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3000人に聞いた人気PRGランキング、3位ポケモンシリーズ、2位FFシリーズ、1位は?

2021.11.28

幅広い世代に人気のゲームジャンル・PRG。様々な作品がある中で、特に人気のタイトル/シリーズは何になるのだろうか?

そんな「PRG」に関する意識調査がこのほど、株式会社ゲームエイジ総研により、全国10~50代の男女を対象に実施された。

『ドラゴンクエスト』シリーズ、『ファイナルファンタジー』シリーズは5割以上が好きと回答

まず、家庭用ゲーム、オンラインゲーム、アプリゲーム全般で、好きなRPGタイトル/シリーズ(25タイトル/シリーズを提示)があるか聞いてみたところ、49.5%が提示したRPGタイトル/シリーズのいずれかを「好き」と回答した。

トップ5を見ると、『ドラゴンクエスト』シリーズが61.2%、『ファイナルファンタジー』シリーズが53.0%と、いずれも半数を超えている。次いで『ポケットモンスター』シリーズが34.6%、『ゼルダの伝説シリーズ』が26.5%、『モンスターハンター』シリーズが16.1%と、日本生まれのRPGタイトル/シリーズが上位を占めた。

一方で『ウィザードリィ』シリーズや『Fallout』シリーズ、『Ther Elder Scrolls』シリーズ、『ウルティマ』シリーズなど、海外で開発された著名なRPGはいずれも4%未満であり、日本のゲーマーの好意度は決して高くないという状況がわかった。【グラフ①】

好意度が最も高かった『ドラゴンクエスト』シリーズの好きな理由を聞いてみると、「昔からプレイしているから」(36歳/男性)、「昔からやっているワクワク感が忘れられず」(34歳/女性)のように、子供の頃にプレイしたことがきっかけで、シリーズ作を今も続けてプレイしているというコメントが多く見られた。

また、「ドラクエの世界観が好き」(56歳/男性)、「世界観がいい」(42歳/女性)という意見や、「ストーリーが好き」(45歳/男性)、「ストーリーが面白い」(56歳/女性)など、世界観やストーリーが好みという理由を挙げるゲーマーが目立った。長く親しんできた、日本の王道RPGならではの安心感のようなものも評価されているのではないだろうか。

さらに、ユニークな回答としては「オープニングテーマを聞いただけで泣く」(56歳/女性)のように、故すぎやまこういち氏が手掛けた楽曲を評価する声や、「操作性が複雑ではなく王道の冒険が行える。世界観とストーリーや音楽がわくわくするので」(38歳/女性)のように、ゲームを構成する様々な要素を評価する声も見られた。

続いて53.0%のゲーマーが好きと答えた『ファイナルファンタジー』シリーズは、「昔からやっているので」(42歳/男性)、「小さいころからファンであるためです」(39歳/男性)といったコメントが多く見られた。

また、「世界観が多彩なところ」(35歳/女性)、「世界観が素晴らしい」(52歳/男性)という意見や、「ストーリーが好き」(44歳/女性)、「物語に引き込まれるから」(35歳/女性)など、世界観やストーリーを理由に挙げるゲーマーが目立った。

こちらも『ドラゴンクエスト』シリーズと同様の傾向が見られたが、『ドラゴンクエスト』シリーズとの違いとしては、特に「ストーリー展開が面白くて映像のビジュアルも非常に美しいから」(53歳/男性)、「映像と音楽が素敵」(49歳/女性)といった、映像表現を高く評価する意見が目立った。

続いて34.6%のゲーマーが好きと答えた『ポケットモンスター』シリーズの好きな理由を見ていく。こちらも共通していたのは、「小さい頃から遊んでいて、飽きないから」(28歳/女性)「小さい時からずっとやってきた。

ストーリーもキャラも大好き」(29歳/女性)など、子供の頃から長期間プレイしてきたという理由が多く見られる。1996年に誕生した『ポケットモンスター』シリーズは25周年を迎えるIPであり、長い期間ファンを魅了してきたシリーズであることがうかがえる。

また、「モンスターを収集したり、育てる要素がやりがいがあるから」(28歳/男性)、「集めることや戦って育てていくのが楽しいから」(32歳/男性)などのように、収集・育成要素という本シリーズの最大の特徴を挙げる意見も多く見られた。

