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行ってみたい!世界遺産・元離宮二条城のライトアップを舞台裏で支えるパナソニックの「アフォーダンスライティング」

2021.11.15

京都にある世界遺産・元離宮二条城で2021年12月12日(12月8日を除く)まで開催される、「ワントゥーテン 二条城夜会」。

クリエイティブAIが生み出す、国内最大級・約400㎡のインタラクティブ・ランドアートや、京都の名店の食を楽しめるイベントだ。


イベント開催にあたり、市川海老蔵さん、京都市長もご来城された。左から、歌舞伎俳優 市川海老蔵氏、株式会社ワントゥーテン 代表取締役社長 澤邊芳明氏、京都市長 門川大作氏

今回行われる「ワントゥーテン 二条城夜会」での白眉と呼べるのが、国宝・二の丸御殿の車寄前に映し出される巨大なプロジェクションマッピングだろう。

主催するワントゥーテンの村上さんによると、世界遺産である二条城を隠すのではなく、AIが生み出す、より自然現象に近い不規則性の中で、美しさを表現しているという。

株式会社ワントゥーテン プランニングディレクター 村上琢哉氏

二条城の地下に良い気が流れているという言い伝えを元に、悠々とした龍を光で表現。

(C)1→10,Inc.

また、入口を守る唐獅子、外客を威嚇する遠侍の虎、大広間の鳳凰など、江戸時代から様々な生き物たちに守られてきたという、二条城の言い伝えを次世代のストーリーで表現したプロジェクションマッピングは、実に美しい。

(C)1→10,Inc.

さらに、「ワントゥーテン 二条城夜会」では、京都の食も味わえる。

京都の伝統を守りながら、茶懐石のおもてなしの精神を基本に、四季の移り変わりをじっくりと感じられる懐石料理を提供する「富小路 やま岸」の錦秋弁当など、名店の出品がうれしい。

二条城の夜景とプロジェクションマッピングが楽しめて、京都の食も堪能できる「ワントゥーテン 二条城夜会」。12月12日までに京都へ行く機会があれば、立ち寄ってみてはいかがだろうか。

【参考】ワントゥーテン 二条城夜会

夜会の舞台裏を支える、パナソニックの「アフォーダンスライティング」

そんな「ワントゥーテン 二条城夜会」のライトアップをパナソニックが協力、夜会の舞台裏を支えている。

例えば唐門では、普段の照明に加えてパナソニックの照明を合計10台用意。鮮やかな彫刻欄間への目線の誘導や、立体感を表現している。

また、門の中央にある鬼瓦へは、同社の「ダイナシューター」を使い、ピンポイントで光を当てている。一方、屋根そのものの照明は暗く落として、コントラストを強調。唐門の立体感を高める演出が心憎い。

照明について説明する、パナソニック ライティング事業部 プロフェッショナルライティングビジネスユニット 屋外・調光事業推進部 部長 横井裕氏

そして、パナソニックは同社の最新照明技術である、「アフォーダンスライティング」を、「ワントゥーテン 二条城夜会」の照明設備に導入した。

アフォーダンスライティングと言われてもピンと来ない人のために簡単に説明すると、アフォーダンス(Affordance)とは、「与える」「提供する」といった意味の英語、Affordを元にした造語で、「アフォーダンスライティング」は照明の光に動きや明暗、色などの変化を与える演出を意図する。街のにぎわいや来訪する人がいろいろな施設を訪れやすくする「回遊性」や、滞在時間を長くする「滞留性」を高めるといった効果があるのだ。

そんな、最新の照明技術であるアフォーダンスライティングは、二条城の桃山門から二の丸庭園へと抜ける通路で、「回遊性」を高める照明として活用されている。

上の写真、桃山門の先にやや黄色く光る照明が、回遊性を考慮したアフォーダンスライティングだ。今回の照明は、電球色と呼ばれる3000K(ケルビン)の色温度をベースにしている。やわらかな光が城内の厳かな雰囲気と良くマッチしているのがおわかりいただけるはずだ。

また、アフォーダンスライティングは、回遊性を生むために光が進行方向へと流れるように明滅する。それにより、歩行者に進むべき方向を意識させる。

ここでは、同社の「DMXスポットライト」が活躍。合計30台以上が配置され、大人の腰より低い位置での照明に設定し、「夜会」の雰囲気を邪魔しないように配慮されている。

アフォーダンスライティングの回遊性を利用した通路の先に、二の丸庭園へと通じる小路がある。そこへのアプローチには、アフォーダンスライティングの「誘導」効果が活用された。

試しに光の流れに反する方向へ歩いてみたところ、なぜか落ち着かない気分になる。そこで向きを変えて光の流れに沿ってみると、すんなりと歩くことができ、確かに誘導の効果があると実感できた。

庭園の照明は奥行きを感じさせるやわらかな光に

アフォーダンスライティングに誘導され、二の丸庭園に入ると、端正な日本庭園が目に入ってくる。しかし、必要以上に明るいわけではない。奥に見える滝に目線を集めるべく照明が設置されているので、庭全体の広がりを感じられる印象だ。

今回の二条城の照明は、電球色と呼ばれる3000K(ケルビン)の色温度をベースにしている。やわらかな光が城内の厳かな雰囲気と良くマッチしている。

しかし、3分に1回、真っ赤に染める照明へと切り替わる演出も用意されている。この赤い光を受けると、ここが単なる庭園ではなく「夜会」なのだと意識させられるのだ。

この「夜会」を思わせる光の演出は、これだけではない。記事では先に紹介しているが、実際の「ワントゥーテン 二条城夜会」の順路は、二の丸庭園を抜けた先で初めて、プロジェクションマッピングに遭遇することとなっている。

二条城へと観客が入場すると唐門へと誘導され、そこから二の丸庭園にたどり着くわけだが、その間の照明は、電球色(3000K)を基本とする。しかし、二の丸庭園から、プロジェクションマッピングが行われる二の丸神殿の車寄前に進む段になると、光は青白いものへと徐々に変化していく。

この青白い照明の先に、待望のプロジェクションマッピングがある。そこでの開放感。その手前での閉塞感(不安感)。照明演出による強いコントラストが、「夜会」気分を盛り上げるのだと、理解した。

街でアフォーダンスライティングに出会う機会が増える

ここまで、「ワントゥーテン 二条城夜会」の舞台裏で活躍するパナソニックの照明をご紹介してきた。特に、アフォーダンスライティングは実証実験段階の最先端の照明技術だ。

このアフォーダンスライティング、今後は街の照明などに使われる頻度が高くなるだろう。

あなたの街に〝動く照明〟〝明滅する照明〟が使われていたら、それはパナソニックのアフォーダンスライティングかもしれない。ちょっと、注目していただければ幸いだ。

取材・文/中馬幹弘

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