コロナ禍でテレワークがスタンダードとなり、仕事とプライベートのON/OFFが分かりにくくなってしまった昨今。「寝ても疲れが取れない」「今日もなんだかやる気がしない」。そんな悩みを抱えている人もいるのではないだろうか?
自分に合ったリラックス方法を見つけるには、ぐうたらのプロに学ぶのがイチバン!ということで、お手本にしたいのが上野動物園のメスのジャイアントパンダ、シャンシャン(4歳)だ。彼女は常にリラックスしながら楽しく日々を過ごしているが、そんなシャンシャンを4年間毎日撮影している写真家・高氏貴博さんによると、彼女の仕草から「究極のリラックス術」を学べるとのこと。
今回、本記事のために50万枚の秘蔵写真から、特にぐうたらした姿を捉えた写真とともに、高氏さんにインタビューを実施。ぜひ自分に合ったリラックス術を見つけるための参考にしてみてはいかがだろうか。
何も考えない時間を作る
笹を片手にぼーっとしているシャンシャン。何か思い悩むことがあったのか…と思いきや、逆に何も考えないように動かなくなったような瞬間をパチリ。「この日のシャンシャンは特にリラックスした姿勢で、笹を食べるスピードもゆっくりになっていました。考えすぎてしまい仕方なくなってしまった時は、シャンシャンみたいにとりあえず何も考えない時間を作ることが大切なのかもしれませんね」(高氏さん)
場所を気にせず仮眠する
切り株のてっぺんで体を丸めて寝ているシャンシャンの後ろ姿。こんな不安定な場所でも気にせず眠ることができるのがすごい!「シャンシャンは眠くなったらどこでも寝てしまいます。日々、生活を送る中で色々なことがあり、眠気に襲われてしまうことはありませんか?そんなときこそ、とりあえず仮眠がイチバン!椅子に座ってでもテーブルに突っ伏してでも、眠いときに思い切って短時間眠ってしまう、というのも良いかもしれませんね」(高氏さん)
自分だけの憩いの場をみつける
屋外の運動場で、やぐらの下にかくれて遊んでいるシャンシャン。まるで自分だけの秘密基地としているようだ。「やぐら下のスペースは、シャンシャンのお気に入りみたいです。私たちも自宅以外の場所で、自分が落ち着ける“憩いの場”を見つけること。そこで気分転換できれば、ストレスを溜めずに生活できるかもしれませんね」(高氏さん)
毎日シャンシャンの姿が眺められるカレンダーが発売
毎日シャンシャンを撮影することを通し、リラックス術を学んだという高氏さん。そんな彼が撮りためたシャンシャンの写真を集めたカレンダーが、小学館より発売される。昨年、世代を超えて大好評だったカレンダーの続編だ。過去4年間に高氏さんが撮影したすべての写真から、このカレンダーのために改めて厳選したというから、シャンシャンファンならずとも楽しみ!ブログ「毎日パンダ」未公開の秘蔵写真を数多く盛り込まれているのも特徴という。
このカレンダーのシャンシャン写真を毎日眺めていれば「究極のリラックス術」をもとにストレス社会を生き抜くヒントが発見できるかもしれない。
こんなお茶目な一面も…。
『なんてたってシャンシャン!2022カレンダー』(小学館刊/1,430円/2021年11月25日発売)
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https://www.shogakukan.co.jp/books/09940017
構成/編集部