さらに「キャラクターが可愛いから」(42歳/男性)、「キャラクターが可愛いので好きです。」(31歳/女性)など、親しみやすいキャラクターデザインを評価する意見や、「甥っ子達と一緒に楽しめる」(44歳/女性)、「子供と楽しめる」(45歳/女性)のように、世代や年齢を越えて一緒に楽しめるという要素を挙げる意見も見られた。

RPGファンは徐々に高齢化しているが、『ポケットモンスター』は若年層も掴む

同じRPGだが、タイトル/シリーズによるファン層の傾向はあるのだろうか。トップ3の『ドラゴンクエスト』シリーズ、『ファイナルファンタジー』シリーズ、『ポケットモンスター』シリーズを好きと答えたゲーマーの年代構成を見ていく。

『ドラゴンクエスト』シリーズ、『ファイナルファンタジー』シリーズはともに40代が最も多く、40代以上が半数以上を占めている。一方、『ポケットモンスター』シリーズは10~30代でそれぞれ20%以上となっており、10~30代で約80%を占めていることがわかる。【グラフ②】

『ドラゴンクエスト』シリーズを好きと答えた年代で最も多かったのは40代の33.0%で、続いて30代の23.3%、50代の19.9%と続く。第一作目の発売は1986年で、学童期~青年期に『ドラゴンクエスト』シリーズに触れたユーザーがファンになり、そのまま年齢を重ねながらプレイし続けてきた結果であると考えられる。

『ファイナルファンタジー』シリーズも、『ドラゴンクエスト』シリーズを好きと答えた年代層とよく似た傾向が見られた。最も多いのは40代で31.0%、続いて30代28.0%、50代19.5%と続く。こちらも『ドラゴンクエスト』シリーズ同様、10代~20代の頃からシリーズ作品に触れたゲーマーが、年齢を重ねた結果といえるだろう。

一方、この2シリーズと異なる傾向が見られたのが『ポケットモンスター』シリーズだ。最も多いユーザーは30代の29.1%、だが、次いで10代26.2%、20代24.9%と続く。シリーズ最初の作品が発売されてから25年を迎えており、子供の頃に遊んだ層がそのまま年齢を重ねたこともあるが、親しみやすいビジュアルデザインやゲームシステム、アニメなど様々な展開により、「ポケモン」IPに触れるきっかけも多く、今でも若年層のファンを獲得し続けていることがわかる。

RPGタイトルに求める要素は「ゲームシステム」「ストーリー」「遊び方のスタイル」

続いてRPGに求める要素を聞いた。いくつかの選択肢を示して調査したところ、「ゲームシステム」が59.7%、「ストーリー」が57.8%、「遊び方のスタイル」が54.6%といずれも半数を超えており、この3つの要素を重視するゲーマーが多いことがわかった。【グラフ③】

さらに要素別に詳細を見ていくと、ゲームシステム面では「ゲームシステムのわかりやすさ」を求めるゲーマーが35.8%と最も多く、逆に「ゲームシステムの複雑さ」は2.8%と、ほとんど求められていないことがわかる。

また「遊び方のスタイル」では「ひとりでマイペースなプレイ」を重視すると答えたゲーマーが35.1%、「やりこみ要素」を重視すると答えたゲーマーが31.2%と約1/3を占めた。日本のRPGファンは、自分のペースでじっくりと、何度も飽きずに遊べることを求めているようだ。【グラフ④】

ひと言で“RPG”といっても、この数年でゲーム性や楽しみ方は多様化している。長い歴史がある『ドラゴンクエスト』シリーズや『ファイナルファンタジー』シリーズが人気を維持する一方、収集・育成ゲームの代表格である『ポケットモンスター』や、アクション要素を研ぎ澄ませてきた『モンスターハンター』のような”新しいタイプのRPG”が成長し拡大してきた。

しかしながら、このようにRPGが様々なタイプに分岐し、ゲーム専用機やパソコン、アプリゲームの様々なプラットフォームに対応するようになってきた今も、日本のゲーマーは「ゲームシステムのわかりやすさ」や「ひとりでマイペースなプレイ」「やりこみ要素」などを重視していることがわかった。

ゲーム性や楽しみ方は多様化してもRPGに求める意識はあまり変化していないように感じられるが、将来ゲームユーザーの世代交代が進む中で、【JRPG】として一定の地位を築いてき日本型のRPGがどのような進化を遂げるのか興味が尽きない。

<調査概要>
調査対象:全国10~50代男女、何らかのゲームをプレイしている人
サンプル数:3037
調査時期:2021年11月
調査手法:インターネット調査

出典元:株式会社ゲームエイジ総研


構成/こじへい

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