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緊急地震速報受信時に適切な行動がとれるという人が多い都道府県は?

2022.01.14

突如ケータイから鳴り響く緊急地震速報。強い揺れに襲われる状況下で、けたたましいあの音を聞くと、一瞬パニックになってしまう人も少なくないのではないだろうか?

NTTドコモ モバイル社会研究所ではこのほど、2021年10月に防災に関する調査を実施した。その中から、緊急地震速報について分析した。

1.緊急地震速報の認知95.9%その中で、受信経験がある85.6%

緊急地震速報を知っている人は95.9%(2016年比+2.1)、その中で受信経験がある人は85.6%(2016年比+0.8)と多くの人が認知・受信経験がある状況だ。また、受信経験の中で、実際の地震で受信した人は、74.7%,訓練で受信した人は25.3%だった(図1、2)。

図1. 緊急地震速報を知っている (n=9,072)

図2. 緊急地震速報を受信したことがある(n=8,701)

緊急地震速報を実際の地震で受信した割合は、北日本・東日本及び九州で高い傾向だ(図3)。

図3. 緊急地震速報を実際の地震で受信 都道府県別(n=8,072)

また、訓練による受信の経験は、地震で受信をした割合が低い都道府県に高い傾向が見られた(図4)。

図4. 緊急地震速報を訓練で受信 都道府県別(n=8,072)

2.緊急地震速報を受信時に、適切な行動ができる自信がある4割弱 男性、若年層・シニア層で高い傾向

次に緊急地震速報を受信した際に、適切な行動をできる自信を聞いたところ、4割弱が自信はあると回答した。適切に行動ができると答えた割合は、男性、若年層・シニア性が高い傾向だった(図5)。

図5. 緊急地震速報を受信した際、適切な行動ができる自信がある割合 性年代別(n=8,701)

3.自信がある割合 福島県、宮城県、岩手県、茨城県、熊本県が高い傾向

最後に都道府県別に適切な行動に自信がある割合をみると、福島県、宮城県、岩手県、茨城県、熊本県など、大きな地震を体験した県が上位となった。(図6)。

図6. 緊急地震速報を受信した際、適切な行動ができる割合 都道府県別(n=8,701)

緊急地震速報受信から、強い地震が来るまで、数秒しかない場合がある。その短い時間で、「落ち着いて身を守る行動」をとる必要ある。平時に一度、行動の確認をしてはどうだろうか。

<調査概要>
調査方法:Web
調査対象:全国 15~79歳男女
有効回答数:9,072
サンプリング:QUOTA SAMPLING、性別・年齢(5歳刻み)・都道府県のセグメントで日本の人口分布に比例して割付。
調査時期:2021年10月

出典元:NTTドコモ モバイル社会研究所
https://www.moba-ken.jp/whitepaper/index.html

構成/こじへい

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