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なぜ、メタバースとNFTは相性がいいと言われるのか?

2022.01.10

高速かつ大容量の通信技術5Gの登場や、半導体の高性能化により、オンライン通信しながらのリアルタイムの3D描画によって、利用できる仮想現実(VR)が、一般家庭でも楽しめるようになってきた。パソコンとVRゴーグルがあれば、すぐにでもその空間内を探索できるような世界では、NFTがさらに普及しそうだ。それはなぜかなのかを解説しよう。

そもそも「メタバース」とは何か?

 オンライン上でのみアクセスできる仮想現実の3D空間のことを総称して「メタバース」という。超越を表わすMeta(メタ)と宇宙を表わす(ユニバース)の造語である。この造語を提唱したのは、SF小説作家のNeal Stephenson氏だ。メタバースに接続した利用者は「アバター」という同空間上での自分の分身を操作して、ほかの利用者とコミュニケーションしたり、空間内にあるコンテンツを楽しんだりできる。ネット環境があればどこからでも接続でき、オンラインゲームのように、シナリオによる縛りがないため、空間内での行動制限がない。

●主なメタバースコンテンツ

主なメタバースコンテンツ

国内外で、すでに多くのメタバースコンテンツがあることがわかる。「セカンドライフ」は2000年代前半に一時期話題になったメタバースの萌芽的存在である。

 メタバース内で取引されるコンテンツはNFTと親和性がよい。理由は2つある。(1)そのメタバースのサービスが終了してもアイテムが手元に残る、(2)NFTの数量が厳密に管理でき、所有権の証明や移転が容易にできる。実際に『The Sandbox』というゲームではNFTの取引ができる。取引の対象となるのは、ランドと呼ばれる土地やアバターなど。ゲーム内のマーケットプレイスで取引したり、OpenSeaやCoincheck NFTなど外部のマーケットプレイスで売買したりできる。

 仮に『The Sandbox』がサービス終了したとしても、元のNFTのデータが消えることはないため、このデータを元にしたゲームを開発し、ユーザーを移行させられる。

●NFTコンテンツが売買できるゲーム『The Sandbox』

『The Sandbox』

ブロックを自由に配置して構造物を作る、空間内の生活を楽しむ、といった遊び方ができる。その中の土地「ランド」は数量が限られ、人気な土地は高値で取引されている。

なぜメタバースとNFTは相性が良いのか?

 メタバースとNFTの親和性をより詳しく見てみよう。両者の関係性を一言で言えば、メタバースは仮想現実空間での生活基盤なのに対し、NFTは同空間での生活に必要な道具になる。メタバースを意識して作られたNFTコンテンツを調べてみるとあることに気づく。「NFTを使って、現実空間とメタバースとの橋渡しができそう」ということだ。

 例えば、メタバース空間で使えるスニーカーのNFTがあるが、これと同じものを街中の靴屋で買えるようになるかもしれない。大手企業の例では、スポーツブランドのナイキが、実際にNFTを使ったデジタルスニーカーを開発している。また、NFTを所有している人のみが入場できるメタバースコンテンツを作り、ユーザーを区別することも可能だ。

 実際のメタバース内のコンテンツには、NFT所有者のみが見られる動画コンテンツのほか、逆にメタバース内でNFTコンテンツを展示するなど様々な活用例がある。

●NFT所有者のみが入室できるオンラインシアター

NFT所有者のみが入室できるオンラインシアター

仮想現実の映画館(シアター)の入場チケットとしてNFTを利用する。偽造や盗難のリスクが低い。

●メタバース空間で使えるスニーカー

メタバース空間で使えるスニーカー

ファッションコンテンツのNFTはまさに、現実空間の情報をメタバースに持ち込むための道具だ。

●バーチャルNFTギャラリーでメタバース上のNFTを鑑賞

バーチャルNFTギャラリーでメタバース上のNFTを鑑賞

手元のNFTコレクションを使って、自分だけのギャラリーを作り自慢するもよし、入場料を取るもよし。

音声のみのメタバース空間も存在する

 ここまで紹介したメタバースは、物体を仮想現実化したものだったが、音声のみで構築したメタバース空間がある。「オーディオメタバース」と言われており、拡張現実(AR)空間で、仮想的に、アーティストの音楽ライブを楽しむなどの目的がある。ユーザーとアーティストが交流することもでき、音声データがNFTとして、デジタル資産になる。

●オーディオメタバースの例

オーディオメタバースの例

GPS×インターネットによって、現実空間に音声データを重ね合わせて、特定の場所で音楽ライブなどのコンテンツを提供する。

〝メタバース・ファースト〟でFacebookが社名を変更

2021年10月29日(日本時間)に、SNSの最大手Facebookが社名を「Meta(メタ)」に変更すると発表。その名のとおりメタバース関連のビジネスに注力し新たな収益化を目指すという。同社は2021年8月にはVR会議プラットフォーム「Horizon Workrooms」をリリースしたが、VR空間までも巨大IT企業が支配するのではという懸念もある。

●新社名は「Meta」に

Meta

新しい社名ロゴは、VRゴーグルと無限大の記号「∞」を模したような形をしている。なお、SNSとしての「Facebook」は今後も残るという。

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取材・文/編集部

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