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CES2022で発表されたサムスンのハイエンドスマホ「Galaxy S21 FE」を動画でレビュー

2022.02.12

◆ITジャーナリスト富永彩乃と、携帯電話研究家の山根康宏”博士”がモバイルの最新製品をビデオで解説

今回はCESで注目を集めたサムスンの新製品「Galaxy S21 FE」を紹介する。

サムスンは毎年2月前後にフラッグシップモデルを発表しており、2022年は「Galaxy S22」シリーズが発表された。「Galaxy S21 FE」はその直前に発売になった製品であり、高ペックと高デザインを両立した幅広いターゲット層を狙ったスマートフォンである。なおFEは「Fan Edition」の略で、1年前に発売されたフラッグシップモデルに新たな価値をつけて投入するシリーズ。Galaxy S21 FEは特にデザイン面に特徴がある。なお海外ではこのFEモデルはこれまで数モデルがリリースされたが、いずれも日本では未発売だ。

Galaxy S21 FEはSoC(チップセット)にSnapdaragon 888を搭載する。2020年12月に発表されたSoCだが、今でも多くのハイエンドモデルが搭載しており性能は申し分ないほどパワフルだ。画面サイズは6.4インチで大きすぎず小さすぎず、最近のスマートフォンとしてはちょうどいい手ごろなサイズだろうか。本体重量も177gと重くはない。バッテリーは4500mAhで30分で半分の充電が可能な25Wの高速充電にも対応する。外観に大きなインパクトはないものの、基本性能は普段使いするには十分すぎるほど高く、使い勝手にも優れている。

手ごろなサイズのボディーにハイスペックなSoCを搭載する

Galaxy S21 FEのカラバリは4色。いずれもつやを抑えたマットな仕上げで、オーソドックスなグラファイト(黒)とホワイト(白)に加え、落ち着きのある色合いのラベンダーとオリーブが加わる。Galaxy S21 FEの代表カラーはオリーブ。ラベンダーとこの2色の仕上げは自然と調和するようなナチュラルな色合いであり、そこからはやさしさが伝わってくる。背面のカメラ周りにはスペックの記述もなくシンプルかつ上品な仕上げで、このマット系の背面処理は2月に発売されたフラッグシップモデル「Galaxy S22シリーズ」にも通じる、Galaxyシリーズ2022年の標準仕上げとなるようだ。

特徴的なカラーのオリーブ。全4色展開される

カメラは1200万画素の広角メインに加え、1200万画素の超広角、800万画素の光学3倍望遠を備える。画素数としては一般的だが、Galaxy上位機種やiPhoneも1200万画素を踏査死しており、画質には問題ない。シャッターボタンの長押しで写真や動画を複数撮影し自動的にベストショットを作成してくれるシングルテイクなど、Vlogやショート動画撮影にも向いた機能も搭載。望遠は光学で3倍あるため意外と遠くの景色も楽に撮影できる。

一方フロントカメラは3200万画素を搭載し、4K動画撮影にも対応。セルフィーや画面プレビューを見ながら踊っている動画を撮影するなど、フロントカメラもフルに活用できる。フロントカメラ高画質なスマートフォンも増えているが、Galaxy S21 FEはSnapdragon 888を搭載しているため撮影後の動画の編集もストレスなく行うことができる。今流行りのTikTokなど縦画面動画を撮りたい人にも向いたスマートフォンと言えるだろう。

メインカメラは多彩な機能も持つ。フロントカメラは高画質

前述したようにサムスンは2022年のフラッグシップモデルとしてGalaxy S22シリーズを発表している。Galaxy S22シリーズは3機種ともにSoCに最新のSnapdragon 8 Gen 1を搭載、上位モデル「Galaxy S22 Ultra」は6.8インチ画面、1億800万画素カメラ、スタイラスペン内蔵のフラッグシップ級モデル。Galaxy S22+は6.6インチ画面、Galaxy S21は6.1インチ画面で、どちらも5000万画素カメラを搭載する。Galaxy S21 FEは画面サイズ的にはGalaxy S22+とGalaxy S22の間であり、メインカメラ性能はやや劣るがフロントカメラ性能で上回っていることから姉妹モデルという存在になるわけだ。

Galaxy S21 FEの価格はアメリカで699.99ドル(約8万1000円)。1年前のハイエンド性能を持った製品として十分納得できる価格だろう。歴代FEシリーズは性能やデザインなど製品のバランスの面で高い評価を受けてきた。Galaxy S21 FEはGalaxy S22シリーズを補完する製品として各国で人気になりそうだ。MVNO向けにも適した製品であり、日本上陸を待ち望みたいものである。

ITジャーナリスト富永彩乃 WEBサイト http://ayanotominaga.com
携帯電話研究家山根康宏WEBサイト http://www.hkyamane.com/


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