話題の『鉛筆シャープ』、その書き味を編集・テラダが試してみた
「表紙のラフ(構成を簡単に記した設計図のようなもの)を作成するに当たり『鉛筆シャープ』を使用。0.3、0.5、0.7、0.9、1.3mmの芯径がありますが、ロゴやタイトルなど、大きく描く必要がある要素を描くのに便利だったのは0.9mm。芯径が太いため滑るように描けるのが心地よかったですね。塗りつぶす作業も簡単にできるので、ラフの作成に限っては、0.9mmが最適と感じました。ほかの編集部員にも薦めます!」(編集・テラダ)
累計出荷数90万本突破!
コクヨ『鉛筆シャープ』各198円
鉛筆のような軸のツヤと、削ったようなペン先の質感など細部までこだわったシャープペンシル。「芯補充を極力シンプルにできるようノック穴に芯を入れるだけの〝スピードイン機構〟を採用しました」(商品戦略部・飯田康平さん)
編集・テラダ
塗りつぶす作業も0.9mmならスムーズ!
文字を書く際は、やはり0.5mmが便利。
できたラフがこちら。0.9mmを中心に使い、0.5mmで細かい文字、赤色の1.3mmで指定を記した。
〈ヒットの方程式〉
鉛筆らしさにこだわり、デザインはあえてシンプルに。発売当初に限定発売した、5種類の芯径と消しゴムをセットにした缶ペンケースは即完売。セット販売することで、複数の芯径を揃えることの訴求につながった。
取材・文/坂本祥子
※本記事内に記載されている商品やサービスの価格は2021年11月30日時点のもので変更になる場合があります。ご了承ください。