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子どもの受験の成否は親が戦略的に生活習慣をコントロールできるかで決まる!

2022.01.22

受験シーズン真っ只中。今年度、受験生となる子どもを抱える親たちは、きっと「いよいよ今年か」と緊張と不安を抱いているだろう。受験生は、オリンピックに出場するアスリートと同じで、受験本番を迎えるために体調管理が欠かせない。親たちはこの一年、どのようにサポートすべきか、計画を立て始めている頃かもしれない。

今回は、親はどんな生活習慣を実施すべきか、健康マネジメントの専門家である水野雅浩氏が受験生の親向けに書いた『親子でつくる健康習慣「本番力」で受験に勝つ』をもとに紹介する。また、親のストレス対策や父親の役割についての水野氏への直接のインタビュー内容も必見だ。

受験生の親はどうあるべきか

―子どもの成績は、親が「戦略的」に生活習慣をマネジメントするかどうかにかかっている。

中学・高校・大学受験に関する塾の塾長や、子どもを偏差値の高い学校に合格させた親たちがこぞってそう口にしているというのだ。

まず、親はどのような姿勢を持つべきか、基本的なところから見ていこう。

【取材協力】

水野 雅浩氏
健康マネジメントスクール代表。予防医学の専門家。著書『グローバルで勝つ! 30代の太らない疲れない7つの習慣」はアマゾン総合1位。『親子でつくる健康習慣 「本番力」で受験に勝つ』は受験部門で1位。企業・行政・大学ではビジネスパーソンの「パフォーマンスを上げる健康マネジメント」をテーマに研修。進学塾では受験生・保護者を対象に「受験に勝つ! 成績アップの健康習慣」をテーマにオンラインセミナーを開催。1,300名の受講者から満足度97.5%と好評を得ている。
https://www.healthylifepj.com/

●親は家庭では常に落ち着いていることが重要

親は、嘘でも「落ち着いている親」を演じることが重要だという。パニックは伝染する。★外は嵐であっても、家の中は安心安全で落ち着いていられる大型客船の船内のようにしておくことが必要。そのためには、親は役者になりきることも大切だという。

●親が子どもの食事・睡眠・運動といった生活習慣のリズムをつくる

水野氏は、著書の中で「本番力=気力×学力×健康力」と定義している。脳は身体が不健康だと、その能力を発揮することができない。食事、睡眠、運動といった生活習慣は、体だけではなく、脳のコンディションを保つことに直結している。

とはいえ、子どもは目の前のレースを走り抜けるのに精一杯で、健康メンテナンスまで考えていられなき。だから代わりに親が子どもの生活習慣をマネジメントすることが必要だ。

勉強ができる子どもの家庭は、保護者が戦略的

家族の生活リズムが乱れていると、整えるのは容易なことではない。何から始めればいいか。

水野氏は、兵庫県のとある学習塾の塾長に「肝は、お母さんなんですよ!」と言われたそうだ。

崩れた生活リズムを上手に立て直した家庭を見ていると、共通点があるという。それは『お母さんが戦略的に家庭の生活リズムを整えている』ということ。それは言葉で「早く寝なさい」などと言うのではない。それでは人は動かないという。次の3つの戦略を実施するといいそうだ。

Step1 夕食の時間を30分早める

夕食は、生活リズムに与える影響が大きいので、いつもよりも30分意図的に夕食の時間を早める。食事の時間が早くなると、入浴の時間も必然的に早くなる。入浴の時間が早くなるとリラックスして眠気が早く訪れるようになるので、寝る時間も早くなる。さらに食事が胃腸にたまっていないため、深い睡眠が取れるようになる。好循環のサイクルを作るきっかけになるのだ。

Step2 親がまず、早く寝て早く起きる

家族が遅くまで起きていると、子ども遅寝になる。人間にはミラーニューロンというものがあり、真似する性質がある。早い時間に周囲が寝静まっていると、自然と子どもも早く寝るようになる。

Step3 親が、朝ごはんを食べる

毎日、朝ごはんを食べる習慣がない家庭の子どものだと、朝ごはんを食べないかもしれない。しかし焦らなくても大丈夫だという。朝にご飯を食べる習慣があれば、夕食の時間が早まり、朝はお腹が空いているので、早寝早起き朝ごはん習慣がつくられる。

朝ごはんを食べる子どもは、明らかに学力と体力が高いという研究データがあるという。受験は、学力だけではなく、体力も必須。家族で朝ごはんを食べる習慣があることが、ワンチームで、受験シーズンを乗り切ることにつながるそうだ。

この3つを行い、生活リズムを整えることが理想。このプラスの循環が回り始めると、成績もぐんぐん上がってくるという。逆に言えば、家庭の生活リズムが整っていない状態で、学校や塾の指導者に勉強の成績を上げるように要請するのは無理な話なのだという。

