小学館IDをお持ちの方はこちらから
ログイン
初めてご利用の方
小学館IDにご登録いただくと限定イベントへの参加や読者プレゼントにお申し込み頂くことができます。また、定期にメールマガジンでお気に入りジャンルの最新情報をお届け致します。
新規登録
人気のタグ
おすすめのサイト
企業ニュース

【ヒット商品開発秘話】ノイズキャンセリングとハイレゾの高音質を両立したソニーの完全ワイヤレスイヤホン「WF-1000XM4」

2022.02.05

いち早くノイズキャンセリング機能搭載イヤホンを製品化したソニーのベストセラーシリーズ。完全ワイヤレス型ヘッドホン『WF-1000XM4』の新機能を前作との比較を交えて、開発者にとことん聞いた。

ソニー『WF-1000XM4』

オープン価格(実勢価格約3万3000円)

ソニー『WF-1000XM4』

〈 開発者はこの人!〉
ソニーホームエンタテインメント&サウンドプロダクツ事業本部
モバイル商品企画部 モバイル商品企画1課
辻 万葉さん(左)
『ウォークマン』などの商品企画の担当を経て、数年前からイヤホンの商品企画に従事。音楽視聴だけでなく、楽器演奏や音楽ライブへの参加も趣味。

〈 開発者はこの人!〉
ソニーホームエンタテインメント&サウンドプロダクツ事業本部
モバイル商品技術1部 音響技術課
神田雅生さん(右)
『WH-1000XM3』『WF-1000XM3』など、1000Xシリーズの音響設計に従事。高校生のときにイヤホンの魅力にはまり、音響設計に興味を持つ。

ノイズキャンセリングの高性能化とともに音質も引き上げる!

──ノイズキャンセリングと高音質が評価された『WF-1000XM3』からの最大の進化ポイントは?

神田 ノイズキャンセルの高性能化です。『WF-1000XM3』では、個人的にまだ不満点がありました。人の声のような中間周波数帯域の音が抑えきれませんでした。

 一般的にNC回路によるアクティブ遮音性は低音域に効果的で、イヤピースや筐体構造によるパッシブ遮音性は高域に効果的ですが、今回はパッシブとアクティブの両面から見直しています。低域に関してはイヤピースの遮音性が上がったことやドライバーの性能向上、高域に関しては低遅延プロセッサーの採用や信号処理の見直しを行ない、人の声もより抑制できるようになりました。なお、遮音効果が高まった一方で、外音取り込み機能は信号処理により高域のヌケを良くして、外の音の広がり感を自然に再現できます。

 圧縮音源の高音質化も進化しています。AIを使ってリアルタイムで再生中の楽曲を分析して、それに合ったアップスケーリングを行ないハイレゾ相当の音質にしています。

──AIは楽曲の何を基準にして、音の特徴を判断していますか?

神田 楽器の種類や音色といった曲の情景を判断し、それぞれに最適な音の波形を再現できるような処理をしています。LDACにも対応したので、ワイヤレスでハイレゾ音源も楽しめますよ。

──ANC性能と高音質化以外に新しくなった点はどこですか?

 イヤホンの小型化です。従来は3点で耳にフィットしていましたが、今回は全体が耳に収まります。電池持続時間を増やして、軽量化を実現。IPX4の防滴性能もあります。

神田 小型化のためにあらゆる部品の大きさとレイアウトを見直し、回路は省電力化して、内蔵充電池のサイズを変えずに電池持続時間を増やしています。

──今後の展望はいかがですか?

 ユーザーニーズに応えて多機能化を果たしました。設定できる箇所が多くなったので、環境に応じた自動切り替えをより進めていきたいと思っています。また、この商品で実現させた紙パッケージもSDGsの観点から、何らかの形で発展させたいと考えています。

小型化して耳に収まるデザインでフィット感が向上!

『WF-1000XM3』よりもハウジングを小型化し、耳内部の面で支える形状にすることで、装着感を高めている。

ソニー『WF-1000XM4』

さらに広帯域化したノイズキャンセリング機能を搭載

乗り物などの低周波ノイズから、人の声などの中高域ノイズを効果的に低減。ANCオンで最大8時間の音楽再生を実現した。

ソニー『WF-1000XM4』

新開発のドライバーでノイズ低減効果を追求

振動板の振幅域を広げると同時に、レスポンスを良くすることで低音の再生能力を向上させた新開発のドライバーユニットを搭載。低域のノイズ低減効果を向上させた。

ソニー『WF-1000XM4』

高域のノイズをカットする新開発のイヤピース

耳にフィットする独自開発のポリウレタンフォーム素材を使い高域のノイズを低減。イヤピースは独自構造で装着安定性とつけやすさを追求した。

ソニー『WF-1000XM4』ソニー『WF-1000XM4』

【ヒットの方程式】

前作のウリのポイントをさらにブラッシュアップして性能を向上させた。
ユーザーニーズに応えた多機能化で利便性を追求。小型軽量化も実現。

取材・文/川野 剛

※本記事内に記載されている商品やサービスの価格は2021年11月30日時点のもので変更になる場合があります。ご了承ください。

DIME最新号は「2021年ヒット商品総まとめ」と「2022年トレンド大予測」の2大特集

「DIME」最新号では、2021年にヒットした商品やサービスの紹介のほか、ヒットに至った秘密、舞台裏、2022年に流行りそうなものまでをすべて掲載。特別付録は、仕事でも家庭でもいろいろ使える特大10インチの電子メモパッドです。 絵や文字をたっぷり書き込める、特大の10インチサイズながら、厚さ6mm、重さ143gと、薄型&軽量で持ち運びやすいのが特徴。しかも約10万回書き換えが可能です。 フックに引っかけたり、紐で吊るしたり、専用ペンを支えにして立てかけたりと使い方はいろいろ。

【セブンネットショッピングで購入する】

https://7net.omni7.jp/detail/1231587976

興味のあるジャンルを登録して@DIMEをもっと便利に!話題のコーヒーメーカー「BALMUDA The Brew」やAmazonギフト券が当たるキャンペーン実施中

@DIMEのSNSアカウントをフォローしよう!

DIME最新号

最新号
2022年5月12日(木) 発売

DIME最新号の特別付録は「Qi対応ワイヤレス充電器」! 特集は「2022年下半期 逆襲の資産運用プラン」!

人気のタグ

おすすめのサイト

ページトップへ

ABJマークは、この電子書店・電子書籍配信サービスが、著作権者からコンテンツ使用許諾を得た正規版配信サービスであることを示す登録商標(登録番号 10401024号)です。詳しくは[ABJマーク]または[電子出版制作・流通協議会]で検索してください。