
オンラインで出会っても、長く交際できるのか?
外出自粛期間の約1年半の間に新たに恋人ができた人はどのような出会い方をしていたのか、出会い方への意識に変化はあったのか?
ネクストレベルが運営するマッチングアプリ大学では、19~40代前半の男女225名に2020年4月~2021年9月の自粛期間中における出会い方についてアンケート調査を行った。
外出自粛期間に交際した人数は平均1.2人
外出自粛期間である2020年4月~2021年9月末の間に「新たに何人と交際したか」という質問に対して、最も多かった回答は「1人」で、全体の82.7%を占めた。「2人」が14.7%、「3人」が2.7%と複数人と交際した人もいた。また付き合った人数の平均は1.2人だった。
自由に交流することが難しい状況下でも、新たに恋人を作ることは可能であったことが分かる。
5割以上が、外出自粛期間に交際を始めた相手と「現在も交際中」
自粛期間中に交際を始めた相手との現在の状況についても聞いた(交際人数が1人の場合は「交際中」「別れた」「結婚」の結果で回答を選択)。
「1人と交際中(他の人とは別れた)」と回答した人が52.4%、「全員と別れた」が37.8%、「1人と結婚(他の人とは別れた)」が9.8%だった。
約1年半の間の出会いで交際を継続、もしくは結婚に至っている割合が6割を超えており、外出自粛の制限があっても順調に関係を築けた人が少なくないことがうかがえる結果だった。
恋愛の結果と出会いのきっかけに関連性は見られない
外出自粛中に交際を始めた人に、その相手とどこで出会ったのか尋ねた。現在も交際中、または結婚した人が出会った手段として最も多かったのは「マッチングアプリ」で35.7%、続いて「職場・バイト先・学校・塾など」が33.6%、「友人・知人の紹介」が15.0%だった。
別れた相手と出会った手段は、一番多い回答が「マッチングアプリ」で38.0%、続いて「職場・バイト先・学校・塾など」が27.3%、「友人・知人の紹介」が15.7%。
割合に差はあれども、出会い方の上位3つは上手くいっている恋愛でもそうでない恋愛でも変わらないという結果になった。
続けて、「恋愛が上手くいった(現在も交際中または結婚した)ことと出会い方に関係はあるか」についても尋ねた。
回答は「あまり関係ない」が42.1%、「どちらかといえば関係がある」31.4%、「まったく関係ない」が13.6%、「とても関係がある」が12.9%だった。
「まったく関係ない」「あまり関係ない」をあわせた「関係ない」という意見が55.7%、「とても関係がある」「どちらかといえば関係がある」を合わせた「関係ある」という意見が44.3%で、「関係ない」がやや上回るものの大差ない結果だった。
このことは、うまくいった恋愛(交際中・結婚)とうまくいかなかった恋愛(別れた)相手と出会った手段の上位3つが同じであったこととも一致しており、結果として出会い方と恋愛の結果は関係ないと言うことができそうだ。
調査概要
調査方法:インターネットアンケート
アンケート母数:計225名
実施時期:2021年11月6日~11月15日
調査実施主体:マッチングアプリ大学
調査会社:ネクストレベル
構成/ino.