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軽自動車に対するイメージはこの10年でどう変わったか?

2022.01.08

小回りが利いて運転しやすく、維持費が安く済み、燃費が良い……そんなメリット多数の軽自動車について、ユーザーはどんな印象を持っているのだろうか?

ホンダはこのほど、軽自動車ユーザー1000人を対象に、軽自動車の機能やイメージに対する変化について調査した。

この10年間で軽自動車の安全性能は大きく向上「安全性能」への評価は8.64倍も

軽自動車について、10年前と比較して安全性能が向上したと思うかと聞くと、全体の96.7%が「安全性能が向上した」と答えた[図1]。また、10年前と比較して軽自動車のイメージが良くなったと思うかと聞くと、こちらも94.4%が「イメージが良くなった」と答えた[図2]。

そこで、現在の軽自動車のイメージを聞くと「運転しやすい」(60.4%)、「燃費がよい」(57.4%)、「車内空間が広い」(52.8%)、「実用的な」(41.7%)、「安全性能が高い」(33.7%)が高く評価されている。

一方10年前の軽自動車のイメージは「実用的な」(29.3%)、「運転しやすい」(27.9%)、「燃費がよい」(23.1%)などで、現在52.8%が認める「車内空間が広い」は10年前は6.8%と低く、この10年で46ポイントも評価を伸ばしている。

また、この10年で評価の伸長率が一番大きかったのが、軽自動車の「安全性能」だ。10年前は最下位の3.9%しかなかったが、現在は33.7%と8.64倍に伸長し、高く評価されている[図3]。

ドライバーの6割が運転中のヒヤリハットを経験

次に、軽自動車を運転中にもう少しで事故を起こしそうになってヒヤリとしたりハッとする、いわゆるヒヤリハット経験について聞いた。すると、全体の6割が「ヒヤリハット経験がある」(61.8%)と答え、「追突しそうになった」(29.5%)、「信号のない交差点で一時停止しない車やバイクが飛び出して来た」(24.8%)、「歩行者や自転車が飛び出して近づきすぎた」(21.3%)などが多くなっている[図4]。

ドライバーの4人に1人は、車の安全機能に助けられたことがある

多くのドライバーがヒヤリハットを経験しているが、車を運転中に「車に装備された安全機能があって助かった経験」を聞くと、4人に1人が「助けられた」(24.2%)と答えた[図5-1]。交通事故は誰もが起こす可能性があるが、ドライバーの4人に1人は車の安全機能のおかけで事故を未然に防ぐことができたようだ。

車の安全性能のおかけでヒヤリハットを回避できた経験を具体的に聞くと、「前の車が急ブレーキを踏んだ時に音で知らせてくれて間に合った」(岐阜県36歳女性)、「オーディオ操作時、思ったより左側に寄っていて車線逸脱防止システムによって逸脱せずに済んだ」(静岡県46歳男性)などのヒヤリハット体験が寄せられた[図5-2]。

■[図5-2]運転中のヒヤリハット経験(自由回答)

・路肩に歩行者が歩いていてそこに突っ込みそうになった時、ハンドルを動かして回避してくれた(長野県20歳男性)
・前の車がいきなり停止し急ブレーキになりそうになった時、ランプや音で知らせてくれる機能で助かった(山形県21歳女性)
・信号が赤に変わった際にブレーキをゆっくり踏んでスピードを落としながら後部座席の荷物を取ろうと一瞬目を離したら、前の車との距離が思いの外近く、ピピピッとアラートが鳴った。そのおかげでぶつからずに済んだ(北海道28歳女性)
・駐車する時、後ろの人に気付けた(福岡県38歳男性)
・トランクが開いたまま発進しそうになったが、サインが出て助かった。暗くなった時、ライトを付けるように知らせがあり、つけ忘れずに済んだ
(北海道39歳女性)
・バックしている時に、後ろにぶつかる前にブレーキがかかった(長崎県40歳女性)
・前の車が停車したのに気付くのが遅く、ぶつかると思ったがブレーキアシストのおかげでぶつからずに済んだ(宮城県42歳女性)
・車間距離が近づきすぎて警報が鳴り、自分が思っていたよりも距離の余裕がなかったことに気付いた(茨城県43歳女性)
・左側から自転車や歩行者が飛び出して来た時に、安全機能があったのですぐに回避できた。信号が赤から青に変わって前の車が走りだしたのに気が付かず、アラームが鳴り、すぐに発進できた(兵庫県53歳女性)
・前を走っている車が急ブレーキをかけたところ、こちらのホンダセンシングが作動して、追突しないで済んだ(東京都54歳男性)
・歩行者に近づきすぎて、自動ブレーキが作動した(神奈川県63歳男性)
・停車中、物を取ろうとしてそちら気を取られていて、うっかりブレーキを踏む力を弱めてしまい、車がゆっくり前進してしまった時、アラームが鳴って前に止まっていた車にぶつからずに済んだ(静岡県73歳女性)

軽自動車ユーザーが選ぶ軽自動車理想の安全性能TOP3、「追突防止」「踏み間違い防止」「バックカメラ」

自動車を購入する際、車の安全性能を重視するかと聞くと、全体の94.9%が「重視する」と答えた[図6]。誰もが求める安全性能だが、安全性能を高められると思う理想の軽自動車の機能を聞くと、「追突防止」(75.4%)、「アクセルとブレーキの踏み間違いの防止」(65.9%)、「バックカメラ」(56.0%)などが上位に挙げられた[図7]。

保護者の4人に3人は「軽自動車を子どもに勧めたい」

全性能を重視して軽自動車を選んでいるユーザーだが、自分の子どもに軽自動車を勧めたいかと聞くと、子どもがいる518人のうち74.5%と4人に3人は「子どもに勧めたい」と答えた[図8-1]。

子どもに勧めたいと思う理由を具体的に聞くと、「普通車と比べて安全装置に大差なくなった」(滋賀県61歳男性)、「軽といっても車内も広いしデザインがいい車もあるし、長時間運転しても昔ほど疲れない」(大阪府47歳女性)など、軽自動車の安全性や快適性は、子どもにも勧めたいほど高く評価されている[図8-2]。

■[図8-2]軽自動車を子どもに勧めたい理由(自由回答)

・安全性も高いと思うし、運転のしやすさ、またデザインも以前に比べると良くなったと思う(福岡県25歳女性)
・以前に比べバックモニター、車線からはみ出したら警告音、追突防止の機能が付いたりして、より歩行者や運転手に安心安全な機能が増えたと思う。子どもが車を買いたいと希望したら軽自動車で運転に慣れた方がいいのではと勧める(佐賀県43歳女性)
・運転しやすいし、事故予防の機能が格段に良くなったと思うから(奈良県47歳男性)
・乗りやすいし、車内も広くなった(群馬県48歳男性)
・軽自動車も普通自動車も機能は変わらないと思うから(埼玉県54歳女性)
・安全性もかなり向上し維持費も燃費も良いから(北海道60歳女性)
・やはり安全機能が充実しているので、軽自動車を買うというのであれば自分のニーズに合った機能を付け買っても良いと思う(宮城県60歳女性)
・さらに安全性もデザインも良くなっているので十分勧めるに値する(愛知県61歳女性)

<調査概要>
実施時期:2021年10月22日(金)〜10月26日(火)
調査手法:インターネット調査
調査対象:18歳〜60代の軽自動車、ユーザー男女1,000人(男女各500人)

※構成比(%)は小数第2位以下を四捨五入している。合計が100%にならない場合がある。

出典元:Honda

構成/こじへい

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