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NFTを実現する「ブロックチェーン」ってどんな技術?

2022.01.02

NFTを実現するのに欠かせないブロックチェーン技術は、いったい何がすごいのだろうか。ネット上にデータを分散管理しているので、中央管理者が不在で誰でもデータを参照できるので透明性が高いといったメリットを耳にするが、今いちピンとこない人も多いのではないか。NFTを理解するうえで不可欠なブロックチェーンの機能をまとめた。

取引データを数珠つなぎで記録してネットに保管

 ネット上で複数のコンピューターがネットワークを形成し、そこにデータを記録するには、様々な方法がある。「データベース」は一言で言うと、表計算ソフトのように行と列に分けてデータを記録する技術だ。ネット上にある大企業のシステムから、小規模なECサイトまであらゆる場所で使われている。一方で、ブロックチェーンもデータを記録する技術のひとつだが、ブロックチェーンの場合は、下図のように、データをいくつかのカタマリであるブロックに分けて保管している。それを鎖状に並べてつなぎ、つないだデータを、ネットワークを形成したコンピューター同士で分散して保管している。

●データ記録のイメージ

データ記録のイメージ

1本の長い鎖状にして記録するので、容量や時間さえ気にしなければコピーがしやすい。そのためネットワークに接続したコンピューター同士でデータをコピーし合い、また記録している。

ブロックチェーンはネット上にデータを記録する

 ネット上に作ったブロックチェーンネットワークには中央管理者が存在しない。と、上で説明したが、これはブロックチェーンに限った話ではない。コンピューター同士が互いに通信し合う仕組みとして、2000年代初頭には技術が確立されていた。「ピア・ツー・ピア(P2P)」という仕組みだ。身近なところでは、通話やチャットができるアプリ「LINE」や「Skype」がこの技術を利用し、我々のコミュニケーションの手助けしてくれている。左下の図が接続のイメージだ。仮に、どれか1つのコンピューターが欠けたとしても、ネットワークが壊れてしまう心配がないのがメリットだ。

●ネットワークのイメージ図

ネットワークのイメージ図

ピア・ツー・ピア(P2P)ネットワークを構成するコンピューターのことを「ノード」と呼ぶ。すべてのノードが停止しない限り、ネットワークが壊れる心配がなく、またこれらのノードを管理する管理者ノードのようなコンピューターが存在しない。

NFTの実現に欠かせないスマートコントラクト

 NFTを実現しているブロックチェーンは、データを分散して管理するのが主な仕組みであると右ページで解説したが、ほかにも様々な機能がある。そのひとつが「スマートコントラクト」だ。これは契約を自動で実行する機能で、例えば、今までは古本が何度売買されても著者には1円も収入が入らなかったが、スマートコントラクトを活用すれば、売買されるたびに自動的に著者にお金が入る仕組みを構築できる。

 もちろん、クリエイター以外もNFTによるメリットは享受できる。例えば、NFTが組み込まれたゲームでは、自分がプレー中に獲得したアイテムなどを売買可能。これだけなら10年以上前からオンラインゲームの世界でも行なわれているが、NFTなら互換性のあるほかのゲームにアイテムを持ち込むことが可能になってくる。ひとつのゲームに依存しない、長期の資産形成がゲームの世界でできるようになる可能性がある。

●スマートコントラクトのイメージ

スマートコントラクトのイメージ

ブロックチェーンに「NFTを発行した」という情報を書き込むと同時に、例えば転売したら転売額の10%をクリエイターに支払うといった契約を書き込み、転売されたら自動でクリエイターにその報酬の支払いを実行する仕組みを作れる。

NFTを作るためのブロックチェーンは、既存の仮想通貨の機能を使う場合がほとんど

 最後にNFTと仮想通貨の関係について深掘りしておこう。投資家やクリエイターから見た場合、NFTと仮想通貨には用途の違いがあるが、実は基盤となっている技術は同じブロックチェーンである。NFTを形作るブロックチェーンは、NFT専用に開発したものではなく、既存の仮想通貨を形作るブロックチェーンを基盤にしている場合が多い。既存のものを活用したほうが、新しく作るよりコストがかからないからだ。

 実際、NFTの売買や手数料の支払いには「イーサリアム」という仮想通貨がよく使われている。なぜビットコインではないかというと、ビットコインでは技術特性上、スマートコントラクトが実装できなかったのである。イーサリアム以外でも様々な仮想通貨がスマートコントラクトを実装しているが、代表的なものは下にまとめた3つの仮想通貨だ。NFTが話題になるにつれ、これらの仮想通貨も高騰している。

●NFTで使われるブロックチェーン(仮想通貨)の例

NFTで使われるブロックチェーン(仮想通貨)の例

ここで挙げた仮想通貨以外でもNFTで使われているものがあるが、本稿執筆時点では、イーサリアムが大半を占める。投資対象として検討してみてもよい。

●NFTの決済に利用されるので価格が上昇しやすい傾向に(例:イーサリアム)

NFTの決済に利用されるので価格が上昇しやすい傾向に

NFTの流通量が増えれば増えるほど、決済の需要が増えるためにそれに使う仮想通貨の価格が上昇傾向にある。

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構成/DIME編集部

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