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アウディが電動化とハイブリッド化に今後5年で180億ユーロを投資

2022.01.04

アウディが電動化とハイブリッド化に約180億ユーロを投資

2021年、アウディは電気自動車の製品ポートフォリオを倍増させた。年初にはAudi e-tron GTを、春にはAudi Q4 e-tronを世界初公開して、アウディの電動化ロードマップを確実に実行した年となった。

さらに、今後5年間の投資計画により、アウディは持続可能なプレミアムモビリティのプロバイダーになるための移行を加速する。特に、未来の車両プロジェクトに対する先行投資額は再び増加、総額は約370億ユーロに達する。アウディはこの投資額のうち、電動化とハイブリッド化だけで約180億ユーロの予算を割り当て、eモビリティに対する明確な取り組みを強調している。

2033年以降、アウディブランドの全モデルが電動化されることになる。それに伴いアウディは、2021年に製品ラインナップにおける電気自動車の数を倍増させ、内燃エンジン搭載車よりも多くの電気自動車を市場に投入。

2021年は新型電気自動車4モデル、すなわちAudi e-tron GT quattro、Audi RS e-tron GT、そしてアウディにとってコンパクトセグメント初の電気自動車となるAudi Q4 e-tron、Audi Q4 Sportback e-tronをラインアップに追加した。アウディは、2025年までに20以上の電気自動車をラインナップに展開することを目指している。

アウディは充電インフラの拡充を加速

電動化モデルの数が増えるにつれ、充電インフラに対する要求も高まっている。フォルクスワーゲングループは、世界中で力強いパートナーシップを構築しながら、充電インフラを拡充している。現在、ニュルンベルクでは、都市環境におけるプレミアムな充電コンセプトの実証実験を行っている。

Audi charging hub(アウディ チャージングハブ)は、自宅で充電することができないオーナーに対応すると同時に、将来のピーク需要の管理を目的としている。Audi charging hubは、12月23日から一般の方が利用できるようになる。このパイロットプロジェクトには、予約可能な急速充電(HPC)ステーションに、充電中の時間を過ごすための場所としてくつろぐことができるプレミアムなラウンジが併設されている。

Audi charging hubのエネルギー貯蔵システムとして使用されているリチウムイオンバッテリーは、役割を終え解体された開発車両から回収された使用済セカンドライフバッテリーとなる。さらに、ルーフに設置された太陽光発電モジュールが、追加のグリーンエネルギーを供給する。

Audi charging hubにより、e-tron Charging Serviceの範囲を拡大。現在、ヨーロッパ26か国の約29万の充電ポイントで、アウディ独自の充電サービスを利用することが可能となる。

アウディは、Audi Charging Serviceの利便性をさらに高めるため、ヨーロッパ最大の急速充電(HPC)ネットワークであるIONITY(アイオニティ)の拡充に取り組んでいる。フォルクスワーゲングループは、アウディやポルシェとともに、IONITYの創設メンバーであり、設立当初からの合弁パートナーである。

IONITYは、24か国の電気自動車用急速充電ネットワークに7億ユーロを投資し、350kWに対応した急速充電ポイントの数を、2025年までに現在の1,500から約7,000に増やすことを目指している。この魅力的な急速充電ネットワークは、アウディが電気自動車と自動運転車に関連して提供している包括的なエコシステムの中心的な要素であり、将来的にさらに拡大する予定。

「Vorsprung 2030」:持続可能性、社会的責任、技術革新におけるリーダーとなる

AUDI AG財務および法務担当取締役のユルゲン リッテルスベルガー氏は、次のように述べている。

「私たちが現在策定している期間計画には、未来向けて加速する道筋を反映しています。この投資計画に基づき、2026年までの先行投資において、電気自動車およびハイブリッド車の包括的な製品攻勢を実施し、弊社のロードマップを一貫して実行するという非常に明確な焦点を定めています」

2022年から2026年の間に、アウディグループは研究開発および設備等に対して合計約370億ユーロの投資を計画している。この計画では、特に未来の車両プロジェクトに対する先行投資額が増加しています。アウディは、電動化とハイブリッド化だけで約180億ユーロの予算を割り当てており、それによってeモビリティへの移行に対する明確な取り組みを強調している。

「Vorsprung 2030」戦略により、アウディは2030年までに持続可能性、社会的責任、技術革新におけるリーダーとなるための明確なロードマップを定めている。

AUDI AG最高経営責任者(CEO)のマルクス ドゥスマン氏は、次のように述べている。

「"Vorsprung 2030"は、アウディが将来にわたって存続可能な企業であり続けることを保証するものです。私たちの社会は、急速に変化しています。そのため、私たちは、気候に中立なモビリティへの転換を加速しています。私たちにとって、持続可能なビジネスモデルとは、それを実現するためのアプローチおよび社会に対する責任の問題であることは明確です」

2026年以降にアウディが全世界の市場で発売するモデルは、すべてが電気自動車となります。

アウディは、2033年までに内燃エンジンの生産を段階的に廃止する予定である。アウディは、集中的な戦略プロセスの結果として導き出された明確な結論として、収益性の高い成長を続けることを目指している。

市場予測と独自の魅力的な製品ポートフォリオに基づき、アウディは、2030年以降に年間300万台の車両を販売する計画を立てている。アウディはさらに、グループとの相乗効果を高めることにより、11%を超える営業利益率を長期的に達成することを目標としている。

関連情報:https://www.audi.co.jp/

構成/土屋嘉久(ADVOX株式会社 代表)

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