3つの個性が光る「新型アルピーヌ A110」
アルピーヌ・ジャポンは、アルミ製ボディや重量を削ったパーツの採用による徹底した軽量化、ミッドシップ・エンジンレイアウトのコンパクトなボディ、前後ダブルウィッシュボーンサスペンションなどを採用したシャシーによる正確なハンドリングが特長のフレンチスポーツカー アルピーヌ A110を一部改良し、新たにそれぞれの特徴と個性が際立つA110、A110 GT、A110 Sの3グレード体系とした新型アルピーヌ A110の受注を、2月10日(木)から、全国のアルピーヌ正規販売店で開始する。
これまでは、オリジナルアルピーヌ A110の特質を色濃く引き継ぐA110 ピュア、洗練されたデザインと快適性が特長のA110 リネージ、高出力エンジンと専用チューニングを施したシャシーを持つA110Sの3つのグレードラインアップだったが、新型となったアルピーヌ A110は、これらの3つのグレードの特徴をさらに際立たせ、ドライバーをそれぞれのモデルが持つ独自の世界観へといざなうA110、A110 GT、A110 Sのグレード体系となった。
A110 GT、A110 Sには、これまでよりも出力・トルクが向上した300ps/340N・mを発生するハイパワーエンジンが与えられ、GTでは余裕のある走りが、Sではいっそう刺激的な走りが楽しめる。
新たなマルチメディアシステムの採用により、AppleCarPlay™、AndroidAuto™に対応し、インフォテインメント環境が大きく向上した。
新型アルピーヌ A110は、これまでと変わらず、ボディを含む重量の96%がアルミ製で、前後重量配分を理想的な44対56とし、タイヤの接地性に優れるダブルウィッシュボーンサスペンションを採用したシャシーに、直列4気筒1.8リッター ターボエンジンをミッドシップレイアウトに搭載することで、傑出したハンドリングの正確性を生み出している。
ダンパーも、これまでと同様のダンパー内にセカンダリーダンパーを備えたハイドロリック・コンプレッション・ストップを採用している。
新たに全グレード標準で搭載されるアルピーヌマルチメディアシステムは、使いやすさが向上し、AppleCarPlay™とAndroidAuto™に対応。
新型アルピーヌ A110のグレード体系は、それぞれのグレードの特徴・個性を際立たせた、A110、A110 GT、A110 Sの3グレードとなった。
「2021年は、アルピーヌにとって歴史的な年となりました。F1に挑戦を開始し、ハンガリーグランプリでは優勝を達成した。世界耐久選手権では、トップカテゴリーへの挑戦も開始しました。このレース活動が、新しいA110のコンセプトを明快にし、パフォーマンスを一段と高め、モータースポーツで得られるノウハウを取り入れることへと繋がります。」
アルピーヌCEO ロラン・ロッシ
構成/ino.