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キャンディ、竹、サトウキビ、ストローマエストロに聞くサステイナブルなストローの楽しみ方

2022.01.16

世界でプラスチックストローの環境破壊が問題視されてから、有名カフェでは廃止を強化。今ではマイストローや紙や木のストローなどが普及し始めている。サステナブルな話題に欠かせないストローだが、現在では、実にさまざまな種類がある。

そこで今回は、8か国の20素材を超える1,000本以上ものストローコレクションを持つという、ストローを愛し、ストローを知り尽くしたマニアであり、ストローの魅力を発信するストローマエストロでもある野村優妃氏に、ストローの魅力や種類、ストロー開発事例を聞いた。

ストローにハマったワケ

そもそもなぜそこまでストローに入れ込んでいるのか? 野村氏に聞いてみた。

【取材協力】

野村 優妃(のむら ゆうひ)氏
1997年生まれ。愛知県名古屋市出身。高校卒業後、フィリピンと台湾を中心に語学勉強に勤しむ。ストローの魅力を発信するストローマエストロの活動をする傍ら、食べられるストローを開発。相当なストローマニア。
Dlink Straw公式ブランドサイト

「意識し始めたきっかけは、3年前、フィリピンに1年ほど住んでいた頃に出会った一本の竹ストローでした。口当たりや吸い心地が新鮮で、素材が違うだけでこんなに違うのかと、『無意識の中に意識が生まれた瞬間』がありました。その経験から面白いなと思い、世界中のストローコレクションを始めました。古くは紀元前200年前メソポタミア文明の頃から使われていたストローという、何気なく私たちの生活を支えてくれていたモノの価値を見つめ直していくきっかけを作りたいという思いから、ストローマエストロとして、さまざまな素材のストローを発信しています」

ストローは、素材ごとに違った味わい方が楽しめるのも大きな魅力だと野村氏。

「例えば草ストローは、ほんのり、よもぎの香り、竹ストローは煎ったような香ばしい香り、サトウキビストローはほんのり黒糖の香りがします。自分の好みの太さや香り、口当たりなど、自分好みのストローを見つける楽しさも味わってほしいです」

おすすめのサステナブルなストロー

ところで、今サステナブルなストローが話題だが、野村氏のコレクションのうち、サステナブルでおすすめのものは何だろうか?

「紙・竹・草・サトウキビ・ステンレス・シリコン・ガラスなどさまざまな素材のサステナブルなストローをコレクションしていますが、昨今のサステナブルブームの流れから、ネット通販やロフト、東急ハンズなどで気軽に購入が可能です。

中でも、私が個人的に好きなイチオシストローは、ガラス製のものです。美しい見た目に加えて、吸い込むときのドリンクがクリアに見えるさま、口当たりの滑らかさが心地いいんです。また、タピオカを飲むときは『径』が大きめで、ほんのり黒糖の香りがするサトウキビ製のストローを必ず使います」

野村氏は、次の4つのストローについてキーワードとポイントを挙げる。

●麦わらストロー
keyword 手作り、地産地消
point 麦わらの香り、軽く繊細、自然な光沢

●竹ストロー
keyword 台湾製
point 煎った香り、特有の舌触り、耐久性

●サトウキビストロー
keyword コンポスト
point 黒糖の香り、滑らかな舌触り、土に還る

●草ストロー
keyword 無添加
point よもぎの香り、軽くて丈夫、餌になる

実際、草ストローでアイスティーを試吸してみたところ、ほんのりよもぎの香りが口に広がり、フレーバーティーを飲んでいる感じだった。吸いやすく、丈夫で無添加ということから、マイストローとして常備したくなった。

また、サトウキビストローを使ってアイスコーヒーも試吸したところ、野村氏の話す意味が理解できた。口をつけたときに黒糖のいい香りがふんわりと漂って、普通のコーヒーが黒糖コーヒーのような風味に。口当たりも滑らかで、紙製ストローのざらっとした舌触りや、飲んでいくうちにふやけてしまうのが苦手な人にもおすすめ。土に還る素材というのも好印象だった。

吸い終わったら食べられるストローも!? ストロー開発事例

野村氏は、ストローが環境破壊のネガティブなイメージを変えていきたいという思いで普及活動をしているという。「単に吸うだけのものではなく、もっと可能性を広げたいと思っています」と野村氏。これまで数々のストロー開発を行ってきた。

「脱プラスチックストローの動きが起こる中、2020年秋に、新しいストローのあり方を追求するブランドとして『Dlink Straw(ディーリンクストロー)』を立ち上げ、オリジナルストロー第1弾として、飴で作られた食べられるストロー『キャンディストロー』を開発しました。これは、パラチニットという砂糖を原料とした甘味料を使用した、体内に入れても安全安心なストローになっており、砂糖の結晶は非常に微細なため、口当たりも他のストローに比べると上質な仕上がりで、ドリンクを飲んでいる間に飴のストローが少しずつ溶け、ほのかな甘さをプラスしてくれる新感覚のストローです」

●カンロのキャンディストローの開発に関わる

2021年夏からは、キャンディ業界の大手カンロ株式会社とともに、新たなストローの開発をスタート。

2022年で創業110周年を迎えるカンロでは、フューチャーデザイン事業本部が設立され「サステナブル」「Well-being」をキーワードとした、キャンディの可能性と未来をさらに広げていく活動を、さまざまな外部企業とともに推進していく取り組みを本格稼働させる。キャンディストローの試作は、その一環として行われた。カンロの飴商品を作る上で発生する、規格外で販売できないものや、廃棄せざるを得ない原材料の活用に着目し、キャンディから日用品を生み出す取り組みなども行っている。

カンロとともに開発中のキャンディストロー(写真中央)

野村氏は、このカンロのキャンディストローの開発には、どのように関わったのか。また今回のこだわりや特徴を聞いた。

「私が制作したキャンディストローでクラウドファンディングを実践し、ストローマエストロとしてストローの魅力を発信していたところ、カンロさんより協業パートナーのご提案をいただきました。驚きと同時に、キャンディストローというものを、さらに多くの人へ届けることができるかもしれない、とワクワクしました。カンロさんとタッグを組むことで、カンロさんの持つキャンディ作りのノウハウと流通網を活かし、価格や数量、製造ラインの確立といった課題もクリアしていけるのではないかと思います。より多くの人にキャンディストローという商品が広まっていくアンバサダーになれればと思います」

このキャンディストローは、まだ試作段階であり、太さや味のレパートリーなどは、これからさらにブラッシュアップしていくという。

実際、試作品を吸ってみたが、キャンディで飲み物を吸うというのは、新鮮で不思議な感覚だった。飲み終わったあとはそのままボリボリ食べてもキャンディとして美味しかった。

何気なく使っているストロー。こうしてさまざまな種類があり、ここまでストローや飲料の印象が変わるというのは、確かに納得! 野村氏がハマる理由も分かる気がした。ぜひマイストローとして愛用してみたい。

取材・文/石原亜香利


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