
先日、テレビ番組制作のスタッフである「AD(アシスタントディレクター)」の呼称を変えようとする動きがあるというニュースが報じられた。
「AD」という名前に一番下のポジションで雑用係や長時間労働など悪いイメージがあるということで、いくつかのテレビ局では「YD(ヤングディレクター)」や「SD(サブディレクター)」など新たな名称が使われているようだ。
この「AD」の呼び方を変えることについて、多くの人はどのように思っているのか。日本トレンドリサーチは、全国の20代以下~70代以上の男女100名ずつ、計600名を対象に「呼称変更」に関するアンケートを実施した。
「AD(アシスタントディレクター)」呼称変更に関する調査
まずは、「AD」の呼び方を変えることについて、どのように思うか聞いた。
「賛成」は7.5%、「反対」は9.0%で、77.5%と大多数の方は「どちらでも良い」と回答した。また、「わからない」と回答していたのは6.0%。「賛成」の方からは、「呼称を変えることが待遇改善につながるかもしれない」「できることは何でもするべき」という意見が多く挙がっていた。
一方で、「反対」の方からは、「ADという名前自体に悪いイメージはない」「名前だけを変えても意味がない」「大切なのは仕事の内容を変えること」という意見が多くあった。
「どちらでも良い」「わからない」と回答した方からは、「ADがしている仕事について、詳しく知らない」という意見が多くあった。また、「呼称を変えただけでイメージが変わるのかわからない」という意見も。
「呼称変更に関するアンケート」調査概要
調査期間:2022年1月24日~1月27日
集計対象人数:600名(20代以下~70代以上 各年代100名)
調査対象者:男女
構成/ino.