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6.5インチ大画面にeSIM対応で3万円台!使ってわかったOPPO「A55s 5G」の買い得度

2021.11.29

現代の最新技術を惜しみなく詰め込んだ「ハイエンド」「フラグシップ」と呼ばれるスマートフォンは、10万円以上するのが当たり前、中には15万円を超える製品も登場しています。

もちろん、これらのスマートフォンは多くの最新機能が利用できたり、きれいな写真が撮影できたりと便利ですが、すべての機能を完全に使いこなせる人は多くないのかもしれません。

OPPOから新たに発売された「OPPO A55s 5G」は、3万3800円というかなり安価な販売価格に、スマートフォンとして必要な機能がしっかりと搭載されている製品。今回実機を試せたので、「スマートフォンにどんな機能を求めているのか」を考えながら確認してみて下さい。

約6.5インチディスプレイに質量約178g! 指紋が目立たない背面デザインがGood!

OPPO A55s 5Gはディスプレイサイズが約6.5インチ。やや大きめのディスプレイではありますが、近年はこれよりも大きい大画面スマートフォンが流行していることを踏まえると、平均的なサイズ感という印象です。

ディスプレイ解像度は2400×1080のフルHD+。ハイエンドスマートフォンによく用いられる有機ELではなく、TFT液晶パネルですが、解像度が十分高いこともあり、動画視聴といったシーンでもきれいな映像が楽しめました。また、画面が1秒間に書き換わる回数を示す「リフレッシュレート」は、この価格の製品としては珍しい90Hzに対応しています。

本体サイズは約74.7mm×約162.1mm×約8.2mm、質量は約178gです。ディスプレイサイズを考えると比較的軽量に仕上げられており、片手で長時間使用してもあまり疲れが出にくいのは嬉しいポイント。側面は緩やかにラウンドしたデザインになっているので、握り心地も悪くありません。

とはいえ、約6.5インチのディスプレイのすべてを片手で操作するのはさすがに苦しいので、画面上部にあるアプリなどをタップする際には両手での操作が基本になるでしょう。

本体カラーはブラックとグリーンの2色が用意されています。今回はブラックを使用しているのですが、特に気に入っているのがボディの質感。マット加工でサラサラした触り心地になっており、指紋がほぼ付着しないので、カバーを付けずにそのまま使いたくなります。

4000mAhバッテリーにeSIM! 防水防塵もしっかり対応!

バッテリー容量は4000mAhで平均的な印象です。めちゃくちゃバッテリー持ちが良いというわけではありませんが、1日使う分には十分な容量で、実際に使用していても特に不満はありません。ワイヤレス充電は非対応です。

充電はUSB Type-Cにて行う

防水・防塵性能はIP68に対応。こちらはかなり高水準となっており、キッチンでの使用や雨による故障の心配は少ないでしょう。生体認証は顔認証のみの対応となっています。

メモリは4GB、ストレージは64GBでこちらも必要十分です。チャットアプリや電話、インターネット検索といった動作は比較的スムーズで、動画視聴の際にも滑らかに動きます。

搭載CPUはSnapdragon 480 5G。“400”番台は普及価格帯のスマートフォンに搭載されることが多いチップセットですが、5G通信に対応するなど最新仕様にカスタマイズされたもので、動作性も特別問題はありませんでした。

販売価格からわかる通り、重い処理を伴うアプリゲームなどをプレイするための製品ではないので、さすがに画面がカクカクしますが、これは3万3800円のスマートフォンに求めるべき機能ではないともいえるでしょう。

スピーカーは本体下部に1つ備えられ、モノラル再生となっています。本体下部には、イヤホンジャックが備えられているので、有線イヤホンを直接接続して利用するのもありでしょう。

SIMカードスロットは、「排他的デュアルSIMスロット」となっており、SIMカードを2枚使うか、SIMカード1枚とmicroSDカードの組み合わせで使うかを選ぶことができます。電子的にSIMの情報を登録するeSIMにも対応しているので、2回線+microSDカードという運用も可能です。

実用的なカメラ性能! 夜景もポートレートもバッチリ!?

背面カメラは広角 約1300万画素(F値2.2)+深度 約200万画素(F値2.4)の構成。超広角レンズや望遠レンズといった種類のカメラは搭載されていませんが、デジタルズームは最大6倍に対応するなど、使い勝手は悪くありません。

特に、カメラアプリを開いて画面をスワイプすれば、動画撮影や夜景モード、ポートレートモードなど、使用頻度が高い機能に簡単に切り替えられるのがポイント。上部に並ぶアイコンから画角やタイマー、フィルターの設定も簡単に変更できます。

画質も比較的優秀な印象で、被写体をしっかりと捉え、細部まで鮮明に残すことができています。夜景モードは光をしっかりと取り込めている反面、暗い部分とのコントラストが若干甘いようにも感じますが、価格を考えれば十分きれいな写真に仕上げられているでしょう。

6倍(最大倍率)ズーム

夜景モード

全体的なカメラ機能の使い勝手が良く、費用対効果という意味でいえば満足度が高いといえるでしょう。

スマートフォンはこれでいい? 必要最低限の機能を安価に提供する「OPPO A55s 5G」

OPPO A55s 5Gは約6.5インチのディスプレイが90Hzリフレッシュレート対応、使い勝手の良いカメラ性能に防水防塵対応など、必要最低限の機能を搭載しながら、3万3800円で購入できるスマートフォンです。

モノラルスピーカーやおサイフケータイ機能の非対応など、随所にコストカットの形跡こそ見られますが、ライトユーザーにとっては特別不満に思うポイントではないのかもしれません。

近年、高性能なAI機能を搭載した製品や、折りたたみディスプレイといった特殊なギミックを搭載したモデルも登場しています。もちろんこれらもワクワクする楽しい製品ではありますが、“自分がスマートフォンに何を求めているのか”と、販売価格を改めて考えると、よりよい製品選びができるかもしれませんね。

取材・文/佐藤文彦

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