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LED屋外照明を使って街の賑わいを高めるパナソニックの「アフォーダンスライティング」ビジネス

2021.11.03

昼よりも夜が長い今、あかりと付き合う時間も長くなっている。

闇を照らすのがあかりの役割ではあるけれど、暮らしを豊かにする、そんなあかりもある。

例えば、最近人気のソロキャンプに焚き火は欠かせないだろう。そして、木々や建物を彩る美しいライトアップも魅力的だ。

あかりが人々に与える影響への関心が深まっている昨今、パナソニックが新しい光の創造に取り組んでいることをご存じだろうか。

「アフォーダンスライティング」がそれだ。

では、「アフォーダンスライティング」とは何だろうか? その秘密に迫ってみたい。

点光源のLEDが屋外照明を変える

すっかり生活に溶け込んでいる、LED照明。屋外照明もまた、光源のLED化が顕著だ。

LEDは「長寿命」「小電力」で費用節約に貢献することがよく知られているが、波長をコントロールすることが容易なこともよく知られるところ。明るく見やすい照明や色とりどりの光源を生み出しやすいのだ。

また、LEDは「点光源」であり、様々な配光制御が可能だ。そのため、屋外ライトアップの演出を多彩にしてくれる。

デザイン思考で人の動きを変える「アフォーダンスライティング」

そんなLED屋外照明を使って、街のにぎわいや来訪する人がいろいろな施設を訪れやすくする「回遊性」や、滞在時間を長くする「滞留性」を高めようとするのが、「アフォーダンスライティング」だ。

アフォーダンス(Affordance)とは、「与える」「提供する」といった意味の英語、Affordを元にした造語だ。環境が人や動物に対して意味を与えることで、物が持つ形や色などが、その物自体を説明する。

「アフォーダンスライティング」は照明の光に動きや明暗、色などの変化を与える演出の手法だ。その演出が空間へにぎわいを感じさせたり、人の心理や行動に働きかける。

人が心地よく行動できる……そんな照明をデザイン思考から着想して、光の変化パターンに対して人がどう感じるのか、この検証がパナソニックでくり返されているのだ。

同社デザインセンターの須藤さんによると、明るく照らす光に対して炎のあかりは、「心に働きかける動的な光」であるという。そんな動的なあかりの効果を活用して、人の心を動かし行動を誘うデザインを確認しているそうだ。

パナソニック エレクトリックワークス社 技術本部 デザインセンター ライティングデザイン部 部長 須藤和哉氏

「アフォーダンスライティング」。まずは、「移動する」「留まる」を起点にして必要なあかりを検討している。

>移動する=回遊

コントラストを抑えたスムーズな動きと、人の歩くスピードに合わせた光が、気持ちよく歩けるあかりを演出する。


留まる=滞留

ゆっくりと落ち着いた光の明滅のリズムが滞留を演出する。

「アフォーダンスライティング」は、イベントなどのライトアップ演出とはやや趣を異とする。イベントでの照明は瞬発力のあるもので、「アフォーダンスライティング」は、持続的なあかりだそう。さらに今後は、任意の方向へ人の動きを誘う「誘導」などの新しい演出コンテンツの開発も進めていくという。

今回、報道向けの発表会がパナソニック本社敷地内で行われたが、そこでの照明はスポットライトを用いたものとなっていた。今後は、間接照明やいろいろな照明の手法を試していく。実際は、街とともに作り、アップデートしていく計画だ。

ナイトタイムエコノミーによる、観光のにぎわいなどで「アフォーダンスライティング」が活躍する

パナソニックはアフターコロナでの街のにぎわい再生に貢献するため、「夜の賑わい創出」に「アフォーダンスライティング」を活用したいとしている。

夜間・早朝を利用した新たな時間市場を創出する「ナイトタイムエコノミー」の促進など、「アフォーダンスライティング」への期待は大きい。このあかりが今後、街に魅力ある景観を生み出し、人々に豊かな暮らしを提供してくれることであろう。

パナソニック ライティング事業部 プロフェッショナルライティングビジネスユニット 屋外・調光事業推進部 部長 横井裕氏

取材・文/中馬幹弘

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