中学・高校の先生や元校長先生、大手の塾の先生らが口を揃えて言うのが、家庭内の生活リズムと家族の仲が良いことが、勉強へのインパクトが1番大きいということだそうだ。

家族が仲良くいるため大切にすること

また、水野氏が受験生を持つ保護者にインタビューしたところ、「家族が仲良くいるために工夫していること」として次のことが挙がったそうだ。

・食事時は楽しく
・家族のお祝いごとは必ず一緒に
・寝る前にマッサージをする
・子どもの前では絶対にけんかしない
・家族で22時には就寝する
・家庭内で役割を持たせる(食事の準備・お風呂掃除・ゴミ出しなど)
・食事を一緒に作る
・家族でお気に入りの番組を一緒に観る
・グッドニュースをシェアする
・夜にラジオ体操をする
・土日は家族で食事をする
・子どもと一緒に運動する
・子どもの趣味に一緒にでかける(サッカー、ミュージカルなど)

どれもささいなことだが、ヒントになる。

水野氏は、「保護者への取材の中で、家族は自然にできあがっていくものではない。どの家庭も、家族が仲良くなるように、『小さな努力を積み重ねている』ことがわかります。普段からこうした『家族で大切にする時間』を積み上げてきているからこそ、いざというときもチームで乗り切っていけるのだと深く納得しました」と述べている。

親がストレスを感じるときの対処法

日頃、子どもを心配するあまり、親は知らずのうちにストレスをためてしまうこともある。受験生を持つ親のストレス対策について、水野氏にインタビューを行った。

「まず、親は完璧主義にならないこと。私が『親子でつくる健康習慣「本番力」で受験に勝つ』の原稿を書き上げ、出版社に送る前に、念のために読者の意見を聞こうと友人に読んでもらいました。

彼女は、高校時代の同級生で、働きながら高校生と中学生の受験生を育ているお母さんです。子どもの頭が良くなる健康習慣をギュッと詰め込んだ原稿を読んで、『参考になった!さっそくやってみるよ』という感想が聞けるものと、そわそわして待っていました。ところが、しばらくして彼女から返ってきたのは、一通のメッセージ。『お母さんのメンタルも大切だと思うんだよね』と、ポツリと書かれていました。

私は『受験生の健康』のことばかりを考えていました。しかし、子どものこと、家族のことをケアするお母さんは大変です。ましてや働いているお母さんの負担は相当なものです。お母さんやお父さんがストレスアウトしてしまっては意味がありません。もちろん、毎日、栄養バランスのとれた手料理を作るにこしたことはありません。しかし、働いていて忙しいときは、デリバリーなども活用して、上手に手を抜きましょう。その上で、ストレス対処法として2つ、実践してみてください」

1.朝起きたら5分以内に、太陽の光を1分以上、浴びる

「朝、太陽の光を浴びるとセロトニンというホルモンが分泌されます。このホルモンは、イライラや不安感を和らげ、精神を安定させる役割があります。朝起きたら、まずは太陽の光を浴びる。可能だったら10分程度でいいので、散歩をして太陽の光を浴びるとストレスが劇的に軽減されますよ」

2.毎日、しっかり湯船に浸かること。

「心の器は、体です。ストレスを感じたら、まずは、体に溜まる疲労をリカバリーすることが必須です。さらに湯船に浸かると、その後の睡眠の質が高くなることが分かっています。深い睡眠を取ることで、心と体のストレスが解消されます。お母さんの中には、自分のことを後回しで、シャワーでさっと済ませている方もいました。お母さんは、家族の太陽のような存在です。お母さんが笑顔でいるために、入浴という疲労を回復する時間を大切にしてください」

父親はどんな役割を果たすべき?

ところで、受験生を持つ親の悩みは、一般的に母親に偏りがちだ。父親は、そうした中で、どんな役割を果たすべきだろうか。

「受験生の健康習慣づくりは、お母さんが主役になりがちです。しかし、大切なことは、お父さん、お母さん、子どもがワンチームになることです。受験生を持つお父さんにお願いしたいのは、『親子でつくる健康習慣』のリーダーシップをとってほしいということ。実行までのロードマップは下記の4ステップです」

1.夫婦で本書を読む
2.家族会議を開き、健康習慣について話し合う
3.やることを1つに決める
4.実行する

「これは、お母さんのストレスを大きく軽減させることにつながります。さらに、子どもにとっても、お父さんが勉強だけでなく、メンタルや体調のことも含めて心から応援してくれているという力強いメッセージになります。

繰り返しますが、受験生はアスリートと同じです。ベストコンディションで本番に臨み、実力を100%発揮する必要があります。そのためには、どんなに遅くとも1ヶ月前から体調管理が必要なのです。お父さん、お母さんは、受験生の体調管理を担うコーチという意識で最後まで伴走してください」

来年度に受験を控えている子どもを持つ親は、ぜひ一年を有意義なものにし、子どもの受験が成功するように、ぜひヒントにしよう。

【参考】

親子でつくる健康習慣 「本番力」で受験に勝つ』(学事出版刊)

取材・文/石原亜香利


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