小学館IDをお持ちの方はこちらから
ログイン
初めてご利用の方
小学館IDにご登録いただくと限定イベントへの参加や読者プレゼントにお申し込み頂くことができます。また、定期にメールマガジンでお気に入りジャンルの最新情報をお届け致します。
新規登録
人気のタグ
おすすめのサイト
企業ニュース

時代を先取り!?筐体の35%に再生プラスチックを使ったシャープのシンプルスマホ「AQUOS wish」

2021.12.22

シャープのスマートフォンといえば、ハイエンドモデルである「AQUOS R」、軽量ボディなど挑戦的なミドルハイモデルである「AQUOS zero」、ミドルレンジ価格帯でトレンドと使いやすさを追求した「AQUOS sense」の3シリーズがラインアップされています。

そんな中、2021年12月6日にAQUOSの新シリーズとして、エントリーモデルの「AQUOS wish」が登場しました。AQUOS senseシリーズよりも安価な価格設定に、環境問題への取り組みも見られる新端末となっているので、詳細を見ていきましょう。

筐体の35%に再生プラスチックを採用! シンプルさを追求した「AQUOS wish」

「AQUOS wish」は、エントリーモデルの新シリーズとして登場。AQUOSとしては、5万円前後で購入できる「AQUOS sense」シリーズがラインアップされていますが、これよりもさらに安価に展開される予定。執筆時点では、KDDIとソフトバンク法人での取り扱いが予定されています。

コンセプトは「新しい価値観」とのことで、年齢や性別、デジタル製品に対するリテラシーを問わず、多くの人がシンプルかつ長く使えるモデルを追求しました。

エントリーモデルのスマートフォンといえば、性能を抑え安価に提供することを目指す製品が多い中、「AQUOS wish」では安さだけでなく、必要十分の機能を搭載しながら、シンプルさを保つ“引き算の美学”が極められています。

また、「SDGs」といった単語を耳にする機会が増えたように、近年多くの人が注目している環境問題への取り組みも行われており、筐体に使われているプラスチックの35%に、ウォーターサーバーのタンクに使われているプラスチックをリサイクルした再生素材を採用。発送時にスマートフォンが入っている化粧箱も、「AQUOS sense5G」比で容量を20%削減、紙の使用量を40%削減しています。

紙の使用量を減らしただけでなく、簡単に解体できるようになっています。

“サラサラ”の手触りに感覚的に使えるシンプルなUIを採用

今回、短時間ではありますが実機を試す機会をいただきました。簡単に操作した感想として強く残っているのが、「とにかく手触りが良い」という点です。本体はプラスチック素材ながら、サラサラと滑らかな触り心地になっており、指紋がほぼ目につかないのもポイント。カラーバリエーションは「Olive green」「Ivory」「Charcoal」の3色で、年齢や性別を問わず手に取りやすい色を採用しました。

先にも触れた通り、筐体素材の35%に再生プラスチックが採用されているのですが、強度としては従来のAQUOS senseシリーズなどと比べてもそん色ないレベルに仕上がっているとのことで、MIL規格18項目に対応しています。また、IPX5/7・IP6Xの防水・防塵規格にも対応しており、キッチン周りなどで使用しても比較的安心の設計です。

搭載OSはAndroid 11ですが、ディスプレイの角から内側にスワイプすることでスクリーンショットが撮影できる「Clip Now」や、自動的に画面が下に流れていく「スクロールオート」、指紋認証を使って決済アプリが簡単に起動できる「Payトリガー」といった、AQUOS UIもしっかり継承されています。

おサイフケータイ機能もしっかり搭載! 長期間のOSアップデートにも対応

ユーザーの使用体験にこだわられたスマートフォンなので、本来の良さは数字でわからない部分もありますが、スペックについても紹介していきましょう。

ディスプレイサイズは5.7インチで解像度HD+です。近年はフルHD以上の解像度を搭載したスマートフォンが一般的ではありますが、画面サイズが比較的小さいこともあり、画質が特別荒い印象は受けませんでした。

本体サイズは(約)縦147mm×横71mm×厚さ8.9mm、質量は約162gとなっています。コンパクトサイズのスマートフォンでもありますが、軽量な仕上がりになっているため、片手での操作性も抜群です。「AQUOS zero6」や「AQUOS sense6」と同様に、本体側面には窪みが付けられており、指が引っかかるようにデザインされているため、手になじむ感触も良好でした。

搭載CPUはSnapdragon 480 5G、メモリ4GB/ストレージ64GBとなっており、エントリーモデルながら5G通信にもしっかりと対応。バッテリーは3730mAhで、アウトカメラは13MP、インカメラは8MPとなっています。

また、エントリ―モデルながらおサイフケータイ機能(FeliCa)や指紋認証によるロック解除機能もしっかりと搭載。本体上部にはイヤホンジャックも備えられています。

スペックを一通り確認すると、CPUやカメラの数を除き、「AQUOS sense」シリーズと大きく変わらないようにも思えますが、シリーズのコンセプトとして、「AQUOS senseはトレンドを追いかけながら常に変化していくシリーズ、逆にAQUOS wishでは普遍的な価値を追求し、長く愛用してもらえるシリーズを目指す」とのことです。

発表会では特に“長く安心して使える”ことが強調されていました。筐体の堅牢性や防水・防塵への対応、5G通信の対応といった性能からもわかる部分ですが、OSのアップデートは2年間しっかり対応し、状況を見てセキュリティアップデートなどは3年ほど続けていきたいとしています。

取材・文/佐藤文彦

@DIMEのSNSアカウントをフォローしよう!

DIME最新号

最新号
2024年3月15日(金) 発売

DIME最新号はデザイン一新!大特集は「東京ディズニーリゾート&USJテーマパークの裏側」

人気のタグ

おすすめのサイト

ページトップへ

ABJマークは、この電子書店・電子書籍配信サービスが、著作権者からコンテンツ使用許諾を得た正規版配信サービスであることを示す登録商標(登録番号 第6091713号)です。詳しくは[ABJマーク]または[電子出版制作・流通協議会]で検索してください。