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3万円台で210Whと11万円台で882Wh、キャンプで使えるポータブル電源はどっち?

2021.12.04

■連載/大森弘恵のアウトドアへGO!

変換効率が高く、小型軽量化も進んできたポータブル電源は、地震や洪水など災害が頻発する今、1台は持っておきたい防災対応アイテムだ。

一昔前に比べ、個人でも「大容量ポータブル電源を購入しようか」と思える現実的な価格になったものの、「いつくるともわからない災害に備えるのはいいけれど、日常的に使わないものに数万円かぁ」とためらうのも事実。

ここで追い風になったのが、キャンプ&車中泊の流行とワーケーションだ。

「キャンプに電源なんて!」という意見はもっともだが、外出中であってもスマホやタブレットで情報を得るのが当たり前となり、燃焼系ランタンではなくLEDライトが台頭している。

車中泊になると、車内では火器を使えないし公認の車中泊スポットであっても焚き火やBBQ禁止、クルマの横に道具を広げられない場所がある。電気製品に頼る割合はテント泊よりも高くなる。

月に数回でも予習代わりにポータブル電源を活用するシーンがあれば「本当に必要な電気製品はなにか。どれくらい使えばどの程度容量が減るのか」を体験しておくのは有効だし、購入の理由付けには十分だ。

悩ましいポータブル電源の容量選び

一般に、デイキャンプなら200Wh〜、1泊のキャンプや車中泊は500Wh〜、連泊では1000Wh〜が目安だと言われる。防災目的なら大容量モデルがほしいところだが、そうなると10万円以上は当たり前。充電にも時間がかかる。

容量違いの「RIVER mini」(210Wh/ワイヤレス充電付き3万8500円、ワイヤレス充電なし3万5200円)と「DELTA mini」(882Wh/11万5500円)を北海道キャンプ旅で使い勝手を確かめてきた。

「RIVER mini」(ワイヤレス充電付き3万8500円)

「RIVER mini」は発売されたばかりのモデルで、重量わずか2.8kg。

容量は210Wh・5万8400mAh、定格出力300W。電気製品の動作電圧を下げ、消費電力を定格出力である300W以下に抑えるX-Boost機能を搭載しており、最大600Wの電気製品に給電できるという。おかげで、短時間ではあるが、一部のドライヤー利用も可能となる。

また、小型ながら7つのポートを備えており、スマホやパソコン、そしてカメラ予備バッテリーなどを同時に充電できる実力を持っている。

正面にはUSB-A出力ポート×3、USB-C出力ポート、DC12V出力ポートが並ぶ。液晶ディスプレイはバッテリーの残量やあと何時間ほど使えるかなど、必要な情報を大きく表示する。

側面右側にAC電源(純正弦波)の差込口が2つ。明るいグレーなのは充電用ポートで、ソーラー充電/シガーソケット、AC充電に対応する。

「RIVER mini」は15Wワイヤレス充電タイプと非搭載の通常タイプがあり、その価格差は約3000円。充電が遅いものの、ケーブルの断線や接触不良の不安がなく、ケーブルを忘れてもなんとかなるのが心強いので、対応スマホを持っているならワイヤレス充電タイプが便利。

電気毛布に使えるのは2時間弱。スマホやパソコンの充電もするだろうから、実際は1時間程度だろう。非力に思えるがたとえ30分、1時間でも就寝前に寝袋の内側をあたためておくと、冷たい寝袋に足を突っ込むより断然眠りやすい。

「DELTA mini」(11万5500円)

「DELTA mini」は882Wh/24万5000mAhの大容量だが、37.8×18.4×24cm・11kg。コンパクトにまとめられている。しかも定格出力1400Wで、「RIVER mini」にも搭載されているX-Boostを使えば瞬間出力は2100W! 電気ケトル、電気ストーブほかたいていの電気製品を使えるのだ。

