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2022年のワイントレンドを牽引するか?世界中が注目する英国産スパークリングワイン

2021.12.26

今、世界中のワインラバーが注目しているのが「英国産スパークリングワイン」。ここ数年、その人気はじわじわと高まり、フランスの大手シャンパーニュメゾンも続々と進出するほどだ。なかでも、英国産スパークリングワインの最高峰とされているのが、ウェスト・サセックス州にあるワインメーカー『ナイティンバー』。今回はその魅力、醸造の背景、そして、造り手の熱意などを、醸造家のブラッド・グレイトリックスさんにうかがった。その味わいもレビューする。

英国産スパークリングワインの先駆者『ナイティンバー』。

新たな産地として注目!自社畑のブドウのみを使い、最高のスパークリングワインを作る。

-『ナイティンバー』の背景について教えてください。

「『ナイティンバー』があるのは、ロンドンから車で1時間ほどの距離にある、イングランド南部のウェスト・サセックス州です。実は、約900年前から歴史に名を遺す土地なんです。エステートとしての歴史は1086年にまで遡り、王族や貴族の所有を経て、1988年に醸造用ブドウの本格的な栽培に着手しました。

ターニングポイントは2006年。ワインに関してとても熱い男である、現オーナーのエリック・ヘレマがエステートを購入し、翌07年に私と妻が参画。以来15年、世界最高峰のスパークリングワインを造ることを追求してきました。現在は11か所に及ぶ自社所有のブドウ畑で、シャルドネ、ピノ・ノワール、ピノ・ムニエの3品種を栽培し、スパークリングワインだけを造っています」

ブラッド・グレイトリックスさん。
醸造家。2001年よりワイン造りを学び始め、世界中のワイナリーで研鑽を積む。カナダとオーストラリアでの研究を終えた後、アメリカ、オーストラリア、ニュージーランド、フランスなど様々な場所でワイン造りに携わり、2007年より現職。妻のシェリー・スプリッグスは同ブランドの醸造責任者。

-イギリスのスパークリングワインメーカーとして初めて、シャルドネ、ピノ・ノワール、ピノ・ムニエの3品種全てを自社畑で栽培されているんですね。

「その通りです。ドーバー海峡の対岸に位置する、フランス・シャンパーニュ地方から続く地層と言われています。南向きの傾斜で、砂質または石灰質土壌(活性カルシウムを含む白亜紀後期のチョーク土壌)という、シャルドネ、ピノ・ノワール、ピノ・ムニエの3品種を栽培するのに理想的な土壌の畑を有しています。気候温暖化のため、冷涼な気候のこの地でも3品種を栽培できるようになったと言われていますが、暖かすぎても寒すぎても醸造用ブドウの栽培には適しません。

さらに恵まれているのは標高が低く、風の影響を受けにくい穏やかな場所にあること。それによってブドウは長くゆっくりと熟し、深い味わいと繊細な風味、印象的な酸味を表現できるのです。この地の魅力は、より長く涼しい生育期間がとれることにあります。時間をかけて育ち、ぶどうの糖度がゆっくりと上がるとフレーバーがよくなり、よりエレガントなワインを作ることができるのです!」

スパークリングワイン造りに最適な土壌と気候。

成熟したブドウは全て手摘みされる。

「21年秋の収穫時期は遅くなりましたが、とても満足のいくブドウが収穫できました。収穫期に入ると、ブドウの成熟度合いを確認して一区画ごとにタイミングを見計い、完熟したブドウをひと房ごと手摘みします。さらに厳選したブドウを優しくプレスし、得られた果汁を区画ごとに個別のタンクで醸造します。これらの多様なベースワインをブレンドし、伝統的な製法である瓶内二次発酵で長い時間をかけて熟成していきます」

-かなり手間をかけて造られているんですね。

「ブランドとしては、すでに30年近くリリースしていますが、15年前、仕事を始めた当時は、英国国内でも英国産ワインはあまり知られていませんでした。認知度が上がってきたのはここ10年ほど。ほんの36しかなかったワイナリーも現在では700を超えるほどに成長しています。シャンパーニュ地方のいくつものメゾンも英国にワイン畑を購入し、スパークリングワイン造りにトライしています。

(私はシャンパーニュのことを語るのはあまり好きではないのですが)比較ということでお話しすると、これまではシャンパーニュから多くのインスピレーションを受けてきましたが、今では逆に与えるほどになってきているのを嬉しく思っています」

-世界的な賞をいくつも受賞されています。

「『ナイティンバー』が知られる大きなきっかけは、2012年にエリザベス女王の在位60年を祝うダイヤモンドジュビリーの祝賀行事に採用されたことですね。その年にはロンドンオリンピックも開催され、英国に注目が集まったこともあり、認知度が高まったように感じています。

そして、2018年、「インターナショナル・ワイン・チャレンジ(IWC)2018」で、シェリー・スプリッグスが、フランス・シャンパーニュ地方以外で初めて、かつ、女性醸造家としても初のスパークリングワインメーカー・オブ・ザ・イヤー」を受賞したことが、さらに認知度を上げました。

全世界でスパークリングワインが作られている中で、フランスから初めてその座を奪ったのが英国であるということからも、我々がいかに特別かということがわかっていただけるでしょう。

そして、世界的に評価されているのは誇らしいことですが、いかに食卓で楽しんでもらえるか、飲んでいただけるかが重要だと思っています」

-多くのワインメーカーが非公開とするブレンドの割合なども開示しているそうですね。

「そうですね。多くのメーカーはなかなか開示しないようですが、透明性を担保するためブドウ品種別、ヴィンテージ別のブレンドの割合のほか、瓶詰めした日など全ての情報を開示しています。購入者は手元のワインの裏ラベルに印字された数字をウェブサイトに入力すれば、個々のワイン情報にアクセスすることができますよ」

-日本も重要なマーケットだと伺いました

日本の方々は、スパークリングワインの消費者としてとても経験豊かで、知識も豊富です。その皆様に認知していただくのは、ほかの地域に販路を広げていくという意味でも重要な市場ととらえています」

-ありがとうございました!

味わいはいかなるもの!? 相性のいいフードは?

今回、インタビュー後に、ナイティンバーの名刺的な存在である『クラシック・キュヴェ・マルチヴィンテージ』を試飲した。

ナイティンバー『クラシック・キュヴェ・マルチヴィンテージ』750ml、8800円。

「ナイティンバーのラインアップの中で、最初に飲んでいただきたいのが、『クラシック・キュヴェ・マルチヴィンテージ』です。私たちが目指しているエレガントなスタイルを知っていただくのにぴったりな1本です」(グレイトリックスさん)。

早速、飲んでみる。フレッシュかつ繊細な味わいで、香りはエレガント。酸がしっかり感じられる。余韻も長く、上質なスパークリングワインであることが、すぐに実感できた。

「ぜひ料理と合わせて楽しんでほしい」(グレイトリックスさん)と、スモークサーモンや寿司とのペアリングも提案してくれた。確かに、和食との相性がいいから日本の食シーンにもすんなり馴染む。22年の酒トレンドを騒がせることは間違いなさそうだ。

冬季限定パッケージ『クラシック・キュヴェ・マルチヴィンテージ ウインターギフトBOX入り』も販売中だ。

年末年始に続いて、バレンタイン、歓送迎、花見……etc、22年は、大切な人とのひと時を極上の英国産スパークリングワイン『ナイティンバー』とともに、過ごしてみてはいかがだろう。

問い合わせ先/
TYクリエイション TEL:03・5344・9031
https://www.tycreation.com/

取材・文/はまだふくこ

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