小学館IDをお持ちの方はこちらから
ログイン
初めてご利用の方
小学館IDにご登録いただくと限定イベントへの参加や読者プレゼントにお申し込み頂くことができます。また、定期にメールマガジンでお気に入りジャンルの最新情報をお届け致します。
新規登録
人気のタグ
おすすめのサイト
企業ニュース

働く女性が性別が不利だと感じた理由、トップは「給料が上がらない」

2021.11.24

「仕事とジェンダー」に関する3ヵ国比較調査結果

Indeedが「仕事とジェンダー」に関する3ヵ国比較調査を実施した結果、どの国も4割の女性が「働く際に自身の性別が不利になる」と感じていることが判明した。『仕事に対する価値観』は、ジェンダーギャップよりも、国毎のギャップの方が大きい傾向が見受けられた。

日本、フィンランド、アメリカの3ヵ国とも男女共に、仕事を「安定した生活のための手段」として捉えている割合が最も高いことがわかったが、日本ではその割合が突出して高い結果に。

日本人は、仕事は生計を立てるための手段であると捉えている人が多く、その他の価値観を見出している人の割合が低い点が特徴的だ。

一方で、フィンランドやアメリカでは、仕事を「自己成長の場」「自己実現の場」として捉える割合が比較的高く、アメリカでは「社会貢献活動」として捉えている人も一定数いることがわかった。

日本よりも仕事に対して、多様な価値観が醸成されているものと見受けられる。ジェンダーギャップに着目すると、日本では男性よりも女性の方がより仕事を「安定した生活のための手段」として捉える割合が高く、他国よりも男女間で差が大きいことがわかった。

一方で男性は、仕事を「日常を豊かにする自己成長の機会」と捉える人の割合が非常に低く、これは日本人女性・他国の男女と比較しても特徴的な点だ。

『働く上でのジェンダーギャップ』が顕著に現れたのは、「働く際に自身の性別が不利だと感じた」経験の有無。

3カ国とも、女性の方が男性よりも「働く際に自身の性別が不利だと感じた」経験のある人が多く、共通課題であるといえそうだ。

性別が不利だと感じた経験のある女性に、その理由を聞くと、「給料が上がらない」「昇進・昇格ができない」が3カ国とも上位5位以内の理由として上がっており、キャリアアップが共通の課題であることが見受けられる。

一方で国別の特徴を見てみると、日本では2位に「セクハラを受けた」3位に「パワハラを受けた」が上がっており、他国よりも女性がハラスメントを受けやすい環境に置かれている可能性が見受けられる。

一方で、フィンランド・アメリカでは「発言がしにくい・発言の機会がない」が上位にあがっており、日本との差が見られた。国別で女性が置かれている環境の違いが浮き彫りになった。

仕事に対する価値観やジェンダーギャップの状況、その背景にある課題は国によって異なることが、今回の調査からも見受けられたが、どの国においても、多様な価値観に対応できる働き方、性別による不利の解消が重要であるといえる。日本と海外との仕事に対する価値観や実態の違いを認識することが、自国の課題解決のヒントにもなり得る。

Indeedは、今回の調査結果から明らかになった日本におけるジェンダーギャップの状況や課題をもとに、Indeedのサービスや情報発信を通じて解決策を提供していくとともに、求職者がより自分に合った仕事を⾒つけやすくなる環境づくりを促進する。

調査結果に対する有識者コメント:日本女子大学名誉教授 大沢真知子氏

今回の国内外調査から浮かび上がってきたのは、日本の職場の長時間労働の問題ではないかと思います。確かに長時間労働をすることで、男性は昇進や昇格がしやすく、自身の性別を有利だと考えていますが、同時に、昇進意欲も低くなっていることに注意が必要だと思います。

他の2ヶ国ではおしなべて昇進意欲が高いのに対し、日本では、男女ともに低くなっていることが気になるポイントです。その違いは、フィンランドやアメリカでは仕事に対して多様な価値を見出しており、その方が、仕事への意欲が高くなり、仕事へのモチベーションも上がることを示していると思われます。一方で各国の昇進したくない理由を見ると、アメリカやフィンランドでは「現状に満足しているから」という理由が挙げられているのに対し、日本では、「仕事で重い責任を負いたくない」や「仕事よりもプライベートを充実させたい」が男女ともに上位に挙げられているのが目立ちました。日本人の仕事への意欲の低さを表しているのではないかと思います。

他方、各国とも4割の女性が、女性であることが働く際に不利になっていると回答しているにもかかわらず、その理由に違いがあり、海外では発言権が共通の課題となっているのに対し、日本ではセクハラ・パワハラが上位となっています。

これは、海外では意思決定の場に女性はいるけれども、発言しづらい、あるいは発言しても聞いてもらえないことに不満を抱いている女性が多いのに対し、日本ではそもそもそういう場に女性がいないことが、この違いとなって表れているのではないかと思います。また、日本ではセクハラ・パワハラを受けている女性が多いこともわかりました。日本では職場のハラスメントを防止することが使用者の(措置)義務になっていますが、それが守られていない可能性が示唆され、その徹底が求められています。

調査主体:Indeed Japan

調査対象:日本、フィンランド、アメリカで現在就業中の20~40代の男女900人

割付方法:各国均等割付(300名ずつ)の上、性別・15歳以下の子供の有無で均等割付(150名ずつ)して実施

調査方法:インターネット調査

調査期間:2021年9月13日~9月21日

構成/ino.

興味のあるジャンルを登録して@DIMEをもっと便利に!話題のコーヒーメーカー「BALMUDA The Brew」やAmazonギフト券が当たるキャンペーン実施中

@DIMEのSNSアカウントをフォローしよう!

DIME最新号

最新号
2021年11月16日(火) 発売

DIME最新号の特別付録は「自撮り棒一体型スマホ三脚」! 特集は「今聴くべき、ラジオと音声コンテンツ」、「家電進化論2022」

人気のタグ

おすすめのサイト

ページトップへ

ABJマークは、この電子書店・電子書籍配信サービスが、著作権者からコンテンツ使用許諾を得た正規版配信サービスであることを示す登録商標(登録番号 10401024号)です。詳しくは[ABJマーク]または[電子出版制作・流通協議会]で検索してください。