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コンタクトレンズユーザーに聞く花粉症に伴う目のアレルギー症状による悩みと対処法

2022.03.01

ジョンソン・エンド・ジョンソンは、日本のコンタクトレンズ装用者のうちの約2人に1人が目のかゆみや充血などのアレルギー症状に悩む現状を踏まえ、コンタクトレンズユーザーを取り巻く課題や実態を明らかにすることを目的に、全国の10代~50代の男女で、花粉症のアレルギー症状があるコンタクトレンズ装用者900名に対し、花粉症に伴うアレルギーシーズン中のコンタクトレンズの装用状況や悩み、眼科受診について意識・実態調査を実施した。

1)花粉症に伴う目のアレルギー症状による悩みと対策

花粉症に伴う目のアレルギー症状で悩んだ・困った経験を聞いたところ、「コンタクトレンズが入れにくくなった」(25.5%)、「目薬を差しても症状が改善しない」(23.9%)、「目薬が手放せなくなる」(21.8%)、「コンタクトレンズの使用を諦めたことがある」(21.3%)などの回答が得られた。

また、目のアレルギー症状に対して行なったことがあるセルフケアは「コンタクトレンズからメガネに切り替える」が33.6%と最も多く、次いで「空気清浄機を使用する」(24.1%)、「服の花粉を振り払う」(22.0%)、「こまめに目の洗浄を行う」(21.8%)という回答だった。

2)コンタクトレンズ使用状況

花粉症に伴う目のアレルギー症状が出ている状態で、自己判断でコンタクトレンズを使用した経験がある人は約7割(69.0%)。

理由として、「相談する程の症状でないと思ったから」が37.5%と最も多く、次いで「コンタクトレンズをつけざるを得なかったから」が34.0%。

自己判断でコンタクトレンズを使用した人のうち4人に1人以上(28.3%)の人はアレルギー症状が悪化したと回答。

また自己判断でコンタクトレンズを使用せざるを得なかった理由として、「視力や見え方がいつも通りでないと困るため」が46.3%と最も高く、次いで「仕事の動作上、メガネをかけることが難しい・困難であるため」(26.9%)、「仕事上コンタクトレンズをつけた外見でないといけなかったため」(25.1%)と回答している。

花粉症に伴う目のアレルギー症状が出ている状態でも67.6%がコンタクトレンズを使用したいと回答。アレルギー症状がひどい状態においても42.6%がコンタクトレンズを使用したいと回答している。

アレルギーシーズン中でも、コンタクトレンズの使用にニーズがある一方、自己判断での使用には注意が必要であることが分かった。

3)眼科医へ相談の有無

花粉症に伴う目のアレルギー症状が出ている状態にもかかわらず76.1%が眼科未受診※だった。その理由としては、「相談する程の症状でないと思ったから」(37.1%)、「受診するのが面倒だったから」(34.1%)、「受診する時間がなかったから」(27.5%)となった。

またコンタクトレンズ購入に伴う眼科受診時でも、花粉症に伴う目のアレルギー症状について相談していないと回答した人は61.7%。

相談していない理由の上位は、「相談する程の症状でないと思ったから」(41.8%)、「花粉症の時期に受診していなかったから」(34.2%)だった。
※ 花粉症に伴う目のアレルギー症状が出ている状態にもかかわらず、受診したことがある診療科で、眼科を選ばなかった人

4)眼科受診時の状況

眼科受診時、花粉症に伴う目のアレルギー症状を理由に医師から「コンタクトレンズの使用を止めるよう」指導があったと回答したのは54.5%。

そのうち、コンタクトレンズの「使用を中止した」人は37.9%、「使用を減らした」人は57.6%、「使用を中止しなかった」人は4.5%だった。

「使用を減らした」「使用を中止しなかった」と回答した医師の指導に従わなかった人の34.1%に症状が悪化した経験があることが分かった。

5)眼科受診後の意識

花粉症に伴う目のアレルギー症状で眼科を受診した人のうち、眼科を受診して良かったと思う人は79.3%。良かったと思う理由としては、「目のアレルギー症状に対する目薬が処方され、症状が改善したから」が60.4%とトップ。

次いで「自己判断で対処していて治らなかった症状が改善できたから」が39.6%。眼科受診後の意識の変化としては、「目のアレルギー症状が軽いうちに受診しようと思った」(50.4%)が最も高く、次いで「花粉が飛び始める前に眼科を受診しようと思った」(40.5%)、「目のアレルギー症状がある程度出たら眼科に行こうと思った」(35.5%)という結果になった。

専門医によるコメント

「花粉症などのアレルギーシーズンに向けて、早めの眼科受診で目の健康維持を」

順天堂大学医学部附属浦安病院
眼科 教授

海老原 伸行先生眼科専門医/医学博士
日本アレルギー学会理事、
日本眼科アレルギー学会理事長、
日本眼科学会評議員、日本眼炎症学会評議員

アレルギーシーズン中に目のかゆみなどの症状が出ても、生活上コンタクトレンズを装用したい・装用しなければならないというニーズから、ご自分の判断でコンタクトレンズの装用をする方は少なくありません。

今回の調査でも、目のアレルギー症状が出ている状態で、日常からコンタクトレンズを使用している方のうち、約7割がご自身の判断でコンタクトレンズを装用したことがあるという結果がでています。しかもそのうち約3割の方が目のアレルギー症状の状態が悪くなったと回答されています。

眼科では、目のアレルギー症状が出ている時にはコンタクトレンズの使用を中止したり、装用時間を短縮したりするように指導しています。

その理由は、コンタクトレンズと結膜との摩擦で結膜のバリアー機能が低下し、花粉がより侵入しやすくなり、アレルギー性結膜炎が増悪するからです。

炎症が続くと、上まぶたの裏側の結膜に巨大乳頭(突起物)が発生し、コンタクトレンズを装用しても上方へずれてしまい、コンタクトレンズ装用が出来なくなってしまいます。

このような状態にならないよう、特にコンタクトレンズをできるだけ使いたい方は、花粉が飛び始める前や花粉症の症状が出る前に早めに眼科を受診し、目のアレルギー症状を起こしにくく、もし起きても程度が軽くなるように、早めに対策することが大切です。

目の症状が悪くなってしまってから眼科を受診されたとしても、コンタクトレンズを中止する選択肢しかなくなってしまいます。

今回の調査でも、目のアレルギー症状で眼科を受診された方々の多くから、効果的な対処ができたことを主な理由として、「眼科を受診してよかった」と回答いただいております。

目の健康を保ちながら一人ひとりのライフスタイルやニーズに応じて快適に生活するために、花粉シーズンが始まる前や目の症状が出る前に、ぜひ積極的に眼科医にご相談ください。

人生100年時代、大切な目の健康を維持するために、かかりつけ眼科医を見つけておくのもいい方法です。

調査結果
調査概要
調査期間:2021年12月3日(金)~12月12日(日)
調査方法:インターネット調査
調査対象:調査会社登録モニターのうち、全国の男女10代(15-19)~50代、コンタクトレンズ週4日以上装用者で花粉症のアレルギー症状がある方を対象に実施
有効回答数:900人(男性:450人、女性:450人)
※小数点第二位で四捨五入し、小数点第一位までを算出しているため、比率の合計が100%にならない場合がある。

関連情報:https://acuvuevision.jp/memamori/topics/allergy

構成/DIME編集部

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