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これならできる!ベテランが指南するソロキャンプの始め方

2022.01.15

ここ十年の第二次キャンプブームに乗って、愛好者を増やしている「ソロキャンプ」。

ブームの中では傍流的な位置づけだったのが、あれよという間に人気が拡大。いまや1つのジャンルとして認知されるほどに。

最近では、通常のキャンプを経験せずに、いきなりソロキャンプデビューを果たす人もいるという。

しかし、道具の購入や設営をふくめ、すべて1人でこなすことに、敷居の高さを感じる人も少なくない。

そんなふうに、二の足を踏む人たちの背中をそっと押すのが、モリノネさんだ。

モリノネさんは、ソロキャンプ歴十数年。YouTubeで、「モリノネチャンネル」というキャンプ関連の人気チャンネルを運営するほか、著書『おだやかに過ごす はじめてのソロキャンプ』(ワニブックス)も出している。

キャンプ場でソロキャンプを満喫するモリノネさん

進化したキャンプ道具と豊富な情報源

今でこそベテラン・ソロキャンパーのモリノネさんだが、駆け出しの頃は「山の寒さを甘く見た結果、寒さで一睡もできなった」など失敗体験も多かったという。

だからといって、ビギナーはみな、辛い思いをしながら一人前になっていく過程をたどる必要はない。

その理由の1つが、ここ数年のキャンプ用品の劇的な進化。モリノネさんは、こう語る。

「以前よりも設計やデザインが洗練された製品が入手しやすくなったのは、僕としても嬉しいところ。より軽量化された素材や、ソーラーで発電するポータブル電源、難燃性のダウンジャケットなど……。数え上げるときりがないほどです」

もう1つは、キャンプに関する情報がSNSやYouTubeを通じて入手しやすくなったこと。

とはいえ、進化した道具と豊富な情報をもってしても、ソロキャンプに試行錯誤はつきもの。だが、それも「自分なりの道具やスタイルを少しずつ見つけていくという醍醐味」だとも。

モリノネさんが愛用の“進化した”キャンプ用品の一部

日帰りのデイキャンプから始めよう

モリノネさんは、ソロキャンプを始める際の注意点を6つ挙げている。

1 火器・刃物の基本知識を身に付ける
2 キャンプ場ごとのマナー守る
3 無理せずデイキャンプから始める
4 天候・気温には要注意!
5 混み合わない場所・時期を探す
6 慣れてきたら、キャンプ場以外にもチャレンジ!

いずれも、ごく基本的なことばかりだが、言われてみないと気づかないもの。このうち、3の「デイキャンプ」とは、日帰りキャンプの意味。はやる気持ちから、初回から泊りがけを敢行…というやり方は、すすめてはいない。

「せっかく出かけたのに、設営に時間がかかったり、慣れないテントでよく眠れなかったり……。癒されるはずが、逆に疲れてしまった。キャンプを始めたばかりの方からよく聞く声です。まずは、デイキャンプで設営や道具に慣れましょう。実際にキャンプ場に行くことで、宿泊のイメージもしやすくなります」

実は、現在のモリノネさんは、デイキャンプをすることの方が多いそうだ。デイキャンプなら、それがOKなキャンプ場や、森林公園、河原、海岸にと、ロケーションも多彩。泊まりより軽装ですむ気楽さもあるので、まずはデイキャンプから始めるのが正解だ。

1泊2日のソロキャンプではこう過ごす

何度かデイキャンプで経験を積んだうえでの、初めての1泊2日のソロキャンプ。参考までに、モリノネさんご本人の段取りをざっと紹介しよう。

・キャンプ前日

出発の前夜までに、食材・貴重品以外は車に詰める。食材については、カットや下味付けなどの下準備を済ませておき、保存袋に入れて冷凍庫に。出発日に買い足したいものがあればメモしておく。

・キャンプ当日

食材をクーラーボックスに詰めたら、いざ出発。モリノネさんは、目的地をひたすら目指すのではなく、道中を楽しむスタイルをとっている。例えば、「山の採水場で湧き水を汲んだり、道の駅で食材をみつくろったり」というぐあいに。

寄り道はすれど、11時頃にはキャンプ場に到着するよう計画。到着したらすぐにテントの設営、テーブル・イスの組み立てをしておく。それから、キャンプ場の施設の確認を行い、森や河原の散策へ。焚き火に使う薪拾いが、楽しみの1つとのこと。

昼食は簡単に済ませ、午後は何もしないでゆったり過ごす。

16時あたりから、焚き火の準備へ。それでお湯を沸かしておき、夕食作りにとりかかるのは18時頃だという。夕食が済んだら、再びのんびりとくつろぎ、キャンプ場の消灯時間に合わせて焚き火を消し、就寝の準備へ。寝つくのは23時ぐらい。

・キャンプ2日目

モリノネさんの2日目の朝は早い。6時頃に自然に目覚め、散歩や朝食に時間をあてる。その後で、晴れていれば、寝袋やグランドシートを車体に広げ乾かしておく。これは、自宅に着いてからのタスクを減らし、次回も気持ちよく使うためのちょっとした工夫。撤収のルーティンをこなしながら、昼にはキャンプ場を退出。帰途も寄り道しながら、家に向かうとのこと。

「何度キャンプをしていても、キャンプ場から帰る時は少し名残惜しさを感じます。でも、それがきっとキャンプを楽しめた証拠なのだと思います」

冬季は寒さ対策をしっかりと

さて、冬真っ盛りの今、ソロキャンプ初心者として、どのような点に留意し当日にのぞむべきだろうか。冬季のソロキャンプにおけるアドバイスを、モリノネさんからいただいた。

「やはり、寒さ対策はやり過ぎるくらいでも良いと思います。山間部や海沿いのキャンプ場は、特に急激な気温の変化や風で体温を奪われます。キャンプに慣れてきたらテントの中に薪ストーブを設置すると、暖かく過ごせておすすめです」

とかく、アウトドア関連の趣味は、「どこそこのメーカーのどの道具がいい」などとグッズ集めに意識が向きがちになる。それもありだが、ソロキャンプの真の醍醐味は、モリノネさんが言うように「道具やスキルのことは気にせず、自分らしく過ごす」ことにある。モリノネさんの著書やYouTubeも参考にしつつ、自分流のソロキャンプを楽しんでみるのも一興だろう。

モリノネさん プロフィール
大分県在住。社会人になった頃から趣味でソロキャンプを始める。2018年からYouTubeでキャンプの様子を記録した動画の投稿を始めたところ、おだやかに過ごす時間を切り取った内容と映像の美しさで話題に。チャンネル登録者は25.5万人(2021年12月現在)。映像作家としても活躍中。
Youtube:モリノネチャンネル
Instagram:@morino.ne
著書:『おだやかに過ごす はじめてのソロキャンプ』(ワニブックス)

写真提供/モリノネ

文/鈴木拓也(フリーライター兼ボードゲーム制作者)

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