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アドラー心理学×幸福学で実践!部下の叱り方と若手社員への効果的なアプローチ方法

2021.11.15

「部下を叱るのが苦手」「いつも感情的に叱ってしまう」など、上司の立場として、「叱る」ことに対して、何らかの悩みを抱えているのではないだろうか。

今回は、部下のうまい叱り方について、ビジネス、教育、子育てまで、人間関係を改善する具体例が書かれた『アドラー心理学×幸福学でつかむ! 幸せに生きる方法』の著者の一人であるメンタルコーチの平本あきお氏に聞いた。

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上司が部下に対して叱るときのうまい叱り方

部下を叱るときの悩みは尽きない。例えば、「部下が落ち込むから、パワハラになるから、叱るのが苦手」という悩みもあれば、反対に「怒鳴ってしまうなど強く叱りすぎてしまい、見境がなくなってしまう」といった悩みもあるだろう。

そこで、部下のうまい叱り方を、アドラー心理学などをもとに開発した独自のオリジナルメソッドより、平本氏に教えてもらった。

【取材協力】

平本あきお氏
株式会社平本式 代表
カウンセリング・コーチング・瞑想のプロ。米国アドラー大学院修士号取得。東京大学大学院教育学研究科修士号取得(臨床心理)。世界中の心理療法を統合し、包括的で再現性のあるオリジナルメソッドを30年以上かけて開発。組織変革、社会変革のための『人生変革メソッド』を伝え続ける。
https://hiramotoshiki.jp/

●部下が「報告を怠ったとき」の叱り方

例えば、部下が報告を怠ったときにはどう叱るか。

「目先の行動で褒める・叱るをしたとしても、部下自身に、なぜ、どれだけ重要なのかが伝わっていない可能性が高いです。目先の行動を褒めたり叱ったりするのでは行動の変化は生まれません。前提として、日頃から報告してくれたら毎回感謝を伝えることが重要です」

そして、部下に報告の重要性を「上司や会社目線から」と「部下目線」から伝えるといいと平本氏は言う。

【上司や会社目線から説明する方法】

「部下が報告の重要性が理解できるように、その報告が必要な背景、状況、将来へのつながりを説明し、その報告があるとできることや助かること、報告がないとできないことや困ることを、できるだけ抽象度を下げてより具体的に伝えます」

【部下目線から説明する方法】

「部下の将来のために、その報告や仕事の観点がある場合の、本人にとって良い未来、それがない場合の本人にとっての悪い未来を伝え、だからこそ報告が必要ということを説明します」

「大事なのは、上司の目線(立場・考え・思考や感情)ではなく、部下の目線(立場・考え・思考や感情)から、その説明を聞いたときに、ロジカルで納得する説明になっているかどうかです」

部下を感情的に叱るべきシーン

ポイントになるのは、単に「叱る」のではなく、部下の目線から、ロジカルで納得する説明を行うこと。しかし、例外はあるという。

「万が一、そうした説明を3回以上繰り返しても報告がない場合は、むしろ感情的に叱ることは大切です。

ただし、感情的に叱るときには、重要なことがあります。部下に対して『相手を操作する怒り』は絶対に避けるべきですが、『本気さを伝える怒り』は大事であるということです。本気さを伝える怒りの例として、子どもが道路に飛び出したときに『危ないだろう!』と怒鳴る場合は、相手を操作するのではなく、本気さを伝えるための怒りです。部下に対して感情的に叱る場合にも、このように本気さを伝える怒りで叱ることが重要です」

自信がなさそうな若手に対して効果的なアプローチ方法

また、部下といってもさまざまな年代や経験年数によって対応方法を変える必要がある。もし新入社員などの自信がなさそうな若手の部下がいたら、どのようにアプローチするのが効果的だろうか。

「自信がない人に叱るというのはもってのほかです。叱るというのは最も自信を失わせる方法になってしまいます。ただし本人から、『成長したいから叱ってほしい』とリクエストがある場合は例外です」

「通常は、日常のルーティンでできていることを毎日コツコツ指摘することが大事です。例えば、『毎日遅刻せずに会社に来ているね』『提出してくれた数字が合っているね』『周りに気持ちよくおはようと言ってくれているね』『時間通りに企画書提出してくれたね』など。もしくは、部下が学生時代に熱中したこと、ハマったことなど、例えばスポーツ、旅行、ゲームなどを聞いて、自信をもって行動できていたときのことを思い出させてあげることもいいでしょう。そして、『それができた(過去に頑張った、自信がもてた)ことがあるから、きっと君には今の仕事も自信持ってできると思うよ』と伝えます」

平本氏は、もう一つ、特に若手に対してやってはいけないことがあるという。

「増えてほしくないところを指摘することは絶対にやってはいけません。言えば言うほどその方向になっていってしまいます。例えば、『自信なさそうだね』『顔色悪いね』『今日も覇気がないね』など。

その代わりに、増えて欲しいところを指摘すると良いです。例えば『自信持ってできそうだね』『今日はなんだか明るいね』などです」

部下への叱り方と共に、関わり方に悩んでいた人は、ぜひヒントにしてみよう。

【参考】

平本あきお・前野 隆司著「アドラー心理学×幸福学でつかむ! 幸せに生きる方法」(ワニブックス)

取材・文/石原亜香利

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