠/睡眠改善対策方法
”質の良い睡眠”や”睡眠改善”のために、直近1か月に行ったことは「眠る前にはものを食べないようにする」「照明を消して部屋を暗くしてから眠るようにする」「眠る前にはカフェインやアルコールなど刺激物を摂らないようにする」と回答した割合が高い。様々な睡眠のための行動をとっている人は特に女性において多かった。<図5>
調査概要
調査手法 : インターネットリサーチ(クロス・マーケティング セルフ型アンケートツール「QiQUMO」使用)
調査地域 : 全国47都道府県
調査対象 : 20~69歳の男女
調査期間 : 2022年1月1日(土)
有効回答数 : 本調査2,000サンプル
※調査結果は、端数処理のため構成比が100%にならない場合がある
構成/ino.