小学館IDをお持ちの方はこちらから
ログイン
初めてご利用の方
小学館IDにご登録いただくと限定イベントへの参加や読者プレゼントにお申し込み頂くことができます。また、定期にメールマガジンでお気に入りジャンルの最新情報をお届け致します。
新規登録
人気のタグ
おすすめのサイト
企業ニュース

年収1000万円以上の人はリモートワークの経験率が6割超

2022.01.07

コロナ禍で急増したリモートワーク。実際のところ、どのくらいの企業がリモートワークを導入し、活用しているのだろうか。

そんなリモートワークに関する実態調査がこのほど、株式会社プラネットにより、4000人を対象にして実施された。

リモートワーク経験者の割合は職業や年収で大きな差

コロナ禍により、にわかに注目を浴びたリモートワーク。コロナ禍前後で、リモートワーク経験者はどのくらい増えたのだろうか。

「コロナ禍以前(2020年2月以前)にリモートワーク(大学などのオンライン授業も含む。)を経験した」(図表1)という人は、全体で15.4%だった。そして「コロナ禍以降(2020年3月以降)にリモートワーク(大学などのオンライン授業も含む。)を経験」(図表2)した人は、23.6%に増えている。前後ともに、若い世代のほうが経験した人の割合は高くなっている。

前後の変化を職業別で見てみると、「学生」が26.0ポイント増加と、最も差が大きくなっている(前:58.0%、後:84.0%)。そのあとは、「会社役員・経営者」(前:32.0%、後:48.0で16.0ポイント増)、「会社員」(前:24.6%、後:39.9%で15.3%増)、「自由業」(前:30.6%、後:44.4%で13.9%増)と続く。

次に個人の年収額ごとに変化を見てみると、収入が高くなるほど、コロナ禍前においても、コロナ禍以降においても、経験者の割合が高く、コロナ前後での経験者割合の増加ポイントも大きい傾向があった。

たとえば個人年収「200万円未満」の人はコロナ禍前は9.0%だが、「400万~600万円未満」の人はコロナ禍前でも24.0%と、約4分の1、「1,000万円以上」の人だと、39.7%と4割近い数字となっている。コロナ禍以降、「600万~800万円未満」(52.6%)、「800万~1,000万円未満」(61.1%)、「1,000万円以上」(63.5%)の層は、リモートワーク経験者の割合が半数を超えていた。

コロナウイルス感染者が多い時期、リモートワークの実施が盛んに呼びかけられていたが、この結果を見ると、誰もがリモートワーク可能というわけではないことが見えてくる。

リモートワーク「自宅」で実施が圧倒的多数

リモートワーク経験者を対象に「あなたがリモートワークで利用した場所を教えてください」(図表5)と質問したところ、「自宅」と回答した人が95.6%で圧倒的多数となった。最近では、従来の店舗をリモートワークがしやすいように改装している業態もしばしば見られるが、「喫茶店・カフェ」(6.2%)、「ネットカフェ・漫画喫茶」(3.0%)、「カラオケボックス」(1.4%)という結果から見ると、まだまだ浸透しているとは言えない状況のようだ。

若い世代ほどリモートワークに順応している

従来のオフィスで働くのとリモートワークでは、効率や快適さに違いがあるのだろうか。効率よく働けたか(図表6)、気持ちよく働けたか(図表7)を、それぞれ教えてもらった。(実際に経験したことがない人は、想像で回答。各回答について小数点第2位を四捨五入)すると、どちらにおいても、「従来と変わらない」(効率:39.6%、快適さ:39.8%)という人が最も多く、4割近い数字となった。

効率については、「とてもそう思う」が8.4%、「どちらかというとそう思う」が17.4%で、ポジティブな回答が25.9%。「どちらかというとそう思わない」が19.3%、「まったくそう思わない」が15.3%で、ネガティブな回答が34.6%と、ポジティブな回答をした人の割合を上回った。年代別に見ると、若い世代はポジティブな回答が多く、高齢になるほどネガティブな回答が増えている。

快適さについても同じような傾向があり、「とてもそう思う」が9.7%、「どちらかというとそう思う」が20.3%で、ポジティブな回答が29.9%。「どちらかというとそう思わない」が15.4%、「まったくそう思わない」が15.0%で、ネガティブな回答が30.4%だった。

効率についても、快適さについても、性年代別で見ると、「女性・20代」が最もポジティブな回答が多く、逆に「男性・70代以上」だと、どちらも最もネガティブな回答が多くなっている。

リモートワークのメリット・デメリットは裏表の関係か

では、リモートワークの効率や快適さを左右しているのは、どんな要素なのだろう。「リモートワークでよかったと感じたこと」(図表8)、「リモートワークで悩んだこと・困ったこと」(図表9)を、それぞれ教えてもらった。(実際に経験したことがない人は、想像で回答。)

よかったことの1位は「通勤時間がなくなった/なくなりそう」(48.9%)で、半数近い人が挙げている。一方、悩んだこと・困ったことの1位は「運動不足になった/なりそう」(31.2%)だった。

