小学館IDをお持ちの方はこちらから
ログイン
初めてご利用の方
小学館IDにご登録いただくと限定イベントへの参加や読者プレゼントにお申し込み頂くことができます。また、定期にメールマガジンでお気に入りジャンルの最新情報をお届け致します。
新規登録
人気のタグ
おすすめのサイト
企業ニュース

新型コロナのワクチンや経口治療薬の迅速な実用化に垣間見るAIの存在

2021.12.10

「 今年を振り返るキーワード1 『コロナ』と、『AI』によるワクチン・治療薬の進展」

2021年は、国内の多くの地域において、年間のおよそ4分の3もの期間で緊急事態宣言等が適用され、経済活動や日常生活が制限された。

しかし、足元では新規感染者数等が激減してきた。これには、基本的な感染対策等の徹底に加え、従来よりも迅速に開発・生産されたワクチンの接種が奏功しているといえる。

そんな中、三井住友DSアセットマネジメントは、マーケットレポート「 今年を振り返るキーワード1 『コロナ』と、『AI』によるワクチン・治療薬の進展」を公開したので紹介しよう。

ワクチンや経口治療薬の迅速な実用化の背景に進化した『AI』の存在

新型コロナウイルスのワクチンは、欧米の先進国を中心に感染拡大の当初からわずか1年足らずで接種が始まった。

また現在は経口治療薬の承認申請が出されており、感染拡大から2年程度で実用化に至ろうとしている。こうした迅速なワクチンや創薬の背景には、昨今の人工知能(『AI』)の飛躍的な進化がある。

本来、薬の開発には長い時間と莫大な費用が掛かる。例えば、通常の薬の場合、1,000万個~10億個ともいわれる化合物から、新しく薬のもとになるリード化合物を見つけ出し、それを効果や安全性等の様々な面から評価して最適な化合物の組み合わせを絞り込んでいく。

こうした創薬での膨大な情報や過去のデータを分析することは、いわゆるディープラーニング(深層学習)として、現在の『AI』の得意とするところ。

「mRNA」ワクチンのタンパク質の解明に活用された『AI』

新型コロナウイルスのワクチンの主流となっている、いわゆる「mRNA」タイプのワクチンの開発でも『AI』が活躍している。

これらのワクチンは、「mRNA」という物質を利用。「mRNA」はウイルスの表面にあるスパイクタンパク質と呼ばれるタンパク質の遺伝情報を含んでいる。

「mRNA」が体内に投与されると、細胞の中で設計図のように働いて、次々とスパイクタンパク質が作られ、これに対して免疫が働き、抗体が作られるという仕組みだ。

この「mRNA」を利用したワクチンの開発では、複雑なタンパク質の構造を解明する必要があり、従来では非常に手間のかかる作業となっていた。しかし今回は、この過程で『AI』が活用され、非常に短期間でタンパク質の構造が解明できるようになった。

【今後の展開】『AI』が創薬時間を短縮、着実に『コロナ』との闘い方は見えてきている

このように、『AI』が創薬に活用され始めたことで、薬の実用化までの期間が非常に短縮されてきている。新型コロナウイルスの新しい変異株であるオミクロン型については、ワクチン開発に必要なデータは2週間以内に利用可能となり、3カ月程度で新しいワクチンを出荷できる模様。

新型コロナウイルスは次々と新たな変異型が現れる等、『コロナ』との闘いはまだ続きそう。しかし、こうした『AI』による創薬事業の進展等により、着実にその闘い方は見えてきているといえそうだ。

※個別銘柄に言及しているが、当該銘柄を推奨するものではない。

関連情報:https://www.smd-am.co.jp/

構成/DIME編集部

興味のあるジャンルを登録して@DIMEをもっと便利に!話題のコーヒーメーカー「BALMUDA The Brew」やAmazonギフト券が当たるキャンペーン実施中

@DIMEのSNSアカウントをフォローしよう!

DIME最新号

最新号
2021年12月16日(木) 発売

DIME最新号の特別付録は「10インチデジタルメモパッドPRO」! 特集は「ヒット商品総まとめ」、「2022トレンド大予測」

人気のタグ

おすすめのサイト

ページトップへ

ABJマークは、この電子書店・電子書籍配信サービスが、著作権者からコンテンツ使用許諾を得た正規版配信サービスであることを示す登録商標(登録番号 10401024号)です。詳しくは[ABJマーク]または[電子出版制作・流通協議会]で検索してください。