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いくつ正解できる?大人も楽しめる〝まぎらわしい動物〟写真クイズ

2021.12.04

『ざんねんないきもの事典』『訳あって絶滅しました。』のベストセラーで知られる動物学者・今泉忠明さんの新刊は、まぎらわしい動物だけを収録したというユニークな動物図鑑。全編クイズ仕立てなので大人でも楽しめる内容となっている。

モモンガとムササビ、アザラシとアシカ、ヒョウとジャガーなど、実はこの地球上には、見た目や外見はよく似ているのに、実はまったく別種という動物たちがいるのだ。

そんなまぎらわしい動物だけを約70種をとりあげた動物学入門、世界一まぎらわしい動物図鑑から、大人も楽しめる動物写真クイズを出題。何問正解できるかチャレンジしてみてほしい。

【Q1】まぎらわしい度1
まずは基本問題!下の写真に写っている動物名、全部答えよ

1 二○○○○
2 二○○○○○○
3 ○○ン

【ヒント1】1は奈良や広島の宮島にいます。2は特別天然記念物。
【ヒント2】ひとつだけウシの仲間がいる。
【ヒント3】3は外来種。千葉県でめちゃくちゃ増えている。

【正解】
1 ニホンジカ(日本にはホンシュウジカ、エゾシカ、ヤクシカなど7亜種がいる)
2 ニホンカモシカ(日本固有種、特別天然記念物。日本列島で唯一の野生ウシ科動物)
3 キョン(外来種・原産地は中国、台湾)

「ここが違う!」と「何でこうなった?」

角が枝分かれしていないのがニホンカモシカ、枝分れしているのがニホンジカ(写真は幼獣でまだ角が生えてないが)。どちらも草食で、食べ物を反芻し、敵から逃げて身を守る。暮らし方が似ているので体型も似ているが、カモシカはウシ、ニホンジカはシカの仲間。

千葉で増えている外来種のキョンもシカの仲間で、オスにだけ短い角があり、大きな牙を持っている。

カモシカは森林で進化し、シカとキョンは草原で進化した。草原では枝分かれした角は邪魔ににならないが、森の中ではひっかかってしまう。そんなことも角の違いに関係しているのかもしれない。

ウシもシカも先祖には角はなく、オス同士は牙でケンカをしていた。でも牙は植物を食べる役には立たない。いつのまにか牙はなくなり、代わりに角を突き合わせて力くらべをするようになったという。

【Q2】まぎらわしい度2
今、日本の里山はこんなことに?下の写真に写っている動物名、全部答えよ。

1 ○○○
2 ○○○○○
3 ○○○○○○○

【ヒント1】眼のまわりが黒いのは原始的なイヌの仲間の特徴。
【ヒント2】ふたつは在来種。ひとつは外来種。
【ヒント3】奥にいるのはハクビシンではない。

【正解】
1 タヌキ(日本には、写真のホンドタヌキとエゾタヌキの2亜種がいる)
2 アライグマ(外来種・野生ではカナダ南部から中米に棲息) 
3 ニホンアナグマ(日本固有種・クマといってもイタチの仲間)

「ここが違う!」と「何でこうなった?」

タヌキは日本古来の動物だが、アライグマはペットが野生化した外来種で、本来は北アメリカの動物。ニホンアナグマは日本列島にしかいない日本固有種。昔話に出てくる「むじな」はアナグマのことだと言われている。

3種とも分類上、科が違う。タヌキはイヌ科、アライグマはアライグマ科、アナグマはイタチ科。どれも目のまわりが黒いのは、原始的なネコ目に多い特徴で、目が大きく見え、仲間同士の見分けに役立ったり、赤ちゃんがお母さんを見つけやすかったりするのだと考えられていいる。

タヌキとアライグマの分かりやすい違いは尾の柄。タヌキはほとんど無地で、先っぽだけ黒いが、アライグマはシマシマ模様。全体的にはタヌキは黒っぽく、アライグマは白っぽい感じでもある。タヌキはひげも、耳をふちどる毛も黒。足の毛も黒い。アライグマはひげも、耳の毛も白っぽく、前足が白い個体も多い。黒っぽかったらタヌキ、白っぽかったらアライグマと覚えておくとわかりやすい。

アナグマは名前の通り、地面に巣穴をほって暮らしている。その穴にタヌキが住みつくこともあり、昔からタヌキと間違われていた。昔の人もまぎらわしかったに違いない。

【Q3】まぎらわしい度3
最近はペットに飼う人も。下の写真に写っている2種類の動物、それぞれの名前と写っている頭数を答えよ。

○○○○○○○が○頭、○○○○○○○○が○頭

【ヒント1】ひとつはマングースに近い仲間で別名は「スリカータ」
【ヒント2】ひとつはリスに近い仲間で北米原産です。
【ヒント3】眼のまわりが黒い方がペットショップでは値段が高い。

【正解】
ミーアキャットが9頭、プレーリードッグが3頭

「ここが違う!」と「何でこうなった?」

ミーアキャットは口元がとがっているが、プレーリードッグはまるみを帯びている。そのわけは食べるものが違うから。

ミーアキャットもプレーリードッグも同じようなポーズで、あたりを見張っているが、ミーアキャットはネコ目の仲間で、昆虫やサソリを食べる。つまり肉食なので、前歯より牙(犬歯)が大きい。そのため顔がとんがっているのだ。

プレーリードッグは実はリスの仲間。食べているのは草原の草で、草をちぎる前歯(門歯)が大きい。プレーリードッグは、地下にトンネルを掘って定住するが、ミーアキャットはアリ塚や岩のすき間で寝る。食べ物の昆虫を探しながら移動どうするので、定住はしない。

生息地もまったく違い、プレーリードッグは北米、ミーアキャットはアフリカ南部が原産。

動物たちの生命戦略、「まぎらわしい」には訳がある

全問正解できた人はいただろうか? なぜ、このように、そっくりな外見や習性を持つ動物がたくさんいるのか…。

そこには動物たちの戦略があるという。

動物たちにとって、自分の体こそが生き残るための道具。どんな所に棲んで、何を食べているのかで、体の形は決まってくる。樹上ではバランスをとるのに長い尾が役に立ち、水中では流線形の体が便利。肉食なら鋭い牙が役に立ち、草食なら茎をくいちぎる前歯を必要とする。

こうして長い時間をかけて、自然環境に適応して生き残ったものたちは、もともとが別の種であったとしても、なぜかよく似た形(キャラクター)と、習性(ビヘイビア)を持つようになっていく。こうした現象を、動物学の世界では「収斂進化(しゅうれんしか)」と呼ぶ。この収斂進化に着目すると、進化の不思議をわかりやすく理解することができるのだ。皆さんも「まぎらわしい動物」を知り、進化の不思議を感じてみてはいかがだろうか? もっと見たい方はぜひ『世界一まぎらわしい動物図鑑』をご覧いただきたい。

※写真は全て合成。

監修/今泉忠明 小学館 1320円(税込)
『ざんねんないきもの事典』『わけあって絶滅しました』でお馴染みの今泉忠明先生の児童向け動物学入門最新刊。見た目や習性はそっくりでも、実はぜんぜん別種の動物=「まぎらわしい動物」にスポットを当て、進化の不思議を解き明かしていく。親子で動物クイズを楽しんだり、動物園のおともにもおすすめ。

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文/編集部

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