2割以上の人がよかったこととして挙げたのは、「感染症対策になる/なりそう」(40.3%)、「好きな体勢で仕事ができた/できそう」(23.8%)、通勤時間がなくなったからか「睡眠時間が確保できるようになった/なりそう」(23.8%)、「ストレスが減った/減りそう」(23.5%)、「人の目がなくて集中できた/できそう」(22.4%)だった。

また、「電話での対応が減った/減りそう」(17.2%)、「電話の取り次ぎをしなくてよかった/しなくてよさそう」(15.1%)と、電話から解放されたと感じている人もそれなりにいるようだ。特に取り次ぎについては、5ポイントの差をつけて、女性のほうがよかったと回答した人が多くなっている。

一方、悩んだこと・困ったことを見ていくと、「オフィスに行かないと進められない作業がある/ありそう」が22.6%、「オフィスに行かないと見られない資料がある/ありそう」が21.8%、「困ったことがあったとき、すぐ相談できない/できなそう」が18.8%、「セキュリティが不安」が18.8%といった回答が上位になっている。リモートワークをしやすい環境がより整えば、こうした困りごとは減少しそうだ。

なお、「家族やペットがいると集中できない/できなそう」と回答した人も18.9%で、4位にランクインしている。よかったこととして「子どもに気を配りながら仕事ができた/できそう」(5.9%)、「子ども以外の家族やペットに気を配りながら仕事できた/できそう」(6.3%)と回答した人もいたが、オフィスと違う環境で家族といると、やはり集中しづらいと感じる人のほうが多いようだ。

出勤とリモートのバランスが良ければ、いいとこ取りもできる?

「あなたが、リモートワークをしてよかったこと、困ったことや、リモートワークの広がりについて考えたことなどを教えてください」と自由回答で聞いたところ、「やってみて初めて、家でも仕事ができることがわかった」という声が多く寄せられた。快適だったり、効率がよかったり、出勤するのが嫌になった人もいるようだ。

一方「同僚が周りにいなくて仕事ははかどるが、世間話や無駄話がまったくないと、それはそれで寂しい」という意見も。「完全にリモートワークがいい!」という人よりも、ほどよくミックスされたほうが働きやすいと感じる人が多いようで、そのバランスをうまく取るためには、本人だけでなく、職場や社会全体で試行錯誤する必要がありそうだ。

■よかったこと、困ったことや、リモートワークの広がりについて考えたこと

【上司から解放されました!】
・上司の顔を見ずに済んで、気分転換とストレス軽減になった。(女性・40代)
・仕事を邪魔する上司や同僚がいないし、どうでもいい電話対応の必要がなくなり効率が上がった。(男性・30代)
・出勤しなくても仕事ができることがわかったし、上司の目がないから仕事がはかどった。(女性・30代)
・自分の配分で仕事が進められるが、その都度上司へのメール報告が手間に感じた。(女性・30代)

【リモートワークがしにくい環境】
・都心に住んでいる人ならリモートワークはありなんだろうけれど、地方だと仕事上リモートワークでは成り立たず、出勤せざるを得ない。また、取引先などがリモートワークで仕事を進められず、しわ寄せがあとから来て、残業が続いてしまっている。(女性・30代)
・SDGsを考えるとリモートワークの推進も必要。しかし、従来型の発想から抜けられない、発言力の強い人の意見でリモートワークが制限されている。(男性・50代)
・営業職で、契約書類がオフィスでないと作成できず、結局出勤しなくてはならない。非対面で契約できるシステムを会社が運用し始めたものの、システムだけでは見込客を見つけられない。(女性・50代)

【オンライン会議が増えた】
・会議や打ち合わせ等、リモートに慣れていない年代との打ち合わせが進まないことがある。(女性・60代)
・オンラインの会議が続き、目が疲れる。(男性・40代)
・上司や同僚とのコミュニケーションが減ったが、会議がやたらと増えた。(男性・50代)
・オンライン会議は、意外に自分の意見を話しやすいとかんじた。(男性・60代)

【子どもがいる環境での仕事】
・子どもやペットの世話をしながら仕事ができる。特に子どもの勉強面は細部までフォロー出来て良かった。(女性・40代)
・子どもが体調不良のとき、自宅で仕事ができていいなと思った。(女性・20代)
・夫がリモートワークをしている時期、子どもも分散登園で家にいて、夫に遠慮しながらの生活は疲れた。(女性・40代)

<調査概要>
調査機関:株式会社プラネットによる調査企画をもとに、株式会社ネオマーケティングにて「リモートワーク」に関する意識調査を実施。
期間:2021年10月27日~30日、インターネットで4,000人から回答を得ている。

出典元:株式会社プラネット
https://www.planet-van.co.jp/

構成/こじへい


@DIME公式通販人気ランキング


@DIMEのSNSアカウントをフォローしよう!

DIME最新号

最新号
2022年12月15日(木) 発売

DIME最新号の特別付録は「7色に光る!LEDメモボード」、特集は「2022ヒット商品BEST100」

人気のタグ

おすすめのサイト

ページトップへ

ABJマークは、この電子書店・電子書籍配信サービスが、著作権者からコンテンツ使用許諾を得た正規版配信サービスであることを示す登録商標(登録番号 10401024号)です。詳しくは[ABJマーク]または[電子出版制作・流通協議会]で検索してください。