小学館IDをお持ちの方はこちらから
ログイン
初めてご利用の方
小学館IDにご登録いただくと限定イベントへの参加や読者プレゼントにお申し込み頂くことができます。また、定期にメールマガジンでお気に入りジャンルの最新情報をお届け致します。
新規登録
人気のタグ
おすすめのサイト
企業ニュース

新型コロナの新規感染者数激減で人々の旅行意欲はどう変化した?

2021.11.02

日本国内におけるコロナ禍は、ワクチンの接種が進んだこともあって新規感染者数が激減し、収束に向かいつつある。そんな中、人々の旅行への意欲はどれくらい高まっているのだろうか?

株式会社リクルートでは「新型コロナウイルス感染症による旅行市場への影響」調査を2020年3月より継続して実施しており、この度、2021年9月時点の最新調査結果を発表した。

新型コロナウイルス感染症の感染拡大から現在(2021年9月)までの旅行意欲の推移

新型コロナウイルス感染症の影響下の旅行意欲について、時期ごとの変化を分析した(図1参照)。「④旅行に行きたいが様子をみている層」「⑤予定をしており、気を付けながら行く層」「⑥予定をしており、気にせず行く層」を合計した「⑦旅行意欲ありの層」(赤い折れ線)は2021年の年初から増加傾向であり、Go Toトラベルキャンペーン実施期間中の2020年10月の値よりも高くなり、2020年3月の調査開始から最大となった。

その内訳としては「④旅行に行きたいが様子をみている層」が最多数を占めている。そのため、旅行意欲は高いものの新型コロナウイルス感染症の状況に応じて、実際の行動を制限している状況であると考えられる。旅行実施予定者についても「⑤予定をしており、気を付けながら行く層」は増加したものの、「⑥予定をしており、気にせず行く層」はほとんど増加しておらず、ワクチン接種が広まりつつある中でも、引き続き気を付けて行動する旅行意向者がほとんどである。

2021年9月末時点での旅行予定者の属性分析

今後の旅行計画を、コロナ禍前の旅行頻度別に分析すると、コロナ禍前に旅行頻度が高かった人ほど現在「予定あり」の割合が高い。コロナ禍前に年3回以上旅行していた人のうち、49.4%が旅行を予定している(図2参照)。

男女別に分析をすると、全体傾向として男性は「予定あり」の割合が女性より高く、女性は「予定はないが、事態が落ち着いたら行きたい」と回答した傾向が強い。現在は男性の動きが大きいものの、感染状況が落ち着くことで女性がより多く動き出すものと考えられる。年代別にみると、30代以下と、60代・70代が他の年代よりも、「予定あり」の割合が高い傾にある(図3参照)。

2021年9月末時点での旅行予定者の属性分析

今後の旅行計画を、新型コロナウイルス感染症のワクチン接種状況や接種意向をもとに分析した。ワクチン接種者でかつ「旅行に行きたいが様子をみている層」(39.3%)が最多となり、また同じくワクチン接種者でかつ「予定をしており、気にせず行く層」(1.6%)「予定をしており、気を付けながら行く層」(10.7%)を合わせると51.6%となり、ワクチン接種者で旅行意欲が高い人(表1にて赤枠で囲った部分)が全体の過半数を占めた。

ワクチン接種希望者はワクチンを接種した後も、旅行の検討や実施に際しては慎重な行動を心掛けていることが示唆されるため、個々人のワクチン接種は旅行の実施に直結するわけではなく、実際の感染者数などの状況に応じて、旅行の内容や実施時期を考慮していると考えられる。

『じゃらんリサーチセンター』による解説

『じゃらんリサーチセンター』研究スタッフ 五十嵐大悟氏

■長期化するコロナ禍においても、旅行意欲そのものは増加傾向観光の再開の動きは、まずは旅行好きな人から

旅行意欲そのものは、2021年の年初から増加傾向であり2020年3月の調査開始から最大となりました。今後、感染の状況が落ち着き、Go Toトラベルキャンペーンの再開などにより、この旅行意欲が実際の旅行行動として現れる可能性があります。その際、旅行意向者は、感染状況に応じて旅行の実施時期や方法について慎重な行動を選択し、安全な旅行を実施しようと模索し続ける状態が続くと考えられます。

2021年9月末時点では、コロナ禍前に頻繁に旅行に行っていた人ほど今後の旅行について「予定あり」の割合が多いことから、旅行好きな人の需要の獲得が重要となっていることがうかがえます。全体的に30代以下および60・70代は比較的旅行に積極的であるものの、30代~40代の女性は、同年代の男性と比較して様子見の傾向がみられました。

調査全体からは、年内は近隣県への旅行や、過去に行ったことのある地域への旅行を希望する声もみられました。したがって、回復期の初期においては、旅行慣れした人のリピート需要の獲得がポイントになる可能性があります。

■ワクチン接種が拡大した後も、新しい生活様式に応じたおもてなしは引き続き重要な観点に

旅行意欲とワクチンの接種状況を掛け合わせて分析すると、ワクチン接種者でかつ「旅行に行きたいが様子をみている層」の割合が前回調査(2021年7月)から24.4pt増加し、39.3%を占めて最上位となりました。

この数ヶ月でワクチン接種者が急増しましたが、旅行意向者全体としては感染状況に応じた旅行を、心掛けていることが分かりました。ワクチン接種がより広がった後も安心・安全はこれまで通り求められており、受け入れ側の地域・事業者の皆さまにおかれましては、新しい生活様式に対応したおもてなしを実施することが、これからも重要な観点となるでしょう。

出典元:株式会社リクルート
https://www.recruit.co.jp/

構成/こじへい


@DIME公式通販人気ランキング


興味のあるジャンルを登録して@DIMEをもっと便利に!Amazonギフト券が当たるキャンペーン実施中

@DIMEのSNSアカウントをフォローしよう!

DIME最新号

最新号
2022年9月15日(木) 発売

DIME最新号の特別付録は「ドラえもん DRY BAG」! 特集は「攻める節約、守る投資」「eスポーツ観戦ガイド」!

人気のタグ

おすすめのサイト

ページトップへ

ABJマークは、この電子書店・電子書籍配信サービスが、著作権者からコンテンツ使用許諾を得た正規版配信サービスであることを示す登録商標(登録番号 10401024号)です。詳しくは[ABJマーク]または[電子出版制作・流通協議会]で検索してください。