
クナイプジャパン「ライフスタイルと入浴に関する調査」
クナイプジャパンは、2月6日(風呂の日)に合わせて、全国の20歳以上の一般生活者1442名を対象として「ライフスタイルと入浴に関する調査」を実施した。
世の中のライフスタイルや価値観、ものの考え方に大きな変革が起きてから2年。テレワークやオンライン授業などが以前にも増して積極的に導入されたことで「場所」以外に「時間」に価値が見いだされ、「どこで何をするか」だけではなく「何に時間を費やすか」ということも重視されつつある。
今回は、全国の20歳以上を対象に生活を送る上で何を重視しているのかを調査したところ、時間の使い方に特徴が出てきていることが分かった。
おうちで過ごす時間は以前よりも増加。おうちでの過ごし方では「学び」「娯楽」「癒し」が人気
まず、ライフスタイルの変化を探るために、新しい生活様式が広まる前後でどの程度「おうちでの過ごす時間」が増減したかを調査した。すると、平日もしくは休日の両方もしくはいずれかで「おうちで過ごす時間が増えた」と56.6%の人が答えた。
また、おうちでの時間の使い方について質問をした所、「TV視聴/読書/新聞購読」の学び(情報収集)に加えて「動画視聴(Youtube、VODなど)/TVゲーム/オンラインゲーム」等の娯楽、「お風呂にゆっくり浸かる/ペットと遊ぶ/ヨガ・ストレッチ」等の癒しやリフレッシュに関する時間の使い方をする人が多い結果となった。
60%以上が日々の生活を充実して過ごしている一方で、約9割が将来に対して不安を感じている
次に、日頃の生活での充実感については「充実感を感じている」と答えたのは61.4%(「充実している(11.9%)」「どちらかというと充実している(49.5%)」の合計)と過半数を超える結果となった。
また、仕事とプライベートでの充実さはそれぞれ27.0%・51.2%と、プライベートで充実感を感じている人が過半数を超えるなど多い結果となった。
生活での充実感は上述の通り、全体では半数以上が感じている一方で今後の将来について質問をすると87.8%が「将来について不安を感じている(不安がある49%、少しある39%)」と回答。
不安なこととして主に挙げられたのは、金銭面(55.9%)健康面(15.2%)仕事面(10.2%)と昨今の世の中の情勢を受けて、特に不安視されていることが浮き彫りとなった。
単純な気分転換だけではない!湯船に浸かる頻度が高い人ほどQOLが高くなる?
生活の充実度を高めるための1つの要素として、生産性を高めることが挙げられるが、人々が生産性を高めるために実践していることとして、「お風呂にゆっくり浸かる」が「動画視聴」や「TV視聴」「読書」といった情報インプット系の事柄に続いて上位にランクインした。
上述のように、多くの人が「お風呂にゆっくり浸かる」ことをおうち時間や生産性を高めるための行動として実践していることからも分かるように、今回の調査では68.0%の人がお風呂に入る際にシャワーだけではなく、湯船に浸かる時間を設けていることが分かった。
また、湯船に浸かる頻度が高い人ほど「人生の充実度」に加えて「世帯年収」も高くなる傾向にあり、QOL(Quality of Life)が高くなっていると推測できる。
入浴の際に約半数がリラックス効果や疲労回復を目的に「入浴剤」を使用
今回調査を行った対象者の中で、湯船につかる際に「入浴剤を使用している」と答えたのは44.7%で、その多くは、「リラックス効果」「香りによる癒し、気分転換」「疲労回復効果」「リフレッシュ効果」といった身体の健康維持や気分の向上、翌日以降の英気を養うために活用していることが分かった。
「ライフスタイルと入浴に関する調査」調査概要
・調査主体:株式会社クナイプジャパン
・期間 :2021年12月
・調査地域:全国
・方法 :インターネットによる意識調査
・対象 :20歳以上の一般生活者 1442名
構成/DIME編集部