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江戸時代の隅田川を下る!?ARの活用で見えてきた屋形船の新たな可能性

2022.02.07

ARと融合することでみえた屋形船の新しい展望とは?

屋形船東京都協同組合では、ARアプリ「お江戸の川遊びへおいでなんし」の正式リリースに先立ち、2022年1月15日(土)・16日(日)に浅草・台場にて、屋形船試乗会イベントを開催した。

ARを活用することで、約150年前の江戸時代の川辺の様子を大人から子供まで屋形船で楽しむことができる新たな商品を開始する。

実施概要
・日程:1月15日 (土) 11:00-17:00 / 16日(日) 11:00 -19:00
・乗船:浅草・台場
・コース:隅田川周遊および台場周遊の約60分

新型コロナウイルスにより、飲食業や観光業同様、屋形船業界はコロナ以前と比較すると売上9割減が続くという状況が2年近く続いている。

同組合では江戸時代から続く屋形船の伝統文化を継続させるべく、AR (制作会社:株式会社ジーン) を活用することで新たな活路を見出そうと動き出している。

「伝統×デジタル」を融合させることで、幅広い世代に楽しんでもらえるような商品を提供していくことを目指すという。

日本の屋形船の9割は東京に集中しているが、馴染みのない人が多い

コロナ以前は宴会、会社接待などとして利用されることが多く、今後は若年層、家族層、外国人旅行客など新たな顧客層にも響く商品開発を設計していく。本イベントでは、AR体験などを含むショートコースの船旅が市場で販売する前のテストマーケティングとして実行した。

本イベントは、デジタルを駆使し活用し、ARの活用、事前Web予約、LINEを活用したホンネポストの導入。従来の屋形船のスタイルである飲食形式とは異なる新たな体験を提供し、利用者の本音の声をもらう場として開催。

その中でも利用者が本音の感想を投稿できる「ホンネポスト」においては2日間で163名577個もの意見をもらった。全体的には満足度が高い一方で、ARや司会の改善点を挙げる声も多く、今後の課題が浮き彫りになった。

AR体験の様子:ARで江戸時代の隅田川・東京湾を再現

手持ちのスマホやタブレットで、目の前で花魁が通ったり庶民の様子を見れたり、まるで江戸時代にタイムスリップしたような体験を楽しむことができる。

釣りゲームも搭載しており、江戸時代に実際に採れた魚を釣ることも可能。子供だけでなく、大人も夢中になって盛り上がっていた。

指南書:ARや乗船をより楽しくする豆知識などを記載

一般向けの他に、英語で記載した外国人向けや、クイズの難易度を下げた子供向けも制作し、国籍関係なく幅広い世代で楽しめる工夫をした。具体的な声としては下記の通り。

〜評価された点〜
・ARで現代と江戸時代を融合させた不思議な体験で面白かった。
・昔の風景と今を比べると見慣れた景色も変わって楽しかった。
・途中で流れた江戸っ子のナレーションがよかった。
・お茶とお菓子程度の軽い感じがご時世に良い。1人3,000円程で支払いの価値あり。
・司会の方やスタッフが若い方が多く、元気がもらえた。

〜課題・改善点〜
・橋や建物の歴史知識を踏まえたストーリーがあるとよかった。
・Instagramでの拡散を意識するとすれば、綺麗に取れる為の紹介があるといい。
・アプリのバッテリー消費が激しいので、事前に連絡があるといい。
・映像に対して、ストーリー性があるともっと良い。

〜新たな視点〜
・AR機能を使ったフォトコンテストや、釣り記録がランキングで発表されると楽しい。
・オプションで着物で乗船の人への特典があると、お客さんも演出に参加できていい!貸し着物とセット券があるといいかも!
・船内でのクイズイベントも楽しかったし、豆知識を教えてくださり、ためになってよかったです。クイズ大会にして、優勝者に、景品とかがあったら、もっと盛り上がるかもしれないと思いました。
・夜は2時間半で料理・飲み放題付で1万円以上、今回約1時間で・・・・値段設定が難しそうですね。単体より人力車やランチ等と組み合わせてツアーを組んだほうが訴求できるかもしれません。

関連情報:https://www.yakatabune-kumiai.jp/

構成/DIME編集部

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