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責任ある消費者を目指す人におすすめ!個人でSDGsに貢献できるアプリ3選

2021.11.29

2030年までの期限が近づき、世界的にさらに関心が高まるSDGs(持続可能な開発目標)。一人一人がアクションを起こすことが、目標到達には欠かせない。個人でもさまざまな方法で取り組みは可能だ。今回は、SDGsのゴール12「つくる責任 つかう責任」に貢献できる、手軽に始められるSNSやアプリを紹介する。

ゴール12「つくる責任 つかう責任」とは

SDGsは、2030年までに持続可能でよりよい世界を目指す国際目標のこと。17のゴールと169のターゲットから構成され、地球上の「誰一人取り残さない(leave no one behind)」ことを誓っている。

その17あるゴールのうち、12番目の「つくる責任 つかう責任」は、「生産者も消費者も、地球の環境と人々の健康を守れるよう、責任ある行動をとろう」という内容だ。

食品ロスや無駄なゴミを減らすために必要なモノのリユースやリサイクルなどにかかわる。

個人としては、賞味期限寸前の食品を購入する、マイバック持参で包装を断る、詰替容器に入った製品を選ぶ、できるだけリサイクルやリユース品を利用する、資源回収ルールを守るなど、身近な行動で貢献が可能だ。

ゴール12などSDGsに貢献できるSNS&アプリ3選

この12を中心に、各SDGsのゴールに貢献できるSNSとアプリを3つ紹介しよう。

1.ごみ拾いSNS「ピリカ」

ごみ拾いSNS「ピリカ」は、株式会社ピリカ及び一般社団法人ピリカが2011年5月にリリースしたサービスだ。アプリもしくはWeb上で誰でも無料で利用ができる。

ごみを見つけたら、拾う前にその写真を撮って投稿。すると、他のユーザーから「いいね!」と似た「ありがとう」の意思表示やコメントが付く。とてもシンプルなSNSだ。

こうした大量のプラスチックごみは、すでに海の生態系に甚大な影響を与えており、このままでは今後ますます悪化していくことになる(※1)。そうした中、ごみを一つ拾うことで、問題解決に向けた大きな一歩となる。

※1参照:WWF JAPAN「海洋プラスチック問題について」

ポイ捨てごみ問題と関係があるSDGsのゴールは、14「海の豊かさを守ろう」、11「住み続けられるまちづくりを」、12「つくる責任 つかう責任」となる。

2021年11月15日現在、ピリカを通じて、世界111ヶ国から累計2億1千万個のごみが拾われている。導入企業・自治体・団体は世界で1,500を超える。

●使い方

1.ごみ拾いの記録をつける
2.「ありがとう」やメッセージを送り合う
3.オンラインイベント・グループに参加する

●コカ・コーラシステムの事例

ピリカは、多くの日本企業にも活用されている。2021年10月7日~10月31日の間には、日本コカ・コーラをはじめとしたコカ・コーラシステム(※2)がピリカを用いて活動を行った。

※2日本コカ·コーラ株式会社、北海道コカ·コーラボトリング株式会社、みちのくコカ・コーラボトリング株式会社、コカ·コーラ ボトラーズジャパン株式会社、北陸コカ·コーラボトリング株式会社、沖縄コカ·コーラボトリング株式会社の6社等で構成

同グループが目指す「World Without Waste(廃棄物ゼロ社会)」の実現に向けた活動の 一環として、世界最大規模の海岸クリーンアップキャンペーンである「国際海岸クリーンアップ(International Coastal Cleanup : ICC)」に参加し、全国36か所、総勢約1,100名で清掃活動を実施し、ごみ袋491袋分のごみを収集した。

ピリカ上で活動記録を投稿することで、各地で活動するメンバーの連帯感を高め、全国の清掃活動をタイムリーに可視化した。

ピリカの担当者は、個人がピリカを使用することを通じてSDGs12の「つくる責任 つかう責任」にどのように貢献できるのか、次のように述べる。

「ピリカは、ポイ捨てごみを拾うことで、とても身近で気軽にゴール12『つくる責任 つかう責任』に取り組めるSNSです。街中のポイ捨てごみには、缶やペットボトル、プラスチック素材のフィルムなど、本来はリサイクルで生まれ変わるべきものがたくさん含まれています。これを、ただ放置したままにせず、拾って本来のリサイクルのプロセスに戻して適正な処理をすることで、『つくる責任 つかう責任』の進捗に貢献できます。『SDGsに取り組んでみたいけれど、自分には何ができるのか分からない』という人も、ポイ捨てごみを拾うことは、いつでもどこでも一人でも始められる、最も簡単なSDGs貢献。アプリを通じて仲間を見つけ、始めてみてはいかがでしょうか」

2.エコバッグ使用を可視化!「Loopach(ルーパック)」

Loopachは、エコバッグを使用したことを可視化してくれるスマートフォンアプリだ。

スーパーやコンビニなどの買い物のとき、レジ袋削減に貢献するために、エコバッグを持参している人は多いだろう。そのエコバッグを専用電子タグ付きのバッグに変え、Loopach加盟店で端末スキャンしてもらってから使用することで、アプリで管理できるようになる。そしてエコバッグを使えば使うだけ、アプリ内でインセンティブを獲得できる。インセンティブは寄付できる仕組みのため、さらに環境や社会へと貢献できる。

