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〝テレワーク標準化〟時代に求められるのは人との関わりを強くする「巻き込み力」

2021.11.19

 現在のコロナ禍が落ち着いたとしても、テレワークは一部で残ります。その際、自宅で黙々とタスクをこなす〝事務処理マシン〟のような働き方では、きっとAIに置き換えられてしまうでしょう。

 人間ならではの強みを生かすには必要に応じて人と会い、対話することで協働パートナーを見つけ、関わりを持つ必要があります。こうした対話で人間関係を深める〝巻き込み〟により、各メンバーの強みと弱みを掛け合わせ、1+1を3や5にしていく能力を「巻き込み力」といいます。身につけるための方法を説明しましょう。

【1】弱みを見せることで信頼を獲得する

 周囲のメンバーに頼られ、かつ成果を出している社員にアンケート調査をしました。「自分の弱みを出すことに抵抗がない」と答えた人は71%。自分の弱点を見せて周囲の信頼を得ているのです。

 自分の弱みを含めて相手に自己開示することは、考え方を冷静に整理できることにつながり、自分の意見も明確になります。金融機関に勤めるエース人材が以前「自己開示によって自分の得意なところを深く考えるようになった」と答えてくれたことを鮮明に覚えています。様々なメリットを生む自己開示を、ぜひ実践してください。

【2】自ら率先してファーストペンギンになる

 ファーストペンギンとは、最初に海の中へ飛び込む勇気のあるペンギンのことです。海の中は深さがわかりにくく、危険な外敵もいるかもしれません。そんなリスクを恐れず、はじめに勇気を出して飛び込むペンギンがいれば、ほかのペンギンは躊躇なく後に続くことができるようになるのです。

 組織においても同じことがいえます。例えば、静まり返った会議では勇気を振り絞って意見を出し、自分の責任を発揮することは、周囲の参加者に強い刺激を与えます。ファーストペンギンのような率先した行動で〝うねり〟を作り出し、周りの人たちを動かしましょう。

【3】自分に足りない部分は「異質」に頼って補う

 モノと情報があふれる現在は欲求を容易に満たしやすく、多くの顧客は「今のままでも十分」だと思いがちです。そんな相手に対しては、自らニーズを作り、潜在的な欲求も見つけていかなければなりません。これを実践するためには「異質」の発想や「組織力」を生かしたスピード感ある実現が求められます。

 自分が成長するのは、長所を伸ばすか、短所を克服するかどちらかです。短所の克服は大きな効果につながるかもしれませんが、ストレスを伴うので時間がかかります。そのため「異質」な他者の能力(長所)を借りることで補完し、自分の強みを伸ばすことに注力するようにしましょう。長所を発揮するとテンションが上がり、さらに能力を伸ばそうというモチベーションも長続きするはずです。

【4】感情をコントロールし周囲を萎縮させない

 リーダーの中には感情で人を動かそうとする人がいます。もちろん、教育や啓蒙のために怒ったり叱ったりすることは時に必要です。やってはいけないことをした時には一定の効果が出るでしょう。

 しかし「行動をしないこと」や「行動の仕方がわからずに躊躇していること」に対して感情的に怒ってしまうと相手を萎縮させて、消極的な姿勢にしてしまいます。

 恫喝の頻度が多いと、同僚や部下が精神疾患のリスクが高まることも、弊社の調査で判明しました。感情で人を動かそうとするとメンバーは考えなくなります。

 そういったことを念頭に置いて感情をコントロールし、周囲の協力を得やすくしましょう。

【5】意識的に口角を上げて笑顔の連鎖を作る

「巻き込み力」が高い人の表情は、たいてい口角が上がっています。笑顔で人と接することが多いのです。私たちのDNAには「笑顔で人間関係を構築する」というスイッチが備わっています。笑顔はDNAに刻まれ続けるほど、人間が繁栄するのに重要な要素なのです。笑顔を活用すれば、安心と信頼を与えられ、心を許せる人間関係が構築できます。

 もちろん「巻き込み力」がないと生きていけないわけではありません。ただし「巻込力」があったほうが業務をスムーズに回せるはずです。ピンチで他者からのサポートが必要な時こそ「巻き込み力」を発揮できるよう、スキルのひとつとして身につけるようにしましょう。

デザイン思考

「異質」を受け入れて次の行動に生かす行動は、米国のシリコンバレーで多くのイノベーションを生んだ「デザイン思考」に似ています。アイデアは質ではなく量を重視してブレインストーミング(発散)し、仮説をもとに試作品(プロトタイプ)を作って、ターゲット顧客層にフィードバックをもらうようにしましょう。

越川慎司/全員がリモートワーク・複業・週休3日を実践するクロスリバーの代表。約700名のほぼ全員がリモートワークのキャスター社における事業責任者も務める。自著16冊・累計40万部。『最速で結果を出す資料の作り方』(DIMEデジタル新書)が好評発売中。

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