前面にはUSB-Aポート×3、USB-Cポート×1を搭載。

背面は上部にならぶ薄いグレーのポートが充電ポート。AC、ソーラー/DC充電ができるのは「RIVER mini」と同じ。

その下にはAC出力ポート(純正弦波)×5、DC12V出力ポート、DC5521出力ポート×2が並ぶ。前面とあわせると全12ポートとなり、家族分のスマホを充電しながら電気毛布に給電するなんてことが可能だ。

キャンプではまだ少数派だが、夏の避難生活には扇風機がほしいところ。「DELTA mini」なら40W扇風機を13時間使えるという。

キャンプ当日は雪こそ降らなかったが、テントをはじめ外に出していたものはバリバリに凍っていた。-3℃程度で比較的あたたかかいが、バッテリーには厳しい環境で試した。

「DELTA mini」はミニと名乗っているが、一晩電気毛布を使えるほどパワフル。バッテリーにとって寒さは大敵だが、「DELTA mini」も「RIVER mini」も使用温度範囲は-20〜45℃で、氷点下となるキャンプ場でも不安なく使えた。

1〜2泊のソロキャンプでは「DELTA mini」の容量とサイズは手に余るが、災害時に家族や仲間と使うことを考えればこれくらいの余裕があるほうがいい。

充電は早いほうがストレスがない

「RIVER mini」は手軽に持ち運んで、どこでもパソコンやスマホを充電するのにちょうどいい身軽さが身上だ。

3シーズン用寝袋しかなくて電気毛布と併用したい人には不向きだが、電気毛布に着替えや靴のインナーをくるんであたためる、寝袋につっこんであたためるというような短時間利用ですむならソロキャンプであれば利用価値は高い。

「EcoFlow 160Wソーラーチャージャー」(4万2900円)

「RIVER mini」と「DELTA mini」を開発したEcoFlow社のウリは「世界最速で充電可能なポータブル電源」。

EcoFlow X-Streamテクノロジーにより、AC充電で容量0から80%にする時間は「DELTA mini」も「RIVER mini」も1時間ほど。容量3600Wh(DELTA Pro)すら3時間、一般的なポータブル電源より断然早い。

ソーラーパネルでの充電はAC充電よりも遅いが、それでも「EcoFlow 160Wソーラーチャージャー」1枚で「RIVER mini」は2〜4時間、「DELTA mini」は2枚使用で4〜8時間で満充電というスペック。十分実用的だ。

前面の液晶パネルに充電状況が表示される。

晴れ渡った牧場でソーラーパネルを広げ、充電したところグングン充電するのが気持ちいい。

30%弱からのスタートだったので、1時間かからず満充電。連日晴れる保障はないが、移動中のシガーソケット充電と併用すれば毎日きっちり「RIVER mini」を100%に戻せるのが気持ちいい。

ライバルである500〜700Whのポータブル電源はAC充電が5〜7時間かかる。容量が違うもののこの差は大きい。

1時間ほどで8割充電できる「DELTA mini」や「RIVER mini」ならコンセントを何時間も占拠せずにすむので出かける準備にとりかかりやすいし、避難時にも使いやすい。

コンパクトな容量であっても充電時間、とくにソーラー充電が早ければ“スマホの電池切れの不安”を低減できる。災害時、長引く停電でも情報を得られるのは心強い。

ポータブル電源選びでは1000Wh以上の大容量に目が向きがちだが、それ以上に充電スピードと持ち運びやすさが鍵なのだ。

【問】EcoFlow https://jp.ecoflow.com

撮影・森口鉄郎、一部大森弘恵

取材・文/大森弘恵

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雑誌「DIME」12月号には、付録として「4WAYポータブルランタン」がもれなく付いてくる。このLEDランタンだが、付録とは思えないほどクオリティーが高く、4WAYという名称の通り、様々な使い方ができるのが特徴。しかも、迷彩柄のデザインがお洒落で、アウトドアやレジャーで使いたくなる人も多いはず。地震が頻発しているが、防災用ライトとしても役立つ便利アイテム。一家に一台、常備しておくと何かと役立つアイテムであることは間違いなさそうだ。

【参考】https://dime.jp/genre/1254360/

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