●使い方

1.ショップで専用電子タグ付きのバッグを購入し、アプリで「My Loopach(バッグ)」を登録する。
2.Loopach加盟店での買い物時に、登録した「My Loopach」を使用する。
3.レジでバッグの電子タグをスキャンしてもらうと、1回のバッグ使用が「1アクション」として、アプリ内でアクションが可視化される。
4.1アクションで「Loopach Flower」を1つ獲得できる。※ステージにより獲得数は変動
5.アプリ上で非営利団体などを選んで、獲得したLoopach Flowerを贈ることができる。

Loopach Flowerの一定獲得数で、使用しているバッグのステージが上がっていく。はじめは「STANDARD」次は「SILVER」、そして「GOLD」。それぞれ150アクションで次のランクに上がる。ステージが上がるにつれて、1アクションで獲得できるLoopach Flower数が増えるので、より少ないアクションで多くの貢献ができる仕組みだ。

Loopach事業で集まった売上の約50%は、ユーザーのアプリ内でのサポートの声を反映し、一般社団法人Loopach Foundationを通じてさまざまな社会課題に分配・還元される。

運営する株式会社MILKBOTTLE SHAKERSによれば、SDGs「12.つくる責任つかう責任」において重要な、持続可能な消費と生産のパターンを確保するということにもつなげたいという。担当者は次のように話す。

「当社がLoopachを開発したきっかけには、ファッション業界の廃棄衣料問題や循環資源についての取り組みに着手してきた経験があります。本来、(1)持続可能な開発“目標”であるSDGsが、マーケティングやブランディングの“手段”となっていること、(2)それらに対して『グリーン(SDGs)ウォッシュ』との批判はされるものの推進方法が提示されていないことなどを感じてきました。

エコバッグについてもデンマークや欧州の調査では、バッグ1つあたりの総合的な環境負荷は"使い捨てレジ袋"の数百、数千個相当とのデータもあります。

SDGs達成には、例えば『エコバッグ=環境問題』と単純化した課題を設定するのではなく、社会の複雑さを前提にエコロジカルな視点が重要であると考えます。『環境への意識をまちづくりにつなげる』

『環境に配慮した商品づくりが障害者などの雇用を創出する』など複数の社会課題へのアプローチを一つの事業の中に込めています。多元的な目標の設定は、障害者雇用、まちづくりに関心のある団体の参加が可能となり、この事業が拡大するほどに

LCA観点から『1つの個体を長く使う製品価値」を生み出すことができ、ファッション業界の課題解決へのヒントにつなげることもできます。

この仕組みはエコバッグだけでなく、リユースカップやマイボトルなどでも利用できるよう設計しています。『袋いりません!Loopachで!』を合言葉に、みんなで"ちょっといいこと"のカルチャーを生み出せるよう頑張っていきます」

3.マイボトルに給水できるスポットが探せる!「mymizu(マイミズ)」

無料の給水スポットを簡単検索できるアプリ。マイボトルが使用しやすくなるので、よりペットボトルの削減に貢献できる。

現在、日本全国1万ヶ所以上、世界では20万ヶ所を超える給水スポットが登録されている。給水スポットは公共の水飲み場から、給水パートナーのカフェやお店、ホテルなど多岐に渡る。

2019年9月にサービスがスタートしてから、40万本を超えるペットボトルの削減に貢献してきた。企業・団体とのコラボレーションも活発で、AudiやNike、三菱ケミカルなどの世界的企業や、地方自治体や教育機関とパートナーシップを提携するなどしてきた。

●使い方

1.アプリで、無料で給水できる場所(カフェ、レストラン、公的水飲み場など)を探す。
2.給水場所に赴き、給水してアプリに記録する。
3.記録ごとに、削減できたペットボトルの本数とCO2の排出量、節約できた金額をトラッキング。

新しい給水スポットを登録したり、お気に入りのカフェなどにmymizuを紹介したりすることもアクションの一つだ。

運営元の一般社団法人 Social Innovation Japanによれば、日本では一日で6,900万本のペットボトルが消費されているという。一年では、計252億本となる。自分のボトルに水を補充することによってプラスチックの消費を減らし、自然や動物、人間の健康を守ることにつながるという。

一般社団法人 Social Innovation Japanの共同創設者であるマクティア マリコ氏は、mymizuを始めたのには、2つの意図があるという。

「一つは、mymizuを多くのユーザーに使っていただくことで、ペットボトルの使い捨てをしなくてもよい世界に近付くことができるということがあります。もう一つは、mymizuのアプリ上で、一般消費者がどれくらいマイボトルを使っているのかということを可視化することで、企業や自治体の方々がそれを見て、『つくる責任』を果たすために、何らかのアクションを起こすきっかけにしてほしいという想いがありました。というのも、企業が一方的に『ペットボトルを削減します。マイボトルを持ちましょう』と呼びかけても、どれくらいの消費者がマイボトルを使いたいと思っているかは検討も付かない状況だからです。mymizuは、そうした消費者の思いを可視化するという役割も担っています」

SDGsのゴール12「つくる責任 つかう責任」は、生活者個人にとって取り組みやすいゴールの一つといわれている。これらのSNSやアプリを利用することで、より生活の中で手軽かつ楽しく、仲間と共に実施できるので、モチベーションも上がりそうだ。ぜひ活用してみよう。

【参考】
ピリカ
Loopach
mymizu

取材・文/石原亜香利

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