売り手市場のITエンジニア。様々なキャリアパスが考えられる彼・彼女たちは、転職エージェントにどんなことを求め、また、仕事選びにおいて何を重要視しているのだろうか?
IT人材転職サービス「ウィルオブ・テックキャリア」はこのほど、全国の20歳~49歳のITエンジニア300名を対象に、仕事選びや保有資格について調査を実施した。(2021年9月実施)
転職サービスに求めるのは担当者の「IT業界/エンジニアキャリアへの知見」
「人材会社(転職サービス)に求めること」では、「安心、信頼できる会社」であることに次いで、「担当者がITエンジニアの職種に対して詳しいこと(33%)」と担当者が「IT業界に対して詳しいこと(30%)」、「IT技術に対して詳しいこと(25%)」と転職パートナーとしての担当者の知見が強く求められていることがわかった。
テレワークはもはや大前提?仕事選びの条件で「在宅勤務ができる」を重視するのはわずか3割。
転職先を探す際に重視することを聞いたところ、「給料(87%)」、「勤務地(68%)」が上位2位となった。次いで「休日(61%)」「勤務時間(54%)」と就労時間を気にする回答が見られるなか、この1年で各社で導入が加速した「在宅勤務ができること」を重視する方は32%と低い回答結果となった。
収入に影響する資格はどれ!?高年収になるほど資格保有率が増加
回答者の現在の年収を600万円未満と600万円以上で分け、有資格状況を見たところ年収600万円以上は74%がなんらかの資格を持っているのに対し、年収600万円未満は65%にとどまった。年収600万円未満のグループと比較して、年収600万円以上のグループで資格保有率が高かったのは「応用情報技術者」「情報セキュリティスペシャリスト」「データベーススペシャリスト」「プロジェクトマネージャー」などだった。
出典元:株式会社ウィルオブ・ワーク
https://willof-work.co.jp/
構成/こじへい