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突然変異を人為的に起こす品種改良技術「CRISPR」の開発が実用化に向けて加速

2022.02.04

ゲノム編集マダイ

CRISPR

 2020年にノーベル化学賞を受賞したゲノム編集技術「CRISPR(クリスパー)」が、着々と実用化をはたしつつある。

 筑波大学発のベンチャー企業・サナテックシードは、この技術を用いて血圧降下作用を持つアミノ酸「GABA」を通常の5倍含有するトマトを開発。京都大学発ベンチャー企業のリージョナルフィッシュは肉付きが1.2〜1.6倍増えたマダイを開発した。サナテックシード取締役最高技術責任者の江面浩さんが解説する。

「遺伝子の狙った部位に突然変異を起こす仕組みで、本来数年から数十年かかる品種改良が1〜2年で済みます。そのため、従来の同様の技術よりもはるかに簡易的でかつ低コストで開発できるのです」

 CRISPRを使用した食品は国への届け出こそ必要だが、表示義務はない。安全性に問題はないのか。

「『遺伝子組み換え』は自然界に存在しない作物を作る操作ですが、こちらはあくまで『自然界で起こる突然変異を人為的に起こす』というもの。届け出時は詳細なデータをもとに関係省庁に安全性を確認してもらっています」

 食品以外では、がんや遺伝子疾患の治療薬開発といった医療分野での活用が期待されている。

 作物の製造時間やコストをカットできるようになれば、人口増加による食糧問題を解決できるかも。店頭に「CRISPR使用」と明記された食品が並ぶ日は近い?

CRISPR/Cas9を用いた品種改良例

シシリアンルージュハイギャバ

GABA高蓄積トマト『シシリアンルージュハイギャバ』は3kgで7506円、3株分の栽培キットは8250円で販売中。

ゲノム編集マダイ

リージョナルフィッシュが開発したゲノム編集マダイ『22世紀鯛』は可食部が1.2〜1.6倍増加され、飼料効率も14%改善している。

CRISPR

取材・文/桑元康平(すいのこ)

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