仕事に取り組む姿勢に関して大きな助言になるのはもちろん、自分を鼓舞するメッセージなどがたっぷり詰まった6冊を紹介。おすすめしたい人の一例を参考に、気になる1冊があれば、ぜひ一度手に取ってみてほしい。
読むと様々な悩みや課題の解決につながる6冊
震災に見舞われた子供たちが綴る感謝と強い決意
朝日新聞出版『お空から、ちゃんと見ててね。』
編/あしなが育英会 1210円
東日本大震災から10年たった2021年。震災で遺児となった子供たちが、当時の恐怖や今は遠い親への感謝、未来への決意などを綴った作文集。「ケンカをぜんぶあやまるね」「超ハッピーな人生にします!」など飾らない言葉が胸に迫る。
〈こんな人におすすめ!〉厳しい真実をなかなか直視できない人
自転車にまつわるエッセイをまとめた27の短編集
河出書房新社『自転車に乗って』1870円
著/忌野清志郎、江戸川乱歩ほか25人
練習した日々、その心地よさ、遠出の楽しさ……。自転車にまつわる様々なエッセイとともに、詩、漫画など27の短編を集めた1冊。本書をカバンに入れて、出かけた先で読書する……といったサイクリングを満喫するのもオツな楽しみ方。
〈こんな人におすすめ!〉年齢にかかわらず若い自分でいたい人
無駄なお金を一切かけない!売り上げ増の秘策
日経BP『0円PR お金をかけずに顧客に愛されて売上を伸ばす方法』
著/笹木郁乃 1760円
ほかの人からの評価を獲得するためのSNSを活用したPRは「無駄なお金をかけることなく売り上げ増につながる」と説く。著者の経験から導かれた実践法は、ビジネスマンはもちろんのこと、フリーランスや学生にも必読の内容だ。
〈こんな人におすすめ!〉なかなか行動を起こせず自分を変えられない人
モテるためにはどうするべきかを本気で考察(!?)
新潮社『モテるかもしれない。』
著/カレー沢薫 1430円
EXILE、映画『バーフバリ』、西野カナ、前澤友作などを深く考察。どうしたら「モテ」につながるのかを探っていく。軽妙な文章で綴る、これまでの価値観が変わる分析や発見、最後に導かれた結論に対して、思わず納得させられるはず。
〈こんな人におすすめ!〉くよくよすることなく前向きに取り組みたい人
CAの元教官が説く心と体を鍛える習慣づくりの奥義
朝日新聞出版『どんなストレス、クレーム、理不尽にも負けない 一流のメンタル 100の習慣』
著/山本洋子 1650円
常に心と体を整える習慣を身につけることは、強い自分(≒一流の自分)への第一歩だ。このことを実践するハウツーを、6000人のCAを育てた元教官である著者が丁寧に説く。自身を守り、成功をつかむために身につけたい内容ばかりだ。
〈こんな人におすすめ!〉何事にも動じない強い心を持ちたい人
火葬場の仕事で繰り広げられる驚くべき舞台裏
竹書房『最期の火を灯す者 火葬場で働く僕の日常』
原案/下駄華緒 漫画/蓮古田二郎 1210円【コミック版】
「人生最期のしめくくりをしてあげられる、すばらしい仕事」ではあるが、その裏側は全く知られていない……。そのことを感じさせるのが本書のエッセイ。人の焼ける様子、火葬場での人間模様、霊体験など、衝撃的な内容の連続だ。
〈こんな人におすすめ!〉人生のゴールに向けて準備を始めたい人
取材・文/編集部
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