
「2022年市場見通し:欧州株式、グローバル / テーマ型株式、グローバル債券」
アセットマネジメント企業・シュローダーは、レポート「2022年市場見通し:欧州株式、グローバル / テーマ型株式、グローバル債券」を公開した。
欧州株式
マーティン・スカンバーグ氏
欧州株式ファンドマネジャー
需要の堅調さが2022年に向けて引き続きユーロ圏株式市場の押し上げ要因となる可能性があるが、年の後半にかけてリスクが高まると予想される。需要の堅調な回復が、少なくとも2022年前半において株価の下支えとなることが期待される。欧州は、グリーン・テクノロジーやその他の革新的かつ急成長する業界において、市場をリードする企業から恩恵を受けている。
相対的に高いインフレ期待が定着するリスクがあり、高水準の政府債務を考慮すると中央銀行は難しいバランスの維持に直面している。欧州は旺盛な需要に恵まれつつ、2022年を迎える。企業利益は急増し、企業がサプライチェーンを再構築し、サステナブルな技術へ方向転換する中、新しい投資機会の波が押し寄せてきている。
しかしながら、近い将来に陰りが見え始めている。陰りとは、特に年末に向けて、インフレ率の上昇、金利の上昇、そして大きく変化した投資環境だ。
テーマ型株式
アレックス・テダー氏
グローバル株式・米国株式ヘッド兼CIO
2022年は企業の価格決定力が重要になると考えている。サプライチェーンの混乱の影響は大きいものの、2022年中の回復が見込まれる。インフレは多くの業種で依然として重大なリスクであり、投入コストの上昇、特にエネルギーコストの上昇は、すでに消費者価格や賃金に反映されている。企業は利益率が圧迫される可能性が高いため、価格設定力が重要になる。
グローバル債券

ポール・グレインジャー氏
ヘッド・オブ・グローバル・フィクストインカム&カレンシー

ジェイムス・ビルソン氏
グローバル・フィクストインカム&カレンシー・チーム ストラテジスト
2022 年は経済成長のピークを迎え、
これにより、
関連情報:https://www.schroders.com/ja-jp/jp/asset-management/
構成/DIME編集部